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こう云いたくもなるじゃないの。 そもそも、アホ菅は「明治の開国」って言ってたけど、開国は井伊大老の江戸時代でしょ! お前、日本史もダメじゃん! SP社の日本ソブリン債格下げ問題、俺が解答例の一つを教えたるよ、こう言えば良い――「サブ・プライム関連の債権、同社はトリプルAにしてたけれども今じゃ紙屑。その昔、エンロンやワールド・コムが破綻する直前までトリプルA、皆さん、ご記憶にありませんか?」 実際、一日で元に戻っとるやないかい! だというのにアホ菅、「そういう分野には疎くて―」 お前、経済もダメじゃん! だけどさ、「疎い」の意味を辞書で弾いてみろよ。 まだ「聞いてない」の意味で使ったって、日本語として言い訳になってるのかなあ? お前、国語もダメじゃん! こんなバカがダボスに行ったら、一体何を約束させられてくるんだか――お前が総理でいることが一番の「不条理」です!
2011.01.29
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クリンスマンが現役だった頃、彼はトットナムのエースだったんだよねえ、いつからトッテナムになっちゃったの? トテナムって、響き悪くないか? なんだったらガナーズみたいにさ、ホットスパーとかスパーズとかにした方が良くない? 調子良いぞ、トットナム! もっと行けるぞ、ACミランをやっつけろ、頑張れトットナム! 必ずチェルシーの上になろうよ! 俺は、別段トットナムのファンじゃないけど、アブラモビッツとベルルスコ―二が、仙石とか枝野とかぐらい大っきらいなんだ。 香川君、今夜の日韓戦期待してるよ。嘗てアジアの最大スターはパク・チソンだった――これからは君だ! それを見せて頂戴ね。
2011.01.25
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ガキの頃、学校で教わったもんだった――徳川幕府が無理やり欧米列強によって締結させられた不平等条約を対等な関係にする、所謂「条約改正」こそが明治政府の悲願であり、日清・日露戦争の勝利と、たゆまぬ努力・外交交渉によって、治外法権を撤廃し、そして遂には関税自主権を回復したのだ、と――それが1911年のこと。 爾来100年、今年2011年に件の自主権を捨てることが「平成の開国」だという――時代は変わったものだ。 俺は平成の攘夷派では聊かもないけど、アホ菅が思いっきり力みかえってる「平成の開国」(笑かすんじゃねえよ! 中味も精査せずできの悪いパフォーマンスとスローガンに終始するの、いい加減にしろよ!)には抵抗したいね。
2011.01.23
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18年ぶり、わが母校・早大優勝!! 数年前に絶対エース竹沢がいる時でも優勝できなかったし、やっぱ東洋大の柏原は強力だったし、最後まで冷や汗もんだった。今年の正月は天皇杯、箱根駅伝とスポーツ観戦三昧で、すべて良い結果だった――さあ、明日から仕事しよ!
2011.01.03
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NHKの日曜美術館でゴッホやってて、前にドガやってた時にアングルの言葉とか紹介してて、ああ、この構成は完全に小林秀雄の「近代絵画」をベースに文学的にするつもりやな、で、今度はゴッホか、そのまんまやんけ――と思いつつ見てたら、そうでもない体裁にはなってた。 ただ、やはりというか、画家になる前のゴッホがキリスト教の説教師として炭鉱町に赴き、尋常ならざる説教で教会から追放されたエピソードには触れてた――で、俺はむしろ小林秀雄のパッセージのいくつかを思い起こした。 神を愛する者は、神から報酬を期待することはできない(スピノザの言葉の引用) 無限なもの、究極のものへの飢渇が、絶えずゴッホを駆り立てていた云々―― 一見、切れ味鋭そうで、ちょっとカッコ良さ気だけれど、「無限なもの」と「無際限なもの」との区別もついてない、この大先生。 恐らく、スピノザを引用しつつも、概念と観念の違いも曖昧だろうと思うな。 言いっぱなしなら天下無敵の達人に見える小林、論争やったら案外、弱いんじゃないかと想像してる。レトリックは素晴らしい、けど論争ならば、俺は彼に負ける気がしない。
2010.11.28
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だから、俺は仙石なんて大嫌いだけど、そんな瑣末な言葉じりを大袈裟に騒いでる自民党にもがっかりさせられる――それよか、TPPの議論でもせんかい! ボケ! TPP、ある意味、怖いですね。 以前の郵政改革の時もそうだったけど、マスゴミが「これはおいしい、やらなきゃ明日はない」みたいなキャンペーンはりだしたら要注意ですな。 本来はFTA自由貿易協定を粘り強く交渉を重ねながら構築していくべきもんでしょうに、丸裸のまんま、眼つぶって、えいやあ! って参加しちゃったらどうなる? だいたいやねえ、参加国がオーストラリアとかシンガポールとか、これら、みーんな嘗ての大英帝国の植民地で、もう国際金融資本の匂いがぷんぷんしてるでしょ。 ほんでもって、その怪しさ、いかがわしさを警戒してるタイもインドネシアも中国もロシアも、韓国でさえ入らないって云うのにさ、「暴力装置」で大騒ぎしてる日本の国会は、えいやあ! ですもの、このままじゃ。
2010.11.21
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親戚の大学生2年生が、就職できるかどうか心配だということを縷々、俺に言うもんだから、俺も彼に言ってやった。 ブルーカラーもホワイトカラーも賃労働者という点で選ぶところない、どっちも厳しいプロレタリアートだぞ! しっかし、何だってこんな世知辛い時期に、自ら好んでプロレタリアートになんかなりたがるのか俺は分からん、というより分かりたくない。 まわりを見ろ、ルンペン・プロレタリアートが膨れ上がる一方じゃねえの? だったら、どう考えたって賃労働者は搾取されっぱなしじゃんか。やれノルマだ、やれもっと働けだ、でも銭は働いた分だけ貰える筈もなく、文句があんのか、じゃあ辞めろ、代りは幾らでもおるぞと、毎日「蟹工船」みてえな暮らしを、なんで君らは望むんだ? こんなご時勢だ、もはや会社に就職できたとて「終身雇用」の安定生活なんぞ望むべくもない、だったら会社に就職するメリットって殆どねえんじゃねえの? なんで自分の将来の生活をたった一つの解に求めようとするの? 「むしろ鶏口となるとも牛後となることなかれ」って、中学生のころ学校で教わらなかったか? ロシアじゃ「サ―ム・チビャ―・ナチャ―リニク」って言葉があんだけど、曰く、「自ら自身の上司たれ」ってことだ。人に使われる立場に落ちぶれたらいかん、ということだな。 どうしてもうまく就職ができそうにもなかったら、そん時は自ら起業するでもよい、自由業で喰ってくでもよい、考えたらいろいろあんじゃねえの? 後日、彼の母親から電話があった、妙な感化はしないでほしい、アドヴァイスご無用! ま、考えてみたら「鶏口牛後」は日本じゃなじまねえわな、だって諺だって、「寄らば大樹の陰」とか「長いものには巻かれろ」だし。
2010.11.20
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とにかく人並みの観察者なら、オバマ大統領の誕生によってアメリカがドラスティックにCHANGEすることなどあり得ないって、すぐ分かったと思う――だって、財務長官がガイトナーで、国防長官がげいつでしょ? 経済と外交はブッシュ政権のものを継続するってことだもん、それでどんなCHANGEができますかっての。 結局、共和党だろうが民主党だろうが、両党に決定的な影響力を持つロックフェラーみたいな金融の親分さんたちに牛耳られてる限り、どっちも大差ないってことで、そんな体制にNO!をつきつけようとして始まった草の根運動がTEA PARTYだったと記憶してるんだけど。 なぜTEA PARTY? 勿論1773年の有名なBOSTON TEA PARTY事件からとられたのが最初で、その意味するところは「合衆国第二の独立戦争」--第一がイギリス本国からであったとするなら、第二は2大政党両方を牛耳る国際金融資本勢力からの独立、建国の精神に戻れってことだったでしょ、でもメディアを見ると何だかおかしな集団みたいにやってる。 なんでそんな風になっちゃったの? と思ってたら、日本のメディアの報道もどうやらバイアスがかかってたらしい。 以前TEA PARTYに対抗する目的でCOFFEE PARTYができたこともニュースでやってたけど、こっちはさっぱりダメらしい。で、キリスト教原理主義者とかホッケー・ママとかに抱きつかれておかしなことになってるんじゃねーのってのが俺のとりあえずの考え。 だって今度のTEA PARTYの活躍で、人種差別が広がりだしてる訳では全くなく、寧ろかのロン・ポールが金融委員会の委員長になりそうなことがメイン・テーマだから。 ロンさん、興奮して息巻いてます、連銀の裏帳簿を市民の前に公開したるわ! そうなったら、えらいことでしょうね。
2010.11.09
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想定通り! だってグランパスが勝ってたらJリーグ、ほぼ終わりだもの! なるべく最終戦までもつれるような展開にしますよ――その方がJリーグ側が儲かるから。結局はビジネスですよ、スポーツは! こんな風に書くと名古屋の負けに怒りをぶちまけてるように思うかもしれないけど、俺は全然逆です! 名古屋に負けてもらわにゃ困る――Jリーグ王者に相応しい美しいサッカーをしてるのは、鹿島、ガンバ大阪、川崎の順で、名古屋はしょっぱい! ケネディだのみのゲームで美しくねえぞ! でも心配ご無用! 名古屋は優勝します! あーあアホくさ! でもサッカー見ること辞められないんだよね――チェルシーが何だい! MANU、アーセナル、もっとシャキッとしろや!
2010.11.07
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早大からドラフト1位が3人も出たことが話題になてって、早大OBの俺としては斎藤君も大石君もプロでも活躍してほしいとは思うけど、なんで誰も触れないのだろう――わがベイスターズの1位須田も早大OBですよ! 斎藤君が1年生で活躍してた時に、3年生ながら早大のエースだったのは須田君です! 早大Obまでいれれば、ドラフト1位は4人ですから! 今、中日ーロッテの日本シリーズやってるけど、羨ましいなあ――この時期のベイスターズ選手のプレイが見られたらどんなにか美味い酒が飲めたろうか、と思う。 全く関係ないけど、小塚君には中国グランプリで優勝してほしいなあ。
2010.11.06
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マーケットは既に、米共和党の勝利も一段の金融緩和も織り込んで、それでの株高だと思うんだ。 だからサプライズでもない限り、ダウはFOMCの発表後に下がってくと思いますよ。 昔「リーマン」と聞けば非ユークリッド幾何学のリーマンだったけど、今じゃ「リーマン・ブラザース」が真っ先に思い浮かぶ。 リーマン倒産を予見できたことは前に書いたけど、倒産前にCDSの値が「リーマン」は急激に悪化してた。そのCDSの値、ソフトバンクとかオリックスって、リーマンよりもっと悪かったのに、パ・リーグの球団持ってるところは元気だねえ。 FOMCの発表後のドル円相場が注目されてて、70円代突入派が65%、いやドルが買い戻される派が30%、分からない派が残りと云う感じだと思うけど、どっちになっても長い目で見りゃ「ドル」はもうあきまへんなあ。 毎日べろんべろんに酔っ払ってる爺さんが、朝、うう気持ちが悪い、頭が痛い、ってゲロ吐きそうな朝、そいつは大変だ、「二日酔いにはむかい酒だ」って朝からまた酒飲ましてるようなもんだもの。そのうち爺さん、すっかり健康になる、そう信じる奴がどうかしてんの。
2010.11.03
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でしょ? 実際何代にもわたって成功おさめてる家って、寧ろ稀有な存在ではないでしょうか? 昨日の「酢屋」の話は、家柄自慢では聊かもなく(とっくに没落しとるもの)、実は俺自身が嘗て「不思議な体験」をしたことがあって、そのために「酢村」について調べることがあったからでして、今日はそのことを書こうかと思ったけど、話は長いので別の機会にしてですね、今日は学生時代の思い出で自らを「お嬢様」と思い込んでた女性について書こうかな――良いとこのボン、いとはんってのは腹ん中じゃ周囲の人間を「下々」と見下してるんですね、今でも。 とりわけ「名門意識」の強かったある女性、彼女は自民党の代議士(現役時代は福田派だったそう)の娘で、俺が彼女と親しくなった頃は既に他界してた。彼女は父親が60歳近くになるころ生まれた娘、孫のような娘で、実際姪っ子の方が年長だった(らしい)。 些細なことでした、彼女と口げんかになったのは――その時、彼女の本心が出た、「本来なら私とお付き合いできるのは良家の人なのよ!」 つまりは何かい? 世が世であったなら、俺は彼女の前でひれ伏してなきゃなんない「下々」かい? 俺もかちんときたから云い返したね――「何言ってやがる! 君の父親はうまいこと山当てて財なして代議士になったかもしれないが、爺さんはどうだい? 元をただせば阿波の水呑百姓だろうが! 俺の家はなあ、今は没落したとは雖も代々苗字・帯刀を許された家だぞ! 開文年間からの系図が君ん家にあるのか? A? 俺も親父も爺さんも、俺んちじゃあ代々和算(東洋のライプニッツ・関孝和の算術です)の算木をおもちゃに育ったもんだぜ!」 最後の文句、うまいこと言ったと思って今でも記憶してますが、もちろん嘘八百です。
2010.10.31
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龍馬伝の再放送見て、気になったのが「酢屋」が映ったこと。実は俺の実家も三代前までは「酢屋」の屋号を持つかなり羽振りの良かった商家で(何が原因で商家を畳み、フツ―の勤め人になったかは知る由もないが)、俺が小学生のころ、よく友達ンチに遊びに行って「ああ、スヤさんとこの息子か」(ご令息って言えよ!)と、よく言われたもんだった。 全国津々浦々、「スヤ」の屋号を持つ商家はあると思うけど、その源流は近江、今は長浜市になってるか湖北町かは知らないが、「酢」という地名の場所があり、そこは昔「酢村」と呼ばれていた。 後に土佐藩主となる山内一豊がまだ長浜城主だった頃、この「酢村」に小倉と云う姓の(名前は分かっていないが姓があるのだから武家出身と思われる)愛人がいて、彼女が生んだ男の子が「拾」です。 「拾」はその後、勉学にいそしむために寺に預けられて後に歴史書に登場することはないけど、土佐藩主となって広く人材を求めた一豊のもとに応募し、見事役職を得た小倉三省は長浜出身ということで、俺は勝手に彼が成長した「拾」ではなかったかと想像してます。 因みに「酢村」近辺では今でも「ぼんぼろ祭り」なるものがあって、ホロ武者が登場するらしいけど、一豊は昔、秀吉軍下のホロ武者だったんだよね。
2010.10.30
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と云っても、まだワールド・シリーズで優勝した訳じゃないけど、社長のノーラン・ライアンがいう「生涯最高の日」ってのは、そりゃそうだろうなあと思うし、良かったなと思いますね。わがベイスターズが再び、いつの日か優勝できたなら、俺も言おう、「生涯で最高と思える日の部類」って。 今日、柄谷の「世界史の構造」を読んでみた――何年も娑婆くさい話題の中で生きてきた(決して嫌いじゃないけど)から、ちょっと学生の頃のピュアな感性が戻った感じもあって、こういうのも良いなあと思う。 尤も、月曜からはまた娑婆くさい世界が待ってるのだけれど。
2010.10.23
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At the end of the storm, there's a golden sky, and sweet silver song of a lark---ってね、そうなるかもしんないけどさ、ほんとどうしちゃったのかなあ、FCリヴァプールは! この名門がプレミア落ちたら、エヴァートン・ファンは大笑いするけど暴動も起こるわな――って、それはないか、さすがに。 そう言えば、この歌をリヴァプールのサルまねで歌ってるFC東京も落ちそうだねえ。もし2部落ちしたら(否、落ちなくても)「多摩川クラシコ」をうたい文句にした自らを恥じて、反省して、これからは「多摩川ダービー」にしてね。 バルサとレアルが「クラシコ」と呼ばれるにはそれだけの実績と歴史があるんだもの。 FC東京はリーグ優勝あんのか? 天皇杯は? あ、俺、FC東京ファンに喧嘩売ってるな。
2010.10.18
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だそうです。俺は現役時代の谷亮子はどっちかと言えば嫌いな感じだったけど、今は「あ、そう、頑張ってね」って感じかな。 でも今朝のテレビ番組(どこだか忘れた)で、彼女がボロクソに言われてたのはちょっと気になるな。 谷亮子をクサすのは、それは彼女の引退会見に小沢一郎がいたからでしょ? でね、俺が言いたいのは、俺は些かも小沢の肩持つ訳じゃないけど、いったん不起訴になった小沢を、得体のしれない素人(ホントに存在してんのかって話もあるわな、ネットでは)集団の判断で強制起訴になるのは、どんだけ無駄な税金が使われるかってことなのよ! 何億使われんの? え! たぶん小沢はシロになるでしょ、だって今までも有罪どころか起訴できなかったんだから。そんな案件に、また長い月日と膨大な税金が、まったく無意味に使われてくんだな―――そう思うと、ホントに税金払いたくね―と思う(どんだけ払わされてんだよ、俺は。ちくしょーって感じ。おっと、小沢関係なくても、やっぱ払いたくわねーか)。
2010.10.17
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チリ鉱山の救出劇を海外で見たんだけど、帰国途中もこの話題で暇潰したものだ。チリは良いねえ、見事なサッカーをするし、信心深いし、悪魔の手先のピノチェト将軍に殺される前に国民に向けて最後の演説をぶったアジェンデ大統領を生んだ国だもの。
2010.10.16
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昨日の政府・日銀の為替単独介入はかなり腰が据わってましたね、午前の相場だけでなく夕方のロンドン市場にも気合い入れて参入してたし、こりゃあ2兆円ぐらい使っちまったのではないの? これでア菅は、ますます財務省官僚に信頼をおいたろうなあ――俺には経済のことは分からんが、こいつらはやっぱり利口だわ、ってなもんで、公務員改革も財務官僚主導は堅いでしょうけど。 でね、海外からは、この為替介入が見事で、まるで「真珠湾奇襲」みたいだって言ってるんです、まさかの「パール・ハ―バ―」だって。 俺も想像しちゃいましたよ、昨日の財務省実働部隊の働きを、ね。 マーケットは日本政府を介入できないと舐めとる(理由は簡単、単独介入は結局損するだけで効果がないと思われてるから)、そこで密かに、財務省Aチーム(介入実働部隊)が密かに空母を飛び立つ――そしてパール・ハーバー目前で、敵に察知されずに攻撃目標に接近した時、暗号を打つ――「ニイタカヤマ、ノボレ」 為替相場はさっそく新総理を試す、いや催促する、といっても良い――ドル円はついに82円代に突入――ここで、ゼロ戦に守られた爆撃機役の財務省Aチームが突如為替マーケットを奇襲攻撃、ドル買い円売り爆弾をこれでもかと炸裂させる――あれよ、あれよのうちに一気に84円を越える。 ここで、また大本営=政府に暗号が打電される――ワレ、奇襲に成功セリ、トラ・トラ・トラ! 願わくば、真珠湾奇襲に成功した後、威勢のよいのは最初だけでずるずるマーケットに負けませんように――もし、これがマーケットの罠であったとしたら、そしてMIDWAYでやられちゃったら、原爆おとされるまで無理な負け戦をやったりしないで下さい。でも、そうならないように祈ってますけど。
2010.09.16
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西郷さんはね、鹿児島・宮崎の人たちから見たら英雄の中の英雄でさ、山口県民が愛着を抱く吉田松陰の比ではないんでないの、恐らく。 だから、いくら小沢が憎くても、小沢を南州公にたとえて「あんな末路を―」をは、やっぱりまずいよ、いらぬ敵を新たにつくっちゃうのと違う? 西郷さんはね、西南戦争では「よか、おいが命、おはんらに」くれてやるって言って挙兵したの、そんでもって、ホントに勝つ気があんのかって足取りで進軍したあげく、「もう、ここでよか」云うて散ったの、田原坂で。 分かる? 最初から死を覚悟してじゃなくて、死んでやるつもりだったの、自分が敗れることで、士族階級の残滓を一掃するつもりだったんでしょうね。 だから、勝つつもりで代表選に出た小沢とはまったく違うの。 その小沢、TBSで歴史観を問われた際、南州公や大久保利通、更には小松帯刀をえらく評価して、「のちの伊藤博文やら山縣やらとは格が違う」みたいなこと言って、これまた山口県民の反感を煽ってるのが笑える。 因みに坂本龍馬は、小松帯刀に心情的にはシンパシーを感じてたと、俺は思うよ。
2010.09.08
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今の香川は本田の上行く勢いです。 凄いね、香川。 本田がCSKモスクワで不本意なボランチやらされて些か腐ってる間に、ドルトムントで輝きを放ち、次代のエース候補と目されるまでになっとるな。 惟えば、日本人選手のヨーロッパでの活躍の裏には、いつでもスポンサー目当てのビジネス・モデルの匂いがつきものだった――中田ヒデはその最たる存在、小野も俊輔もそれから無縁の存在ではなかった――けれど、森本は明らかに自力で自分のポジションを切り開いたパイオニアの一人と言えるし、本田もそういう一人、勿論、ブンデスで活躍する香川や内田は、まさしく実力をアテにされて試合に出てる面々でしょ。 スポンサー(例えば小野のトヨタとか)の銭カネをカウントせずに試合で活躍してるなら、彼らは本物――4年後が楽しみだ。 ザっケローニさん、うまいこと育ててくれや。
