不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2008/06/24
XML
カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で夜中に放送していたのを録画して見ました。
『激動の昭和史沖縄決戦』は、1971年の日本作品です。


敗戦の色濃い1945年4月1日、米軍本隊が沖縄に上陸を開始。
“日本のため”という名目で戦場に借り出された沖縄県民たちは、血みどろの戦いの中で報われることなく、次々と死んでゆく・・・。
1972年の沖縄の本土復帰を前に製作され、10万人の軍人と15万人の民間人が命を落とした悲惨な真実を伝えようとした意欲作。
監督 岡本喜八
出演 井川比佐志 小林桂樹 丹波哲郎 仲代達矢 橋本功 森幹太


録画していたのですが観ていませんでしたが、「沖縄慰霊の日」が最近あったので、これを機会に観ました。
たぶん、賛否両論がある作品だと思います。
解釈や歴史事実など色々と問題はありますが、創る事には意味があると思います。

監督としての器量が大いに出ていると思います。
ビジネスとして創れば、『男達の大和』みたいになってしまいます。
戦争を美化しないことは第一だと思います。

日本側からの映画や話などの一部は聞く事がありますが、米国の資料などの検証は聞いた事はありませんね。

ビジネスと評価だけしか気にしていない日本映画ですからね。

こういう作品は作り続けることに意味がありますが、今の日本は創る事を拒否した感じですね。
ドラマで誤魔化したのは、時々作られますけどね(笑)。

脚色はされていますが、悲惨さや緊張感は伝わる作品でした。
沖縄戦を知る意味でも、観てほしい作品ですね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/06/24 08:05:06 PM
コメント(0) | コメントを書く
[テレビで見た感想] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: