不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2009/12/05
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で『緒形拳の渾身満力』の第二夜を放送していたのを録画して見ました。
10月27日放送です。


文武両道に長けていながら、大きな鼻がコンプレックスで、愛する女性に告白することもできず、それどころか恋敵のラブレターを代筆してしまう哀しい男の物語『シラノ・ド・ベルジュラック』。
フランス生まれの本作を、大胆に翻案・脚色した『白野弁十郎』は、新国劇の座長・沢田正二郎によって28年に初演され、沢田の死後、直弟子の島田が一人芝居として上演を重ねてきた名作だ。
今回緒形は、先達の足跡を辿りつつも、「“大きな鼻”はつけない」「(先達はやらなかった)女性役も演じる」など新たな趣向を盛り込んで、06年版『白野』の創作を目指す。
演出の鈴木勝秀も、「能狂言の世界に通じるような、究極にシンプルな形で観客の方には観ていただきたい。
緒形さんの語りだけでイメージが膨らむように、むしろ余計な手を加えない芝居にしたい」と語った。

【原作】エドモンド・ロスタン
【構成】島田正吾【演出】鈴木勝秀
【出演】緒形拳,楽師(チェロ)…ウォルター・ロバーツ
~東京・シアターコクーンで録画~


一人芝居なので、ちょっと初めの方は語り口調が気になりました。
慣れてくれば、そうでもなかったです。

初心者には、少し難しいいかと思いました。
一度でも『シラノ』を見ておれば、状況は浮かぶと思います。
日本風にしているのは、面白い所もあり、難しい所もありますね。
見る方を選ぶ感じはありました(笑)。
コメディな感じが強い劇でありますが、この劇はそこまでコメディではなかったからです。


「男の心意気」までの流れも、良かったです。
最後の見せ場は引き込まれましたね。

『シラノ』を見た事ある人は、機会があれば『白野』も見てください(笑)。





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Last updated  2009/12/05 07:47:34 PM
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