2010.09.07
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そうだね、雇用問題こそ喫緊の課題であることは違いないわな。 でもね、「雇用統計」という経済指標は、先行ではなくて「遅行指数」って呼ばれてんのよ、分かる? つまり遅れて結果が出てくるというワケ。 だからさ、本当の景気回復がなされない限り、それが持続的でない限り、雇用はなかなか良くなってこないってことでね、アホ菅が「特別チーム」を創設しましただの、やるべきことはやってますだの、マスコミ向けのうたい文句では決してよくなんないのよ。 それにつけても――マスゴミも酷いもんだねえ、もうちっと、せめて表面だけでも公平な立場に立てないもんかねえ? 小沢が特にナンも言わなくても、アホ菅がネガキャンと無知っぷりをさらけ出して、自分から崩れてんではないの? だってさ、菅を支持する理由が、対立候補の小沢が悪いからとか、総理をころころ替えると世界から笑われるとか、積極的な支持理由がないんだもの。 こういう点で菅が良い、ではなくて、小沢ではダメだから菅しかない、だもの。 そもそも、サパテロ首相がどんな政策を遂行してるか皆さん知ってますか? サルコジ大統領がどれだけ文句言われてるか知ってますか? メルケル首相の政策の傾向を知ってますか? 否、イギリスの首相が誰で、どこと連立してるか、どれだけの日本人が正解できるというの? 同じ意味で、ACミラン命のイタリア人が、世界バレーで躍進を目指すドイツ人が、上海の不動産バブルがいつはじけるか気にし始めた中国人が、どれ程日本の首相が変わるか否かに気を懸けてるというのです? 気にしちゃいません! 日本の首相がころころ変わったところで、物笑いの種にするほど興味ないっての! ああ、世も末だなあ。
2010.09.04
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凄いよねえ、阪神打線。 阪神の投手は3,4点取られても打線がひっくり返してくれるから屁でもない、と思いきった投球ができるだろうね。 負けたベイスターズ・ファンの俺としては、まさしくイチローに声援送るマリナーズ・ファンと一緒だな。 でね、そんな俺が云うのもなんだけど、過去のデータによれば一試合に20点以上を得点したした試合が過去3度あり、今シーズン以外の2度はいずれも阪神優勝だってサ。 もうタイガース・ファンは今年のMVPは誰かなんて予想して盛り上がってんだろうなあ――それにつけて思い出すのが、俺が大学時代に仲よくしてた天高OBの奴(北野OBの仲よしもいたけど、彼は野球に興味がなかった)。 あいつ、今どうしてんだろ――阪神の快進撃に美味いビール飲んでるだろな――あいつと俺は、アンチ巨人として、阪神ー横浜談合の妄想を語り合ったもんだったけ。 今シーズンで言えばこんな感じか――よし、阪神優勝のために(シーズン前に)、村田も内川も三浦もみーんな阪神にレンタルで貸したるわ(今は必要ないって?)、それで一回優勝で満足することなく何連覇もしたらよろし! 代わりに3,4年に一度は城島、ブラゼル、球児みーんな貸しとくれや。それで、たまには横浜優勝、談合すれば巨人を出しぬけるぞ、どう? 嘗ての妄想を思い起こしただけの由――ああ、筒香よ、日ハム中田も真っ青な大打者になって一軍に上がってこい!
2010.09.02
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昨日もブログに書いたけど、やっぱり小沢は出馬したでしょ。 最初から、既定路線ですよ。だのに、メディア報道にすっかり謀られた人たちが、昨日の日中、俺に反論したもんだった、曰く、「テレビで代表選回避は間違いなって云ってますよ、トロイカ体制とか―」、曰く、「あなたはテレビ報道はインチキだって云うけど、何の根拠もなしに、ここまで言い切るかしら、ウラは取ってあるんじゃないの?」 でも冷静に、状況を追って考えるなら、小沢に出馬以外の選択肢はないのです。ここで出馬しなけりゃ、小沢は政治的に死ぬのです。 そして小沢に死んでほしい方々が(マスゴミの皆さんは押し並べてそうでしょうね)必死に小沢のネガ・キャンを展開、だというのに、どうやら代表選ではどうひっくり返しても小沢有利は動かなかったのでしょう。 そんな時、ふって湧いた「代表選回避」のお話、宇宙人・鳩山登場です! 追い詰められて逃げ道なしなら「窮鼠も猫に噛みつく」かもしれませんが、そこに若し逃げ道があったなら――脱兎のごとくそこに一直線でしょう、それがメディアがこぞって報道した「話し合いによる代表選回避」でなくて何なのか? だから俺は愉しみにしてたんだ、小沢出馬となって、大メディアがどんな見苦しい言い訳するのか、でも憐れな弁明になるだろうと。 実際はどの局も、自らの敗北感をひた隠し、急転直下に代表選になった、菅・小沢会談で、菅が小沢の人事提案を断ったからだ、なんて池しゃあしゃあと解説してたけど、みっともねえなあ、最初から小沢陣営は主戦論だって。 それにつけても鳩山だ、彼奴は一体どっちの味方だ、あっちに行ったりこっちを持ちあげたり、いったい何がしたいんだ? そんな書き込みが多くの掲示板で散見できるけど、俺の意見では、鳩山は最初から小沢とつるんでたと思うね。 小沢と組んだ上で、菅に助け舟出す(うわべだけね)。 もともと劣勢なところへ思わぬ加勢が現れたとなりゃ、腰の座ってない無戦略の大将・菅は安易にそこへ希望を託しちゃうでしょ。 希望はないと思えば、腰を据えて戦略練り直すだろうけど、希望があるなら――楽な道を選ぶのは凡人なら当たり前だわな。 だから鳩山の戦略は、儚い希望を与え(こいつは演技だったと思う)、かかる希望に全面的にのっけちゃって後戻りできなくなってから、そのハシゴを外すという――かなりサディスティックなものだったと思うよ。 やっぱり、ア菅な、小沢に負けそうやで。
2010.09.01
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だって円高でお安くなってるでしょ? 特に韓国ウォンなんて円と比べたら、ね。 買った物をより高くなってから売るんでなく、資産として利用するのよ。サムスンの大株主にパナソニックや富士通がなるとかさ、トヨタが現代の大株主になるとかさ、いろいろ方法はあるやんか。 日銀介入の効果はたった一日、もうシカゴでは84円なんぼに戻り、日経225は再び9000円を割ってます。今週末のアメリカ雇用統計次第では、さらに円高が進む可能性もあるんよ。 今、テレビでは相変わらず菅VS小沢のこと、代表選挙回避の可能性うんたらかんたら――なんだけど、結局、小沢は選挙に出ると思うよ、俺は。 ところで、仮に菅と小沢が(ま、可能性は限りなく低いと思ってるけど)手打ちをした場合、菅の支持者は、それでも菅を支持するの? それとも菅もダメだって、民主党を見限るの? マスゴミがどうでるか、若干の興味はあります、です。
2010.08.31
