不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2002/11/12
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テーマ: 京都。(6234)
カテゴリ: カテゴリ未分類
八坂の塔(やさかのとう)

 霊山歴史館からくだってくると高台寺横を通りながら、時間がなかったので最初の予定通りに『八坂の塔』へ行きました。

 京都東山の辺りではシンボル的存在になっています。しかし、回りには家が所狭しと有り埋まっている感じがします。

 清水寺から行くと三年坂を下っていくと二年坂の曲がり角があります。その曲がり角を曲がらずに進むと『八坂の塔』が目の前に見えてきます。二年坂を通っていると左手に『八坂の塔』が見えています。

 初めは『八坂の塔』をどの様に思ったかは覚えていませんが、なんとなく見に行って、坂を下った所から写真を撮っていました。(本とかで良く撮っている場所)その場所以外はあまり全体が見えないですね。

 一度目に行った時は、中にはいれるのを知らずに帰ってしまいました。


 二度目は、入れるのを知っていたので入り口を探しました。前来た時のすぐそばでした。
 拝観料を払い敷地に入ると、小さめの犬がしっぽを振って呼んでいます。ちょっと可愛かったので印象にのこっています。(今はいないみたいです)

 ようやく念願の『八坂の塔』の中に入れます。

 ふ、雰囲気がだいなしだ。
 本当に薄暗い。

 二階?に上がれるはずなので、階段を探しました。
 建てた後に作ったかのような急な木造の階段でした。
 そこを登ると、人が来たことに気づいたのか高校生達は急に黙りました。
 二階?にあがったから何があるわけでもないですが、内部は思った以上に大きな柱や梁でいっぱいでした。二階の窓からは前に写真を撮っていた辺りが見えます。あそこから写真を撮っていたんだなと思ったぐらいですかね。
 口のいい人なら京都の町並みに風情を感じるとか言いそうですが、小さなビルに埋もれている景色が見えているだけですね。昔の平屋ならもっと見通しも良いのかもしれません。
 まあ、見える方は下り坂になっているので見通しは良い方だとは思います。

 個人的には満足しています。

 塔から出ると、先ほど騒いでいた高校生達は犬とはしゃいでいました。
 何をしにきたのかわかりませんね。まあ、自分も人のことは言えませんが・・。




 「八坂の塔」(重要文化財) 

 正式には「霊応山法観寺」といい、臨済宗の建仁寺派に属する。聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げにより589年に五重塔を建ててたと伝えられている。

948年に塔が西に傾いたため雲居寺僧・浄蔵貴所が修復。1179年には清水寺の衆徒と祇園神人の争いにより類焼したが、1191年源頼朝により再建される。その後、寺としては衰えていくが、1240年建仁寺の八世、済翁証救が入寺し禅刹に改める。
1291年落雷で焼失したが、1309年後宇田院の援助により北条貞時・山内円成尼が復興した。
1342年高山栄元により修理が行われ、夢窓国師を大導師に迎え盛大な供養が行われた。

1440年室町幕府6代将軍の足利義教により再建され現在に至る。

 「中心礎石」創建当初のもの。白鳳様式による三段式の心礎で日本での舎利信仰の原点とされる。全国でも二つしかないという古い石蓋。

 「太子堂・薬師堂・茶室」江戸初期に門前の住人により寄進され再建された。「太子堂」には聖徳太子3才像と16才像を安置。「薬師堂」には本尊薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将と夢見地蔵尊を安置。2帖ほどの「茶室」は塔の風鐸の音が聴けるため別名「聴鐸庵」、また上の窓から塔の九輪が見られることから「仰輪所」とも呼ばれる。

            (「八坂の塔」パンフレット参考)


◇聞いた話とかHP上で見た話なんですけど、雨降りの湿気の多い時や受付の人がいない時がたまに公開していない時があるそうです。
 なかなか2階に上がれる所が少ないので、一様お奨めですよ(笑)。





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Last updated  2002/11/13 09:31:18 AM
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