やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2006/10/31
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カテゴリ: 登山
鉱山道のヤブこぎは、県内山好きの方々の注目を集めたようで、掲載日のアクセス数はやまぶろぐ開設以来最高であった。これを機に地元の山の魅力が再認識されたら嬉しく思う。

高岡南高校から端を発した未履修問題。世界史を学ばないで国際社会に羽ばたこうというのか。かくいうやまやろうは、歴史が嫌いであった。完全なる暗記教科という認識で、「何年に何があった」という事柄が際限なく並んでいるだけで、面白みを全く感じなかったのだ。特に世界史なんてカタカナだらけでイメージがつかめず暗記がしにくかった。

大人になってからも歴史を勉強することはなかったのであるが、山に登ると麓には集落があったりして、山(とその周辺)との関わりを説明した碑なんかがよく建っているわけである。寺社仏閣ならなおさら。昔に思いをはせる気持ちが芽生えてきたきっかけである。

富山県は面白い地名が多いこともひとつ。図書館で魚津史関係の資料を当たってみたり、富山県の山の本を紐解いてみたり。そうして平家落人伝説や信州人との交流、他県の地名や古語との関連性などが見えてくるのである。

歴史を学ぶことは、考え方の異なる人(過去の人、外国の人)の考えを理解することだと思う。みんながみんな画一的思想で、異なる考えに理解がなかったら、その国(集団)は孤立するだろう。

で、鉱山道。豪雪地帯に鉱山を作ろうという常識的には理解できない考えなわけである。歴史を知ることで、そこには戦争という狂気がからんでいることが浮かび上がってくる。戦争にモリブデンがなぜ必要なのか?、剱岳の鉱山、餓鬼山の鉱山との関係は?使役の人間はどこから?と興味は尽きない。


モリブデン鉱石
道ばたに転がっていたこれに腰掛けて昼食をとった。モリブデン含有量は低かったみたいだ。





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Last updated  2006/10/31 10:52:55 PM


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