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だってそうでしょう、あれ程正々堂々代表選で小沢を倒すと宣言し、見苦しいまでの露骨な選挙活動(1年生議員の呼びつけ、脅しと甘言)やってたくせに、この期に及んで鳩山に仲介を改めて頼むとは――あれ? マスコミの世論調査ではあんたの支持が75%位で小沢のそれは15%程度って話だよなあ、それが今頃なんで鳩山に泣きついて、「挙党一致」のために代表選回避の可能性をさぐってんの?――おまえ、本当はどうあがいても勝ち目がないことが分かったんだな? あんた、現職の総理だろ? 正々堂々闘うのだろ? だったら政治家らしく、政策論争やったら良かろう? 国家ヴィジョンを語ったら良かろう? 少なくとも対抗相手は「昨年のマニフェストに戻れ」と云ってんだから、それじゃダメだというべきだよ、理由も添えて。 あにはからんや、「総理をころころ換えるのはみっともない」とか「小沢は黒いから駄目だ」とか、なんでそんな消去法的根拠にばかり縋りついて総理の椅子に座りたがるんだ? さすが、「最小不幸論者」、より大きな不幸よりマシだろうってか。 俺はヤだね、金属バットでひっぱたかれるより拳骨で殴られる方がマシでしょうって言われても、どっちもヤダ! おもえば、嘗て「加藤紘一の乱」の時に加藤にマキャアべりの「君主論」を贈って決起を促したといわれるあんた、実際にはマキャアべりを呼んだことないよな! ない筈だ。 「君主論」は生まれながらにして君主の家系に生まれた者が、どう国家運営をすべきかについて書かれたもので(それは、現君主に捧げられてる)、普通選挙制度下での民主主義政治なんて概念は聊かもない! ニッコロ・マキャアべりといい高杉晋作といい、草葉の陰で迷惑そうな苦笑いしとるぞ、三流政治屋とは我々の営為をこんな風にしか解釈できんのか、それとも我々の説明が足らなかったのか――ってね。
2010.08.30
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初めての野球ネタ。阪神の高卒ルーキーの勝ち星で首位に返り咲いた阪神、ベイスターズにもそんなのが出てきたらなあと願いを込めつつ、野球ネタを書いてみたい。 俺は物心ついた頃からのアンチ巨人、だけど、わがベイスターズは残念ながら、オールスター戦前には優勝をとうにあきらめ、のみならずクライマックス・シリーズも出られねえだろうなあ、といった状況に陥るのがこの頃常態化してて、もう希望はあっさりと来シーズンに向かっており、来年は大化けしてくれそうな若手に期待する、そんな若手選手の出現を最後の愉しみとしている(が、うまくいかねえんだな)。 で、そうなると後は、阪神か広島(ヤクルトでも良いですよ)で優勝に近いチームを応援することにしてる(だって、アンチ巨人ですもの、しゃあない)。 かつて坂口安吾が「大阪の反逆」なる小テクストで、作家・織田作之助や将棋の坂田名人を引き合いに出し、東京の作家やら将棋の名人と比較してたけど、今のタイガースの野球には、それらを思い起こさせる何かがあるように思いますな。 野球は投手力――それが今日では常識でしょうに、まあ阪神ときたら、ピッチャーは心もとないのに打線は常識外(22点て、ラグビーの試合か!)。 そこへ高卒ルーキーの登場ですよ、この秋山いうあんちゃんが救世主にでも化けてみい、阪神の優勝は1ドルが120円にでもならん限りは優勝ですわ! それにつけても阪神ファンは幸せですよ、ベイスターズ・ファンのことを考えてみい――この前の優勝は1998年、それ以前はさらに38年前(でしたよね?)っていうじゃない! 38年に一回じゃ生涯2度くらいしか見られないんだもの、ベイスターズの優勝を。 俺もせめて認知症になる前には、も一回みたいな(俺が認知症になるとしても、そいつはかなり先のことだろうけど、その位長い時間をかけないと優勝は無理かと諦観するベイスターズ・ファンの戯言でした。
2010.08.29
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まあ漫画では読んだけど(って、正確には友達から貰ったコピーで、2GBに収まった)、漫画とは違うとこもあるし、同じとこでも、どう演出するのか気になるし― ただ新宿で、公衆の面前でトモダチが撃たれちゃうよりは、理科の実験室で山根君に撃たれて「え?」って驚きながら、死んでいく原作のトモダチの姿の方が良かったかな。 それと、かんながカジノで出会う用心棒みたいなやくざが、大立ち回りを演じた後で胸元にきらりと輝くロザリオとかさ、あれがあってこそ刺青だらけの神父様が余計に渋く見えるってもんなのに、先週ではそれらのシーンがカットされてて残念。 まあ、今夜は21:30にUSのGDP改定値の発表があるし、23時を挟んで、手前にミシガン大消費者信頼感指数が出るわ、バ―ナンキのとっつあんの講演はあるわで、「21世紀少年」と両にらみの展開になるだろうけど。 マーク・ボランか――「テレグラム・サム」とか「ゲット・イット・ダウン」(CMでもやってるね)とかは知ってたけど、「20世紀少年」って曲は知らなかったなあ。
2010.08.27
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野田といい、仙石といい、菅といい、たとえプロパーじゃなくても国家の要職についてんだから少しは勉強しろよ、経済を! 対小沢の多数派工作なんてやってる立場じゃないんですよ、皆さんには責任があるんですよ! 「注意深く見守ってく」「必要な時はしかるべく対策をとる」「コメントはしません」----財務大臣・野田の発言はこの三つに尽きる。 これを聞くと、グリーのCMでベッキ―が「デコメ、取り方だーい!」って聞くのと同じくらいいらっとくるわ。(ベッキ―、嫌いじゃないけど、グリーのCMはヤだな)。 おい、こら、野田! 「しかるべく対策」って具体的に何があるのか云ってみろや! 首相と一緒に分析してるって、ほざくよな、その分析の一斑でも話してみろや! 「コメントしません」じゃなくて、「できません、よく分からないので」でしょうに。 あのね、「現在のアメリカ国債の長期金利の水準から云ってー」とかさ、「先物主導のマーケットではあるが、これから実需筋が―」とかね、単なる「口先介入」でもちったあ気のきいた誤魔化しでもやりゃあ、少しは欧米のファンド筋も警戒すんだけどね、野田ちん、マーケットは完全に舐めとるよ、あんたと菅首相を。 だから、勉強しろ! ところで、小沢はどうすんだろ? ま、今日のうちには分かるか。
2010.08.26
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近頃の円高で、ドルを銀行で並んでまでも、ようけ買っとる輩が多いらしいけど、そのドルは海外で使うためでしょう? まさか、資産運用なんてアホなことは考えとらんでしょうね? 2007年3月、1ドル100円台がベア・スターンズ破綻で一夜にして95円半ばまで落ちた時、アホのド素人が小金稼ごうとして大挙してドルを買い、ドル預金したことを思い出す。 「止せ! アホか! 今にドルはもっと下がるというのに、ド素人がつまらん欲出すな! みすみすドブにすてるようなもんやぞ! もったいないやないけ!」 その後、確かにドルは100円台回復(一時は110円にまでいった)けど、年末までには80円台、銀行に預金して損してりゃ、世話ない! 仮にドル買いをやってしまったとして、少し儲かってたらすぐ円に戻してね。マーケットの恐ろしさ、いかがわしさを知らずに直近の過去の値段だけを判断基準とするのは、ほんと危険ですから。
2010.08.24
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休止状態だったブログを本日、再開。 欧州のサッカーも始まった。良いねえ、ドルトムントの香川、4年後は本田以上のエースになるのとちがうか? 他に長谷部、内田がいるからばかりでなく、ラウルやバラックの加入など、今季のブンデスは例年より面白そうかと思います。でも、バルサとレアルの闘いの方が盛り上がるだろうけど。エジルはレアルか、モウリーニョ、彼をどう使う?
