2009.03.24
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カテゴリ: 生き方
元曹洞宗教化研修所講師や、 大正大学、武蔵野女子大学の非常勤講師を務めていらっしゃる中野東禅氏は、「デス・エデュケーション(死の準備教育)」という講義をされているそうです。学生に、「自分が死ぬということ」をテーマに作文を書かせるのだそうです。

もともと精神状態がおかしい(?)愚生ですが、先日、さらにおかしな精神状態になってしまい、「ガンを宣告されたら耐えられるのだろうか?」とか「病気に苦しむよりも、死んでしまったほうが楽ではないか?」などと考え恐怖に怯える、という不思議な体験をしました。

中野氏によると、「死」を身近に体験したことのない学生は、人間はいつ死ぬかわからないという前提で、自分のやりたいことをこれでもかというくらいに書き連ねるそうです。一方、家族との死別体験や親友の死、自分の死に準ずる体験など直接的な体験をした学生は、「家族を大切にしたい」「恋人を大切にしたい」「友達を大切にしたい」と、自分のことではなく、自分を支えてくれる周りの人のことを書くそうです。

死んでしまうと自分自身は「無」になってしまうのですから、「死」を感じるのは周りの人たちですよね。ここ数日、「縁」ということをいろいろ考えていますが、それは、自分の葬式に集まってくれる人たちということにもなるかもしれません。多くの人が集まる葬儀に参列すると、その人の人生というのが少しだけだけど分かるような気がします。もちろん、参列者の少ない人の人生がつまらない人生だったと言うことではありませんよ。自分の葬式には多くの人に来てもらいたいというのが正直な気持ちですし、そういう生き方をしなければならないと思うのです。葬式に来た人達が、「あいつは変な奴だった」「馬鹿な奴だった」などと語り合ってくれれば、嬉しいじゃないですか。

「自分が死ぬこと」を想像することで、周りの人との「縁」をより強く感じます。この「縁」は、本当に大切にしたいと、最近つくづく感じます。


  【自己チェック】
  1、 起床時間・ 4時45分
  2、 ひとこと朝宣言・ いいと思ったら、理屈をいう前にまず行動。
  3、 昨日の運動・ 朝ウォーキング30分
  4、 現在の体重・ 65kg
  5、 注目の新聞記事・ 「ミサイル迎撃不可能」と政府筋 MDの実効性否定
  6、 昨日の反省・ 今日つつがなく終えたことを喜ぶ。





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Last updated  2009.03.24 06:54:25
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