不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2009/09/02
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で夜に放送されていたのを録画して見ました。
『浮草』は、1959年の日本映画です。


小津が大映で監督した唯一の作品で、名カメラマン宮川一夫が旧作をあざやかなカラー作品としてよみがえらせた。
中村鴈治郎ふんする旅回りの芝居の座長を中心に、巡業先の昔の女、その女に生ませた息子、その関係にしっとする一座の看板女優の心情をきめ細かく描き出す。

監督 小津安二郎
出演 中村鴈治郎,若尾文子,川口浩,杉村春子 など


話とか映像とか、わるくはないです。
でも、そんなに面白いとは思いませんでした。

雨のシーンが有名らしいですけど、もう少し口喧嘩を上手くしてほしいですね。
それで終わり、って思いました。
惚れた側の弱みって事かな?
艶っぽい表情は良かったけどね(笑)。

映像的には、会話事に切り替えのシーンが多かったですね。

雨の喧嘩のシーンで切り替えをしているので、あまり多用すると印象が薄れているように思えました。
リメイクなので、誇張したのかな?
撮影「宮川一夫」の映像美なので、自分はわかりませんね(笑)。

話的には、だいたい予測が出来る典型的な感じでした。
わかりやすくては、良かったです。

音楽が全体的に明るいので、深刻な話でもそうは思えないですね。
不思議な雰囲気の映画に仕上がっているのかな?

一番良かったのは最後の駅で煙草に火をつけようと何度か火を差し出す所ですね。
二人の関係がなんだかわかるシーンでした。

雰囲気的には、その時代を表すほのぼのした感じの映画でした。
昔の雰囲気の映画を観たい人にはお勧めしておきます(笑)。





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Last updated  2009/09/03 07:28:41 PM
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