2010.08.23
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生まれも育ちもブラジルだけど、ライバル多くて母国では芽の出なかったデコ、欧州に渡りポルトガル国籍を取得し、バルサ、チェルシーと名門クラブを渡り歩き、W杯もポルトガル代表として出場、やりたいことはやり尽くしちゃったんでしょうか? もはやビッグ・クラブには何の未練もないようで、故国ブラジルに戻り、サンパウロでキャリアの終わりを飾りたい、という――そうですか、最後はやはり故郷でか。 デコに限らず、そう考えてる選手は決して少数ではないと思うんですよ。父親が病気なので一時は引退も考えたというトゥーリオ、遠からずブラジルに帰国すると思いますね。 で、ブラジルに帰国したらどっかの地元のクラブを探すんではないの? ところで本田は、このままCSKAモスクワに居るのだろうか? やっぱりスペインかイングランドのクラブに移って欲しいよう―
2010.07.20
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って、2,3日前にCNNのニュースでやってた。で、それを見て、数年前に海外滞在中に見た、彼が監督した『パッション』を思い出した――全編、アラム語を使うなど、クリスチャンとしての彼の思い入れがよく分かる作品だった。 で、俺が云いたいのは、ヨハネ・パウロ2世が推薦する映画の第2位がパゾリーニの『奇跡の丘』であり、これは『パッション』とある意味で対照的な作品ではないか、ということ。 『パッション』ではイエスの受難をこれでもかとリアルに再現することに主眼が置かれてるような気がするけど、『奇跡の丘』では一切が、まるで寓話の中の出来事のように淡々と、まったく聖書のリテラルに忠実に描かれている、そんな気がするから。 そんでもってパゾリーニ、この先生はウルトラ左翼で信仰心を否定するご仁、そんな彼が『奇跡の丘』を撮り、ヨハネ・パウロ2世がそれをえらく評価してるところが興味深い。 俺の友人は『奇跡の丘』について、こう云ったものだ――パゾリーニは神の存在を信じることができない、それでいながらアリストテレスが云う「不動の動者」(それを彼は「神」と呼んだ)を求めてるんじゃないか? この心底「求める」っていうのが、究極的には「信仰」の淵源だろう、パゾリーニがそれを自覚してるかしてないかはともかくも。 メル・ギブソンへ――犬を飼いなさいな。そして奥さんを殴りたくなったら、犬の頭を撫でながら彼(女)の清らかな、あんたを見つめる眼を見なさいな。怒りのパッションが静まるのでは?
2010.07.19
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俺がまだ大学院生だった頃、修論準備には何の役にも立たないにも拘わらず行政論の講義に出てた(俺は経済なんです)んだけど、T教授の思い出について書きたくなった。 まじめで良い人だった――大学教授なんて喰えない奴原が多いのにね、で、T教授は戦後の「所得倍増論」だの、通産省と経済企画庁の暗闘だの、まるで「官僚たちの夏」みたいなことを現実に照らし合わせて解説してくれたものだった。 で、その頃からマスコミ使ったキャンペーンは当たり前の手管であった訳だから、今さらどうこう言うのもなんだけど、反小沢やIMF報告が喧伝されるさ中、T教授の言葉を思い出した、というワケ。 T教授は云ってたな、彼の父は東京帝大の行政論の権威で(自慢するわけじゃないけど、と彼は恐縮しつつ語ったものだ)、本気で行政改革をやりたいと直接教えを請いに来た政治家は、たった二人だったと。 二人とも若く、共に将来を嘱望された自民党の政治家、橋本龍太郎と小沢一郎だった、と。 俺は、小沢の全国を300程度の自治体にまとめちまえという考えには異論があるんだけど、少なくとも理念は持っていた、それだけは評価すべきかな、と思う。 ころころ意見を変えたり、官邸に引きこもったり、敗戦の弁に言い訳タラタラで責任回避、どうあっても、やっと手にした総理の椅子にしがみつきたいアホ菅に、どんな理念があるのだろう?
2010.07.18
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確かにIMFにせよ世銀にせよ、とんちきやヘマやること珍しくないし、だからワシントン・コンセンサスが世界中のまともな(つまり政府の提灯持ちでない、という意味で)経済学者たちから批判されてきて既に久しい訳で、でもIMFが日本は消費税を15%はあげるべきだなんて言ってるという報道を耳にすると、マジかよ! とびっくりしちゃう半面、どうも妙な感じがしたものだ。 だってさ、日本経済はいま現在、ディフォルトしてる訳でもIMFに「助けてちょうだい!」って泣きついてる訳でもないのに、またどうして内政干渉まがいのこと云うのか、考えてみたらヘンじゃない? で、あっちこっちの掲示板見てたら、けっこう出てきたわけよ、そのからくりが。IMFの報告書は、別に日本政府に消費税15%を提言した訳でもなんでもなく、単に今年の春に日本でまとめられた(したがって財務省主導の、ですよ)レポートのサマリーを紹介してるだけなんだってサ! 何だい、キャリア官僚とマスコミがグルになってただけのことやないかい! アホくさ! IMFが云ってんじゃ、消費税アップは不可避なんだなと考えてる人は、世が世なら、大本営発表に洗脳されて、「欲しがりません、勝つまでは」とか「鬼畜米英を倒すために、天皇陛下のために、御国のために、万歳突撃して死ぬしかないな、やだけど、みんながそうしてるんだもの」とか、そういうこと本気で考える輩と択ぶところないよ! 序に、今の天皇陛下の心情は、8割がたクリスチャン(たぶんクウェーカ―教かな?)だと、俺は思ってる。
2010.07.17
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満面の笑みで自らの内閣を「奇兵隊内閣」と呼んでた彼、山口県出身なのに知らないのかなあ――確かに、高杉晋作は「奇兵隊」を組織しました。でもね、長州の藩士からなる正規軍と「奇兵隊」は内輪もめが絶えず、教法寺事件ってのを起こして、その責任をとって高杉晋作、わずか3カ月で「奇兵隊」総督の任を罷免されたんですぜ。 菅さん、あんたも3カ月の命かもよ(調子こんで、郷土の英雄ーどこにだって英雄は居るんだけど―気取ったのが運のつき、かもね、あんたの好きな晋作さんは3カ月で罷免だったんだ)。 翻って、管さん、あんたに年金問題で間違いはなかった、のに、マスコミのキャンペーンに負けて四国に御遍路に行ったよね。 でも、88か所、全部まわってないでしょ? だから菅さん、四国の山寺の数々があんたを呼んでるのかもよ、御遍路始めたなら、完全踏破せよって。88か所、全部まわりなさいって。 鳩山前首相は次の衆院選でないってことだけど、あんたは総理にしがみつくのが無理だから、も一遍、御遍路に来なさいってことと違うの?
