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『ツリーハウス』 角田光代を読みました。親子三代にわたる物語です。祖母ヤエ、祖父泰造が何かあるかもと若い頃に満州へ向かった所から家族の話がスタートします。二人は戦争の中、命からがら逃げるように日本に帰ってきて、中華料理屋さんを始めます。その後二人に、子どもができて慎之輔が話の主になりつつ、兄弟の話があり慎之輔からみた両親の姿があったりと続いていきます。そして、慎之輔も結婚をして子どもができ、3代目として良嗣が話を引き継いでいきます。ストーリーは三代続く話が、かわるがわる出てくるのですが、どの時代の話だろうとは思わずに読みやすいです。この本の中でヤエと泰造が、満州でお世話になったかもしれない人を無条件で受け入れるところや、家族に対しての接し方など、ヤエと泰造以外の本の人物が思うのと同じようにどうしてこんな風なのかなと思いながら読んでいました。答えは最後まで明確には分からなかったのですが本の中でヤエと泰造が言っている言葉が心に残りました。ヤエがいった言葉「後悔はしないけど、悪かったと思うことはある」「あの人も私もね、逃げて逃げて生き延びたろう。逃げるってことしか、時代に抗う方法を知らなかったんだよ。もちろんそんな頭はない。何か考えがあってのころじゃない、ただ馬鹿だから逃げたってだけだ。だけどさ、そんなだったから、子どもたちに、あんたの親たちにね、逃げること意外教えられなかった。あの子たちは、逃げてばっかり。私たちは、抗うために逃げた。生きるために逃げたんだ。でも今はそんな時代じゃない。逃げるってのは、オイソレと受け入れられることになった。それしかできないような大人になっちまった。だからあんたたちも、逃げるしかできない。それは申し訳ないと思うよ。それしか教えられること、なかったんだからね。」泰造が言った言葉「そこにいるのがしんどいと思ったら逃げろ。逃げるのは悪いことじゃない。逃げたことを自分がわかっていれば、そう悪いことじゃない。戦うばっかりがえらいんじゃない」わかりやすい答えや、正解のあるような本ではないところが心に残るとても読み応えのある本です。最後まで読んでくださりありがとうございます。★ランキングに参加しています♪
2011年05月11日
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『ステキな金縛り』を見てきました。三谷作品のファンなので、期待度をかなり上げて見に行ってしまいました。結果面白かったけれども、期待値が高かっただけに前回の「ザ・マジックアワー」のほうが笑えたかなあと思いました。前回は、おもしろかったねえ~と言い合いながら帰ったのですが、今回は、ちょっと最後のホロっとさせようというシーンが長すぎて、三谷作品に泣かせよう的なシーンはあまりいらないなあと思ってしまいました。後、監督の趣味の映画のシーンが多すぎ!です。アレは、完全な自己満足のような。とはいえ、全体的には面白いんです。ただ期待値が高かったということで…。深津絵里さんは大好きな女優さんで、西田敏行さんのお芝居も大好きです。エミちゃんと六兵衛さんのやりとりは面白かったです。ファミレスのシーンなんておかしかった。それに、タクシー運転手の生瀬さんとのやりとりも面白かった。面白いシーンは、他にもあってこういう面白いシーンがもっと多いとよかったなあと思いました。最後の草なぎ君との感動シーンは長すぎでした。エンディングの歌は、深津さんと西田さんのデュエットで、お話の続きは写真で最後までたっぷり楽しませてくれました。また、次回作も楽しみにしています。今度は泣くのポイント低めで笑いの多い映画を期待します。最後まで読んでくださりありがとうございます。★ランキングに参加しています♪
2011年10月30日
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