珍味あります!やまねこ軒

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2005年02月13日
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内藤みかさん の
『別れても、バカな人』(文庫版)


が出たのが2月10日。

『婦人公論』 2月22日号の特集は、「たかが結婚、されど結婚」。

『AERA』'05.2.14 の目次も「事実婚」だとか
「男の取捨選択」なる文字が躍っています。

さらに、最近、友人に薦められて読んだ本が
『スピリチュアル・ディヴォース』。


なんと、妹も、「結婚してなくても、離婚してなくても読む価値のある本だ」と友人に薦められたと私に教えてくれました。

そして、同じ著者デビー・フォードつながりで読んだのが
『人生の意味を知るスピリチュアル・セルフ』。




そして、そして、 高畠さん 次回ブレ直 スピーカー丸尾さんが話すテーマも失敗に焦点をあてた内容。

光の方ではなく、影の方に焦点を当てたイメージ。

それは、デビー・フォードの書いていることとなんとなく
つながる気がします。

あまりに同じメッセージが押し寄せてきます。

これはもうこのテーマで今思うことをまとめておくしかないだろうと思います。

***

「100%のリアルも100%のフィクションもない」。

これは、何かのれびうを書いたときに実感したこと。

そして、今思うことを表すのにも、
あまりにもぴったりした言葉だと思う。


意識していることなのではないかと思います。

100%のリアルはない。

同じ時間や場を共有しても、人によって捉え方がちがい、
それが文章になるとさらにちがっていきます。

同じセミナーに参加した人の日記がみんなちがって、

ということは、毎度実感していることです。

結婚生活/家庭生活という場で、
登場人物が家族というひじょうに近い距離の
少人数の人たちでも、立場によって、その生活が
まったくちがうものに見えていたりするのですね。

それをこれでもかというほど思い知らされるのが
「離婚」という局面なのではないかと思います。

夫の言い分と妻の言い分は食い違い、
子どもがいればまた子どもの見方もあるでしょう。

日頃の生活で、向かい合うこと、ぶつかり合うことを
避けていた場合は、はじめてお互いの言い分、
視点を意識することになったりして・・・・。

どちらかが全面的に悪いということもないし、
どちらかが全面的に被害者ということもない。

でも、それを冷静にそのように思えるようになるまでには
時間がかかります・・・よね。

100%のフィクションはない。

文章を書くと、どこかに自分が入ります。

小説でも、論文でも、れびうでも・・・。

これらの本のれびうを書こうとしている私は、
先日離婚したばかりという事実を纏っています。

***

『別れても、バカな人』を語ろうとすると、
姉妹本にあたるといえる 『奥さまは官能小説家』 を外すわけにはいきません。

ほぼ同時期に書かれたと思われるこの2冊。

同じ人のほぼ同じ時期のことを書いているのだけれど、
視点が実は反対の方向なのがおもしろい。

『奥さまは・・・』は、主婦の生活の身近にある出来事、
経験談の中にドラマを見出し、そういった視点で見ると
妊娠、出産、育児に加え、「官能小説家」という
仕事を持っている著者は、自分もなかなかドラマチックな
人生を歩んできたのではないか!?と思うところから、
はじまっているエッセイである。

「普遍性」の中に、「個別性」を見出す視点だと思う。

一方、『別れても・・・』は、逆に、「こんなおバカな
離婚をしでかしたのは私だけかと思っていたのだが、
どうも近頃はそうでもないようだから」というところから
はじまっている。

「個別性」の中に、「普遍性」を見出しているのだ。

誰とも違う自分のストーリーがあるようで、
実は誰かのストーリーとそっくりだったり、
こんなのは当然の平凡なことと思っていたら、
とってもおもしろいことだったり・・・。

自分とはちがうはずのストーリー、
それでいて、自分と妙に似ているストーリーを読んでいると、
なんで自分はこうなってしまったのだろうかを
考えないわけにはいかなくなります。

じゃあ、自分のストーリーを書けるのかといわれると
そんなことはなく、まだ、自分の感情の中に
どっぷり漬かっているような、書くと自家中毒で
死にそうなものしか出ません(笑)。

内藤みかさんは、婦人公論2月22日号の
「対談●女の決断、男の焦り~離婚の傷はいつ癒えるのか」の
中で『別れても、バカな人』を書くまでに、題材となった
最初の離婚から3年かかったと語っています。(p.37)

それは自分の視点だけではなく、周りの人の視点も
推し量りながら書いているからで、しかも、時に
自分を内側からではなく、少し遠くから、作品の中の
人物を見るかのように書いているからだと思う。

悲喜こもごもを「愛をもって」(ここがポイント☆)
清濁併せ呑んでからでないと書けないのだろう。

失敗はできたらしたくない、
もう穴があったら入りたい、
全部リセットしたい、
な~んてことが生きていればたくさんあるけれど、

そういうことを恥じて、隠そうとするのではなく、
明るく笑い飛ばしてしまえばいいのかなという
気持ちになる。

そういうところから、自分の失敗ストーリーの
意味をつかむヒントが隠されているような気がする。

やまねこにとっての「なんでこ~なってしまったんだろう」の
多面的な答えはまだ出てこないけれど、

自分の経験のすべてを引き受け、
自分を大切に、明るく前向きに生きていきたいと思うのだ。

そして、彼にもそうしてほしいと願う。






書誌データ:内藤みか.別れても、バカな人.東京,幻冬舎,2005.2,262p.(571円+税)

***

鹿化川ゆうさん とは、よく同じタイミングで、近いテーマの本を
読んでいることがあります。

今回 もスピリチュアルつながりのようです☆

私は、最近の一連の読書から

「人は経験するために生まれてきた」

と思うようになりました。

ゆうさんは、江原啓之さんの本から

「人は感動するために生まれてきた」

ということばを見つけました。

ふくぞうさん は、斎藤一人さんが講演会で

「人は幸せになるために生まれてきたんだよ」

とおしゃっていたというコメントをゆうさんの日記につけていました。

どの言葉も生きていることを肯定する気持ちになれる
よい言葉だと思います♪








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最終更新日  2005年02月13日 18時40分47秒 コメント(4) | コメントを書く
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