2010.07.14
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スペイン優勝とクライフの偉大さについて書こうと思ってた、いや、参院選の結果やら大仏耳の枝野やら仙石やらアホ菅について書いても良かった――連日の寝不足が祟って、昨夜はちょっとのアルコールですぐ酔っ払っちゃって、寝る前に久々に聞いたLITTLE WING(ジミヘンとかクラプトンとかのです)が耳に残っちゃって、今朝何となくギター引っ張り出して歌ってみた、やっぱ、最高だねえ、LITTLE WING! ところで俺の家系は先祖代々、日本人離れした風貌で(バテレンのアーメンの血があるのと違うか、としばしば言われる、だから外国に居ても日本人とは思われない、タタール人か? とか言われる)、LITTLE WING聞きながら、つくずく俺の父親はクラプトンに似てるなあ、と思う。 で、俺は親父に似てないのだけど、俺の部下たちに言わせれば、スペイン・チームに俺に似た選手が2,3人居たとの廉、(誰だ? と聞いても名前は分からないとのこと、俺の眼から見て特に似てる奴はいないんだけどな。ま、イニエスタでないことは確かだろう)、ともかくラテン的ということか(事によると、だから俺はラテン・サッカーを愛してやまないのかもしれない)。 アントナン・アルト―はラテン民族について、こう言っている――「生まれながらに、土に顔を向けている民族」 俺もじい様になったら庭いじりするようになるのだろうか? 代々受け継がれてきたDNAがそうさせるのか? と無意味に想像してみる。 そうなっても、フェンダー片手に、LITTLE WINGを歌うのだろうか?
2010.07.13
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タコのパウルはまた正解、ドイツは3-2で勝ちました。 そして、いよいよ参院選当日、選択肢がないな―と思う今日、でも投票には行くつもり、です。 恐らく(と云うよりは寧ろ確実か?)、今回は勝者も敗者もない選挙になるのでは? と思います。民主党も自民党も、大躍進もないし惨敗もないと予想するからです。 他の政党、あるいは新党の中で唯一マスコミが後方支援してたなあと思われる「みんなの党」が10議席以上取らなければ、マスコミのキャンペーンの力量もさほどではないということ。 で、俺はマスコミは自己を過大評価してるのではないかと、したがって「みんなの党」はそれほど躍進することはないだろう、と見てますけど、どうなるかな? ああ、今日はスペインーオランダ戦があるんだった、スペイン勝ちと見てるが、どうなるかな?
2010.07.11
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他にドイツから二人、メッシとフォルランも入ってますが、やっぱり優勝する国からMVPは出ると思いますね。 俺の予想はビジャ(つまりタコのパウルと一緒でスペイン優勝)。 でも本当は、シャビ、イニエスタ、シャビ・アロンソ、ブスケツの四人で同時受賞というのが今回のスペイン・サッカーの実情に合ってる気がします。 ところでスペインは殆どバルサを基本としてますね。嘗てバルサでプレーもし、監督としても美しいサッカーを披歴したオランダ人のクライフ、オランダがトータル・フットボールを初めて世界に見せた時の中心選手クライフ――彼の偉大さを確かめる大会でもありましたねえ、今回のワールド・カップは。
2010.07.10
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やはりオランダが勝ちましたか、でも内容見てないけど3-2のスコア、ウルグアイは頑張ったようですね。 その昔、俺がまだ大学院生だった頃、フランスからの留学生がこんな風に言ってたものでした――「よく、W杯は欧州か南米のチームのどちらが優勝するかって言われるけど、本当はラテン系か非ラテン系のどちらの国が優勝するか、なんだな」 なるほど、ヨーロッパとはいえ、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、これらはラテン系であって、ドイツ、イングランド、オランダのサッカーとは質が異なる(どっちが良いでなく)、前者は同じ欧州の後者よりも、寧ろメヒコとかブラジルとかの中南米に親和性がある、と彼は言いたかったようです。 それは、とりも直さず、カトリックの国々に対する非カトリックの国々、とも言えるのでは? と考えてみました。 今回も、ウルグアイvsオランダ、スペインvsドイツ、と、見事に分かれましたものね。 ただ、非カトリックの国々というの新教だギリシャ正教だと限定されませんが。 だってドイツのエジル、彼はトルコ系の人間で(彼をドイツには珍しいタイプと喝破した方々は慧眼です!)、「アッラーフ・アクバル」ってなコーランの件りを聞かないと調子が出ないそうですから。 尤も、カトリック国家のイタリアでも、ロベルト・バッジョみたいな創価学会信者(ですよねえ?)も居たわけだし。 で、新生日本代表はどうなるの? ビエルサのもとでラテン=カトリック・サッカーを目指すのか、ブっフバルト呼んで、伝統的なドイツ(つまり非ラテン・サッカー)を志向するのか?
2010.07.07
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どうですか、皆さん――を連呼しながら、なんであんな作り笑いで全国まわれるのか、不思議になっちゃう。 日本国債の金利低下は、敢えて選挙前に言った増税路線が世界中で信任された結果だなんて、気のきいた中学生さえ騙せない噴飯もの、私は経済のことは、からっきし分かりません、と告白してるようなもんじゃないの! 中国やUSの経済指標の悪化を受けてのリスク回避に国債が買われてることぐらい、素人だって考えれば分かることだろうに。 嘗てマックス・ウェーバーは、政治家足らんとする者は悪魔とも握手できる人物でなくちゃあいけない、みたいなこと言ってたと記憶してるけど、それは単純に悪魔と取引することではなくて、悪魔をも手玉に取る強かさが必要だってことではないの? 件の強かさに欠ける奴原どもは、結局は悪魔の手玉に取られるだけ――菅の背筋が寒くなるような微笑みを見てると、宰相の椅子が欲しいあまりに、悪魔と握手して悪魔に魂まで喰われてしまった男の、空々しさを見るのは俺だけではあるまい、なんて思う。 強かさがなくとも、監督の才がなくとも、素直に十字を切るマラドーナは、俺は好きだ!
