やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2012/08/18
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テーマ: 沢登り(77)
カテゴリ: 沢登り
遡行中の写真を22時までにまとめることができませんでした。すいません山ちゃん…。

我がG会は、夏合宿として、黒部川水系祖母谷の支流である西ノ谷を遡行した。結果として清水岳稜線まで完登することができた。やまやろうはその結果に満足している。

この谷に関する情報はほとんどない。ネットでは このサイト しかないと思う。ために不安なところはあったが、西ノ谷に入ってしまえばひたすら歩くだけの渓相となった。上部は雪渓ありクマありガレ場ありの予想外の沢であった。難しくはないが(登攀レベルは低い)、簡単ではない(ルートファインディング必要)。

120818.jpg
しかしながら、天気はもってくれて雨に濡れることは全くなかった。これは有り難いことで、ルートを確認しつつ快適な遡行を楽しむことができた。稜線直下はお花畑、四囲を見渡せば盛夏の山並みや斜面が眩しい。ゴールは本当に素敵な場所であった。ほぼ予定通りの場所に出ることができた。やまやろうはGPSを持っていないが、地形図と磁石を駆使すればそれくらいできることは過去の遡行(特に毛勝山小沢水系)から自信を持っている。

下りは清水尾根から祖母谷温泉まで。むやみかすに長い。途中、不帰岳避難小屋で泊まったが、小屋上部下部共に、予想していた行動時間にほぼ近かった。

遡行技術としては大した経験値は稼いだとは思わない。歩くだけの西ノ谷だから。それよりも持参した道具の影響が大きいと感じた遡行であった。

道具を厳選して一人当たり14kg前後とした。軽量化は再重要事項である。5名でツェルト2張りとしたからテントよりかなり軽量化できた。他は余り軽くすることができない。手をかけるとしたら個人の行動食とか持つ水の量とかになる。やまやろうは柿ピーとベビースタースナックと魚肉ソーセージで過ごした。長くやっていると自分の食べる量も分かるので無駄に持参することはなくなる。他人と分け合うものもないので、コミュニケーション不足になるのが最大の欠点だろう。でも、人にあげるための食料を自分で担ぐ必要はあるのか?

虫避けネットを頭にかぶったことで、初日の沢泊でオロロにやられることはなかった。元々少なかったこともあるが、1箇所でも刺されなかったことは快適生活には重要なことだ。沢泊まりではもはや手放せないマストアイテムのひとつ。



考慮して二日目の小屋泊まりの時には服上下に加え靴下も換えた。ほぼ快適ではあるのだが、パンツはいかんせん湿っている。化繊のトランクスであるが乾くのは遅いのだ。次に買うのはファイントラックのアンダーウェアである。

パンツは置いておいて、乾いた着替えでトロッコに乗れば、見た目は街から来た人とほとんど変わらない(臭いは?)。座席は空いていたから臭気で他人に迷惑をかける機会は少なかったと思うが。自分自身もサラサラ快適であった。

3日間で460枚余りを撮影した。うーむフィルムカメラではあり得ない枚数だ(一日フィルム一本としていたからフィルムなら最高108枚程度)。枚数を気にせず撮影できるのはデジカメの有り難さである。同じ場所で露出補正して3枚撮影とかあるので、構図としては重複するものはある。この中から厳選してブログにアップするだけでも大変だな。

しかしながら、G12の起動時間の長さは勘弁してくれ。特に今回は沢遡行ということで人は動き続ける。構図と人の位置がばっちりなのは一瞬なのだが、それを逃すことが多々あった。0.1秒で撮影可能になってくれー。あと防滴防塵。そうしたら一眼を超える最強のカメラになる。





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Last updated  2012/08/18 11:12:31 PM


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