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西郷さんはね、鹿児島・宮崎の人たちから見たら英雄の中の英雄でさ、山口県民が愛着を抱く吉田松陰の比ではないんでないの、恐らく。
だから、いくら小沢が憎くても、小沢を南州公にたとえて「あんな末路を―」をは、やっぱりまずいよ、いらぬ敵を新たにつくっちゃうのと違う?
西郷さんはね、西南戦争では「よか、おいが命、おはんらに」くれてやるって言って挙兵したの、そんでもって、ホントに勝つ気があんのかって足取りで進軍したあげく、「もう、ここでよか」云うて散ったの、田原坂で。 分かる? 最初から死を覚悟してじゃなくて、死んでやるつもりだったの、自分が敗れることで、士族階級の残滓を一掃するつもりだったんでしょうね。
だから、勝つつもりで代表選に出た小沢とはまったく違うの。
その小沢、TBSで歴史観を問われた際、南州公や大久保利通、更には小松帯刀をえらく評価して、「のちの伊藤博文やら山縣やらとは格が違う」みたいなこと言って、これまた山口県民の反感を煽ってるのが笑える。
因みに坂本龍馬は、小松帯刀に心情的にはシンパシーを感じてたと、俺は思うよ。