2010.07.06
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常勝チームの監督は辛いね。 4年後、自国開催のブラジルのチームは見ものかな? スペクタクルなサッカーよりも結果を重んじて守備的にやってきて負けました、じゃブラジル国民は納得しないものね。 インテル・サッカーより負けてもバルサのサッカーを愛するのがラテンの人々であり、尚且つ結果も出さんと納得しないブラジル国民、王者には王者の苦労があるんですねえ。
2010.07.03
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よっぽど悔しかったんだろうね、プライド傷ついたんだね、「自分がカメルーン戦で外されたのはきつかった」って。 でも君が出てたら、たぶん3連敗だったと思う。 惟えば、岡ちゃんは君を中心にチームを作ってた(だから決して名将ではない)、W杯直前までダメダメで、本番になって君のチームから「本田のチーム」にチェンジして奇跡が起こった、と言えるんじゃないかな。 もとも君とは言い訳してたよね、「ケガが―」なんて。 君より良いパフォーマンスしてるのに、たぶん君よりか優れた選手が代表に選ばれなかったのに、ケガしてる君が南アフリカに行けたこと自体、君は幸せな男だと俺は思うんだけど、君はそれを少しも幸せとは思わず、寧ろ傷ついたプライドを抱えながら「もう、日本代表は引退する」なんて表向きに云わずにはいられないってことか。 ラ・ロシュフ―コ―は言ってる、「人は、自分が思ってるほど幸福でも不幸でもない」って。君は、俺が思ってるほど幸せ者でもなければ、君自身が思ってるほど不幸ではないのかもね。
2010.07.01
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惜しかった全日本、俺は最初からPK戦にもつれ込んで勝つ、そして次のスペイン戦でちんちんにやられると思ってたのだけれど(何の根拠もなく)、負けちゃったか――駒野を責める気はない、でも3番手に何で駒野にしたの、寧ろ不断からPKに慣れてる中村憲剛とか、そういう選択しなかったの? 駒野はJリーグでPK任されたためしないし、やっぱ5人目以降にするのが筋では? ま、終わったことか。 成長著しいアジア市場に暗雲がかかり、NYダウが200ドル超の下落、今日の東京もヤバそうです――どう見たってマーケットは波乱含み、こんな時に消費税を上げるのは駒野のPK失敗よりか、はるかに責められてしかるべき! 嘗て消費税が3%から5%にあげられるのが決まった時、東証指数は2万超でした――今、9500割っちゃってます。 で、実際に消費税5%にあげられた1997年に何が起こったか? 山一証券が、北海道拓殖銀行が、その他諸々が破産して税収は無茶苦茶落っこちたんです。 第三の道だなんて、ドアホのボケの菅総理は、完全に「勘=菅ちがい」してますぜ。 「子供手当の乗数効果」と尋ねられて応えられなかったのが、そんなに恥ずかしいのか――分からないものは分からない、そう言える胆力が欲しかったな。 つまらん見栄やメンツに拘泥する人間は、決まって本質を見誤る! お前は子供か? あーあ、日本は負けちゃったのか、ま、次はアルゼンチンとドイツの闘いを愉しみに俟つとしようか。 日本が負けても、愉しみはまだまだあるな。
2010.06.30
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いや迂闊でした、俺は前にマラドーナと因縁の対決をする巡り合わせじゃないのイングランドは、と書いたけど、イングランドはそれよりずっと以前の因縁の巡り合わせに照準を当ててたんですね。 66年に入ってなかった(とドイツ人は信じている)ゴールで、西ドイツを下して優勝したイングランド、律儀にも今度は明らかに入ってたゴールをノーゴールにして、罪の償いをしたと古いドイツ・サポーターは思うのかしらん?(いやいや、あん時は決勝戦だぜ、今度はたかがトーナメント一回戦じゃねえか、そういう人、おるでしょうなあ)。 エジル、ミュラー、凄い連中だわ、たかだか20歳そこそこの青二才なのに。立派。 仮に2-2になってたとしても、何となくだけど、前がかりになったイングランドにカウンターかましてドイツが勝ってたような気もする――けど勝負事だからなあ。 そうだ、マラドーナ監督はドイツにとっても因縁の相手だった、決勝戦で破った相手だもの。 それにしても、今大会の審判はちょっと酷すぎません? ルイス・ファビアーノのハンド見落としと言い、ランパートの幻ゴールといい、それに見てないけど今朝のテべスのゴールは明らかなオフ・サイドのポジションからだって云うじゃない? ラテン系の人々は、でも案外あっさりしてると思う、だって、そういう理不尽なことが起こるのがサッカーだもの。
2010.06.28
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と、勝手にそんな想像してます――なんだか次も勝てそうな気がして、で、次にポルトガル負かしたスペインに、今度はやられる――でも、ベスト8、充分立派! 翻って、ゴールド世代の日本(遠藤や小野や小笠原や高原、稲本忘れちゃいけないか)がユース世界大会で準優勝した時の優勝国がスペイン。 そん時、シャビもいたんだな、スペイン・チームに。 スペインにも勝ちたいなんて、あんまり欲深いっちゃいけない、罰が当たるから。 心配ご無用で、日本の若手にはプラチナ世代がおるし、4年後の本田はカントナみたいなキングになってる、と見た、きっとね。
2010.06.26
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この一言に尽きます。まさか日本が30点取るとは。 ことによると本田はレアル・マドリードに行く可能性も出てきたな。松井、永友、阿部、みーんなヨーロッパでプレーする日は近い! ああ興奮した、のに眠たい! 岡ちゃん、あんたも運がいいねえ、たぶん一生分の幸運の殆どを、今度で使っちゃったぞ。 今度はパラグアイか、強いな、あ、もう弱い相手なんていないか。
2010.06.25
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しゃーないけど、イングランドが2位になったこと自体、巡りあわせ、と云うべきかも、ね。 だってさ、仮に次のドイツ戦勝つと(ドイツを消すのも惜しいよ。エジル(Oにウムラウトだから発音はエでしょう)のプレー、もっと見たいよう!)、準々決勝は因縁のマラドーナとの対決だもの。 また「神の手」出るか、伝説の5人抜きを再びイングランド相手にメッシがやるか、ルーニ―やジェラードらが昔の仇を討つか――その前に、あっさりとドイツにやられちゃうか。 うーん、無限にして延長のない神の御意志は(昔はマラドーナを助けた訳だけど)、時間的にも空間的にも有限な人間には測り知れない「深淵」だわ! USAの決勝ゴールはロス・タイムにですぜ!
2010.06.24
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韓国は良かったですねえ、立派! 仏ー南アの試合には、選手と一緒に「ラ・マルセイエーズ」歌って(「君が代」の次に覚えたナショナル・アンセム)気合い入れて、おまけにジダン2世と謳われるグルキュフのプレーを楽しみにしてたら、あっさり前半で一発退場。それじゃ勝てんわな。ホスト国に一勝プレゼントするための生贄にされたんとちがうか、フランスは。 ところでチームの内紛が喧伝されてたフランス、強制帰国させられたアネルカが監督ドメネクに云った言葉は「お前は淫売の息子」だとかで、この手の罵詈雑言は世界中にあるのだけれど、日本でその手の言葉を探すと――仮に監督にキレたアネルカが、ドメネクに向かって、「てめえの母ちゃん、出べそだろ!」と怒鳴ってたら、不謹慎だけど、笑える。
2010.06.23
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たぶん、アンダ―グラウンド経済が発展すると思うな、消費税逃れのフリー・ライダー的な――それはそれで健全なことかも、大衆にとっては。 ただね、日本とギリシャは決定的に違いますからね! 財政収支は赤字が大変と言いながら、貿易収支は黒字でしょ! それにギリシャのような外国から資金調達してる債務国と違って、日本は未だに世界最大の債権国でしょうに!(米国債は返してもらえない貸金なの?) ところで菅総理は、嬉々として自分の内閣を「奇兵隊」呼ばわりしてるけど、奇兵隊の末路がどんなに惨めだったか、知ってるのかな?
2010.06.22
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対オランダ戦を観戦していたオシム前監督は、大久保をエゴイストとして批判した、曰く、「点を取ってヒーローになりたいのは分かる、だが、もっとチャンスのある選手を生かそうともせず自分を優先した」のは、ゲームをぶち壊すエゴイストの悪い例だ、と。 オシムさん、あなたは素晴らしい監督だし、その云わんとするところも分かりますよ、でもねえ― 点取り屋は時にエゴイストであることを求められたりもする、それが結果につながるならば。逆に結果を出せない時、一番責められるのも点取り屋、辛いね。 俺は正直、大久保は日本代表に値する選手とは思ってなかった、けど、彼は南アフリカで本当に頑張ってて、それは認めるんだな。で、彼の、どうしても「ヒーローになりたい」と云うか「一発かましたい」という執念が彼を頑張らせるし、と同時にまわりを見えなくさせてるんだと思う、難しいところやね。 もし、自分がシュートせずに味方にパス出したら点を取れる可能性があると大久保が感じてたなら、彼はシュートせず決定的なパスをしてたと思う、たぶん。 エゴイストというより、そこまでまわりを把握する能力に欠けているのではないの?(だって彼、一流ではないもの) その点、アマチュア選手のニュージーランドが前回王者イタリアと引き分けたのは特筆すべきです。彼らを「エゴイスト」とは呼ばないでしょうね、絶対に。ねえ、オシムさん。
2010.06.21
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