不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2008/11/19
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で昼に放送されていたのを録画して見ました。
『狂った果実』は、1956年の日本(白黒)映画です。


何不自由のない奔放な生活を送りながらどこか満たされない兄、夏久。
そんな彼を慕う真面目な弟、春次。
二人はひとりの美しい女性をめぐり破滅へと向かっていく。
中平康監督のスピーディーで絶妙なカッティングを駆使した映像は、当時、批評家だったフランソワ・トリフォー監督も絶賛。
フランスのヌーベルバーグにも影響を与えた作品。
監督 中平康
出演 石原裕次郎、津川雅彦、北原三枝、岡田真澄 など


面白くはないですが、インパクトはあります。
太陽族の代表的な作品になっています。

「石原裕次郎」の初主演作品ですが、「津川雅彦」に演技が呑まれていますね。
タイトルも「石原裕次郎」の事を言っている意味は少なめです。

『太陽の季節』と役柄が逆になった感じですね。
見ていて印象に残ったのは「石原裕次郎」ではなく「津川雅彦」でした。
「北原三枝」は美しく艶がありましたね。


金持ちの設定でないと成り立ちませんね。
流行っぽく、服や水上スキーやボートやヨットが出ています。
海辺の撮影で素足は痛かっただろうな~と思いました。

最後は衝撃的でした。
伏線がちゃんと活きた結末でした。

『太陽の季節』との太陽族の映画として、両方とも観て欲しいですね(笑)。





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Last updated  2008/11/19 08:48:47 PM
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