やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2021/10/14
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カテゴリ: 沢登り


暖をとるために焚火を熾した。

火床が安定していたから、湯を
沸かすのにも使われた。なので
EPIボンベの節約にもなったな。

薪の組み上げは、なぜかやまやろう
が担当。​ 焚火の専門書を読了して
いる
​からなw

その知識を実践してみる。​ 昨年の
釜谷遡行でも書いている

改めて紹介してみよう。



ラーシュ・ミッティング、朝田千惠=訳
「薪を焚く」
上からの火付け(上面着火)

(1)谷底を作る:
薪を一段か二段ぴったりとくっつけて
置き、底になる部分を作る。

(2)谷間を作る:
谷底に中割りサイズの薪を二本置く。
新聞紙を火付け材に使う場合、この薪は
10~15センチ隙間を空けるが、着火剤や
火が長持ちする火付け用マッチを使うなら、
そこまで空ける必要はない。

新聞紙を丸めたものや木屑、着火剤、
火付け用マッチ、あるいは樺皮などの
火付け材を谷間に入れる。

(4)橋を架ける:
指の太さの焚き付け用の細い木の棒
(野外なら細い枝)で谷に橋を架ける。
通常三、四本あれば足りる。木の棒同士が
隙間を作らないよう、寄せて平行に置く。

(5)橋の上に「ばあさん」を置く:
橋と交差するように細めの薪を一本置く
-大きすぎる薪はだめだ。この薪が
「ばあさん」で、橋は「ばあさん」の重み
でその位置が保たれる。

(6)橋に火を付けて燃やす:
火付け材に点火すると、やがて橋(焚き付け
用の木の棒)に火が付く。木の棒がぴったり
寄せて置かれていることで、橋全体に火が
速く回り、しっかりとした炎が上がる。
橋は宙に浮いているので下から空気が
たっぷり入り、着火剤もひとつで足りる。


(3)の、初期段階の焚き付けが、どれだけ
乾燥しているかが重要だ。ここが濡れていて
は炎は広がらないのだよ。

まあここは、着火剤とかメタとかほぐした
麻紐とかでも代用は可能だ。

(4)の、細い木の棒は、量が必要だ。ここを
どれだけ確保できるかで、焚火が続くか
どうかが決まる(心配性です)。

太い薪が乾燥するまでは、このサイズの薪で
炎を繋ぐことになるのだ。ここが乾いている
方が焚火薪としては安心できる。

太い薪については、炎が安定した時に周囲に
置いて乾燥しておけばOK。

薪集めは、後からやるのは大変手間なので、
明るいうちに、酒を飲まないうちに、可能な
限りかき集めておくことを勧める。





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Last updated  2021/10/14 09:54:04 PM


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