やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2008/01/27
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カテゴリ: 山スキー
G会新年コンパ、酔醒山行は、魚津の大杉山(734m)。メンバーは、S竹会長、やまやろう、そしてk美さんである。人数少ないが面白い組み合わせ。

9:00 大菅沼の集落に、車を停めさせてもらい、田圃脇の道をスキーで歩き出す。積雪は15センチ。今回地図が無く、 2年前に登った ルートに出ようと考えていた。しかし林道が下っていくので、引き返す。20分のロス。素直に上り坂の林道に軌道修正。こちらで正解。楽に高度を上げることができる。

10:00 林道が沢を横切るところで休憩。風なく日が出て気持ちのよいスキー日和。会長は本日下ろした新テレ板。k美さんはクロカンスキーに半シール。やまやろうは短テレ板で先頭チビラッセル。ショートカットしないで、林道を忠実にたどる。

10:24 島尻水源感謝の碑。ここで林道を捨て、植林スギの中の作業道に入る。高度が徐々に上がる。地図がないので、どこに出るのか見当がつかない。後で確認したところ、作業道は地形図には載っていないようだ。

魚津市街地の眺め
11:05 魚津市街の展望が利いてきて、右カーブを曲がったら、ぶどう原の中にいた。こんなところまで道がついているとは知らなかった。2年前適当な尾根から取り付いたのと比べて、とても楽だ。ぶどう原のスギは、とうに人間の背丈を越えてしまい、また雪が少ないので埋まることなく林立している。これではスキーはできない。

古いワカントレースが出てきた。それには従わず、我々は道をたどる。山頂の位置はだいたい把握していたので、そこが見えたらスギ林に入りジグザグを切る。山頂までは急斜面だ。k美さんのクロカンでは登高がきつくなってきた。なるべく緩やかに登るようなトレースをつけていく。

林道終点(大杉山直下)
12:10 登り切ると、林道の終点である。これは地形図にも載っている、坪野から伸びている林道である。山頂はすぐ上だが、見晴らしが良いのでここで昼食とする。やまやろうは夜、朝とたっぷり食べてきたので、何も要らない。休憩が済んだらワカンに履き替えて、ほんのひと登りで山頂である。

大杉山より僧ヶ岳
12:50 大杉山山頂。僧ヶ岳が大きい。別又谷を正面にとらえる構図は珍しい。雲によって山頂は見え隠れしている。隣の毛勝山は西北尾根が見えるだけで、山頂はついに姿を見せることはなかった。3人ともここまでの景色を拝めるとは思っていなかった。とても良いところだ。

登頂記念撮影


13:37 シールを剥がしてスキーで下山開始。木立の中をすり抜ける。午後になってもパウダーが残っていて滑るのが楽しい。急斜面はすぐに尽きて、登りのトレースに合流する。あとはすいすいーと道なりに滑降していく。ぶどう原までは10分で下った。

13:55 感謝の碑。スギが多くても雪が少なくても、林道をショートカットして滑ることができた。3人、大満足の顔である。クロカンのように歩きながら帰路を急ぐ。

14:11 大菅沼集落。3時間で登ったところを30分で下ってきた。スキーとは何て便利な道具なのだろう。里山はただ滑るだけでも面白い。ゲレンデスキーだとこうはいかない。魅力的な魚津の低山が、まだまだありそうだ。





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Last updated  2008/01/27 10:27:16 PM


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