不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2009/11/19
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で深夜に放送されていたのを録画して見ました。
『パリは燃えているか』(IS PARIS BURNING?)は、1966年の仏・米国(ほぼ白黒)映画です。


1944年。
ドイツ軍による占領支配に4年間甘んじたパリで、打倒占領軍の気運が高まっていた。
レジスタンスの各派は結束し、パリ解放への道を模索する・・・。
豪華な俳優陣がフランスやアメリカから結集した。

監督 ルネ・クレマン
出演 ジャン=ポール・ベルモンド、シャルル・ボワイエ、グレン・フォード、アラン・ドロン など


う~んと、つまらないです(笑)。
話が前半と後半では別になっていますから・・・。

パリの焦土作戦阻止が話の中心のはずです。
前半は市民?が中心です。
後半は軍隊が中心です。
話を絞り、どっちかにしてほしいですね。
話を映像の流れ作業になっています(笑)。


市民は知らなかったし、連合軍も知らなかったのだから・・・?
敵国の人間でも伝統のある国は破壊できなかったって事ですかね?
米国の様に日本を焦土化した国が関係して出来た映画だとは思えませんね(笑)。
米国は文化が浅い国だからしかたないのかな?

ドイツ軍の占領によってパリ市民がどの様な影響を受けたのかを描ききれていない。
占領されているのだから、何が悪いと言わんばかりの話になっている。
その国の人間でなければ、歴史や出来事はほとんどの人は知らない。
知っている前提では、万人向けではなくなっている。

蜂起もドイツ軍が少なすぎて、十数人しかいないのかと思ってしまう。
内部の派閥はリアルな感じがした。
ほとんど壊滅的な打撃を受けている状況のドイツ軍を、連合軍が踏み潰す感じになっている。

軍部の同情的な話を入れたかっただけだと思います。

実際の映像を混ぜている所は、良いと思います。
だから白黒映画なんですね。
パリの町中で撮影をしている所は、良かったですね。
エンドロールだけが、天然色でパリを空撮していました。


タイトルだけ印象的な映画だと思って、頑張って見れる人だけ見てください(笑)。





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Last updated  2009/11/19 09:07:09 PM
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