まほろば探検記

まほろば探検記

2008年04月20日
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カテゴリ: ふしぎな話
そろそろ桜も本番を迎えた地元。
昨日は風が強く、ローカル列車が何本か運休になるくらいだったため、とても「お花見」って
感じじゃなかったんですが、今日は朝から天気も良く、風も穏やかで、絶好の花見日和。

7年ほど前、実家の庭に植えられた枝垂れ桜も、チラホラ花をつけ始めました。
ソメイヨシノより開花の遅い枝垂れ桜ですが、今年はその下にそらちゃんが眠っているせいか、
ちょっとがんばって早起きして咲いた! って感じです。

地元の百人一首で有名な歌人と言えば小野小町ですが、歳を重ねるごとに彼女の句
「花のいろは うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」
この和歌に託された想い(?)が胸に迫ってくる気がします。

いやまあ、本当に時間は容赦なく過ぎていくし、ちっとも待ってはくれないんですよね。

今度行こう、明日見に行こうとか先伸べしてると、気づけばもう葉桜、とか。
人と同じで、毎年咲くけど毎年違う、 自然界との一期一会

個人的に桜の開花って、 桜の精霊が一斉に大合唱 しているような気分になります。
人間界では年末に第九を歌いますが、それが桜の精霊には今頃の時期、みたいなヾ(o゚ω゚o)ノ゙
花弁の一つ一つから、人間には聴くことのできない周波数で歓喜のメロディが零れてくる、
そんなイメージ。
イメージの元ネタは学生の頃ハマった漫画
「ぼくの地球を守って」 の作中で、動植物と心を通わせることができるヒロインの女の子が、
修学旅行先の京都で前世の記憶を取り戻した時に、季節外れにも関わらず周囲の桜が

乙女チックですか、そうですか(´・ω・`)
いや、 少女の心を忘れない もんで ・・・ゴホゴホ

ぼくの地球を守って 第6話 転生、そして……(B-ch)

でも、 フィンドホーン の例にもあるように、植物の精霊(ディーバ)と心を通わすことで、

そんなスピリチュアルな事には関心が無い!って農家でも、最近は植物の成長にいいらしいと
ハウス内にクラシック音楽を流したり、お乳の出が良くなるからと牛舎にモーツァルト流したり
しているらしいですから、単なるファンタジー以上の何かがそこにあるのだと思います。

人間の音楽は植物に影響を与える
てことは、その逆もあって然り、と考えるわけです(個人的に(。-`ω´-)ンー  
植物の歌も人間に影響を与える 、と。


いかんせん、人間の耳が聴き取れる周波数の音域は わんちゃん にも劣るわけで、
実際にその歌を聞くことはできないし、そもそもそんな歌(音)が出ているかなんて
科学的にありえるかどうかもわかりませんが、ただ満開の桜の花の下を歩き、眺めているだけで
呑んでなくても 心地よい酩酊状態 になるのは、 桜たちの歌があんまり素晴らしいから
なんて考えた方が、しっくりするんですよね。

あ、ちなみに私は高校まで、小町の和歌の最後の句をこんな風に間違って覚えてました。
「眺めせしまに」→「眺め狭しに」
・・・狭くしてどうするよ(´゚д゚`)

「やっぱ、日本人は桜でしょうっ!」と自信を持って断言できる方は、ぽちっと1つ→ ranking









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最終更新日  2008年04月20日 17時37分57秒
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