不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2008/06/04
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で昼間放送していたのを録画して見ました。
『続 青い山脈』は、1949年の白黒日本作品です。
もちろん『青い山脈』の続編です。


事態は新聞にまで取り上げられ、理事会で討議されることになった。
悪名高い理事長率いる旧勢力に対して、六助やその仲間、雪子の理解者などが協力、大論争へと展開するが・・・。
原節子が知的な女教師を好演した青春映画の代表作「青い山脈」の続編。
監督 今井正
出演 原節子 池部良 伊豆肇 木暮実千代 杉葉子


後編まで観ると、なかなか良かったです。
現代から観れば、討論と言うほどの物ではないですけどね。

「難しい言葉で煙に巻く」と言う考え方は、わかりますね。
民主主義は、人々に浸透はしていない時代です。
当時は社会主義を美化する人も多かったらしいですからね。
現代でも民主主義を勘違いしている人は多いと思います。


今回は力強さが出ていないのは残念ですけどね。

ギャグで「恋」を「変」と書き間違えるのは、この話に出ていたんですね。
後々のドラマで話題になったのも、前例があったんですね。
「悩む」を「脳む」とも間違いもありました。

真剣に映画を作っていますが、少しほのぼの感も出ています。
眼鏡をかけた子が、この映画の回転を良くしていました。
その点は、現代映画に通じる所がありますね。

映画で「馬鹿」と「偽善者」はどちらが悪いんだろうと思いました。
両方とも同じかもしれません。

あの当時は、こんな恋愛でも問題になった時代です。
愛と言う言葉が今は氾濫していますが、映画では出てきません。


現代でも封建社会の名残がないわけではないです。
会社では特に残っています。
中国に日本は社会主義だと言われるのも、わかりますね。

恋愛から話は始まりますが、あの時の学校の教えの考え方が、今の政治の考え方とかぶって見えます。
政治家に国民は馬鹿であれと言われている様に思いました。

企業と報道と政治家には騙され続けています。

戦後まもなくの映画ですが、なかなか純粋な映画だと思いました。
当時の状況を知りたい人だけ観たらいいと思います。





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Last updated  2008/06/05 08:39:49 PM
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