2014.03.10
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カテゴリ: 読書


どんな仕事をしているのだとうかとか、複数の人たちだとどんな関係なんだろうかとか、いろいろ推理して楽しんでいます。


先日泊まったホテルでは、朝食の会場で盛り上がっているおばちゃん3人組がいらっしゃいました。

言葉から鹿児島の方だとすぐわかりました。食事を終えた後のおしゃべりが賑やかです。笑い声が響きます。

3人組ですが、観察しているとしゃべっているのは一人のおばちゃんだけだと気づきました。

一人が機関銃のごとくしゃべっていて、あとの二人は相槌を打ちながら笑っているんですね。いつもそんな感じなんでしょうね。



人間観察(マンウォッチング)していて、よくわからないのが自分と同じ年代のおじさんです。

自分と同じくらいのおじさんを探してみるのですが、なかなか見つかりません。

目につくのは、自分より若い人か年上だと思われる人ばかりなんです。


で、考えたんですが、もしかしたら同じ年代の人なのに自分より年上に感じてしまっているのではないのか?

ということは、傍から見たら、自分が思っている以上に、自分は年配のおじさんに見えているのではないか?

都会に行くと若い人が多いので、自分も彼らと同じような感覚でいるのですが、もしかしたら大いなる勘違いではないのか?




これはヤバい! ・・・と思ったので、自分のことを客観的に見なければならないと思い、この本を買ってみました。



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先日ラジオで紹介されていたのですが、著者のなかむらるみさんによると、

若い人は若者としてある程度ひとくくりにできる。おじいさんもひとくくりにできる。

でも、おじさんは多様で、ひとくくりにすることはできない。そこが、おじさんの面白いところだというのです。


読んでみるとすごく面白いです。「いるいる!」って感じです。すごい観察力だと感心してしまいます。面白すぎます。

この本で紹介されているおじさんは、どれも「愛すべきおじさん」です。著者の愛情を感じてしまいます。

自分がおじさんであることを忘れて、笑ってしまいます。


この本の帯には、「すべての若者に捧ぐ。おじさんになる前に、おじさんを知るべきだ。」と書いてあります。

若者はそうでしょうけど、すでにおじさんになってしまっている人も、おじさんをしっかり認識することが大切だと感じます。



ひとしきり笑った後、自分はどのようにみられているのだろうかと考えながら、再度読んでみました。

もっとおじさんであることを自覚し、「おじさん力」を発揮しなければ、という気になってしまいました。






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Last updated  2014.03.11 06:38:24
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