鈴木康央の「いのち文化研究所」  赤心庵2 

鈴木康央の「いのち文化研究所」 赤心庵2 

PR

Profile

いのち文化研究所

いのち文化研究所

Comments

ダンボール堆肥 いいですね〜@ Re:●『ダンボール堆肥は危険!』記事に、こんな「コメント」をいただきました。ありがとうございます。(06/16) 夏はコンポスト、冬はダンボールコンポス…
コスモス@ Re:●夏野菜も終わりかけています…でもまだまだ(笑)(09/29) 初めて書き込みますが。 お元気でいらっし…
人間辛抱 @ Re:●夏野菜も終わりかけています…でもまだまだ(笑)(09/29) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
effelpist@ kilovermek.es effelpist <a href="https://kilovermek.es/…
2010.03.29
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
●こんばんは。


メッセージを戴きました。

ご質問内容は下記です。(ご了解を戴いたうえで公開しています)


「鈴木さま。鈴木さまのように、本を出版出来たらいいな、と思っております。どうしたらいいでしょうか?いまひとつ、どのようにしたらいいかがわかりません。教えてほしいのですが…」

ざっと、このような内容でした。そこでお答えを『出版企画のつくりかた』という『講座』でわたしのわかる範囲で、お伝えしようと思い立ちました。

連載になるかどうかわかりませんが、あまり間をおかずに書いていくことができれば幸いです。



***********************************第一回***************************************


●「本の作り方」とか「小説の書き方」「ノンフィクションの書き方」という原稿の書き方ではなく、その 「ひとつ手前」の『企画』 です。

実は、出版にはこれが一番大事なんです。




出版を「自費」でするならば、どんな企画(内容のこと・コンテンツ)でも構わないでしょう。
お金(出版にかかる経費)を出すのが、自分自身であるからです。

少し詳しい方ならば、出版社の「自費出版」に頼むよりは、全部自分でやってしまうこともできます。つまり「自分が版元」になるのですね。
しかし、これはいろいろな点で大変でもあります。

本だけ出せばいい、というものではありません。これはあとで申し上げたいと思います。


●ここでは 「商業出版」 について申し上げます。

商業出版とは、既成の出版社が著者の原稿を出版契約を結んで「買い上げて」出版することです。当然、出版にかかるすべての経費は出版社が負担することとなります。

出版契約や出版社がすることについては、後回しにしましょう。ここではその出版社が「買い上げてくれる「企画」の作り方、について述べていきたいと思います。



★出版社は『ブーム』企画を一番喜ぶ


 ■ここでお話する「出版企画」とは、 出版社が喉から手が出そうなくらい欲しい「売れる」企画 のことです。ここでは 「喉から手の企画」


喉から手が出ない企画のことを 『箸にも棒にも引っかからない企画』 と申します。
実は、この『はしぼう企画』のほうが圧倒的に多いわけです。私もそのはしぼう企画を山のように持っています(笑)


「喉から手の企画」とは「売れる企画」です。せっかくですから、この講座ではこれを扱いたいと思います。


私はこれまで、この2年間のあいだに、共著を含めて8冊出版してきました。そのうちベストセラーはゼロ。初版をすべて売り切ったものもゼロ。ただし初版のうちほぼ売り切ったものは1冊だけ。  (『本当は危ない有機野菜』(徳間書店刊))


10134470170.jpg

『夢で終わらせない農業起業』(同) です。

nogyo_cover&obi.jpg


これは出したばかりですので、農業ブームもあり、ぐんぐん伸びています。
そのあとに続くのが  『野菜畑のウラ側』(ゴマブックス刊) で好評です。

いずれも農業ブームに乗った感じです。

あとの本は評価はよかったものの、残念ながらそこそこでした。
『いい老人悪い老人』(毎日新聞社)は8割方 売り切りました。

当時の「老人犯罪増加」のブーム(笑)を受け、NHKさんなどがしてくれた「老人犯罪特集」などのおかげでした。


○○○○○○「バリキャリ」カード 原本データbcs_dm.jpg

あとは 『バリキャリシンドローム』が6割弱 くらい。というところでしょか。

読売さんなどの特集のおかげでした。



●3日前に書きあげて、いま出版社に取り組んでもらっている本が

『定時で部下を帰らせ 成果も出させる課長の仕事術』 (中堅A出版社刊予定)

これは、4月の労働基準法改正の影響もあってそこそこ売れるでしょう。


「逆説の心理学から見た残業」…という見出しコピーと、「いい残業悪い残業」というサブタイトル  を、出版社に提案してあります。


これも、出版社が「NO残業ブーム」(笑)を背に受けて、マーケティング活動をしているようです。




(第一回講座の仮結論)



となると、わたしの経験からいえば 『ブームもの』 が何と言っても出版社にとって赤字にならない一番の基本だ、ということが言えるのではないでしょうか?


ブームものを出版社が喜ぶのは「営業経費」をかけなくても、ブームが売り上げを後押ししてくれるからです。

そして、ブームが続いているうちは売れ続けるからですね。


原則1「ブーム企画…それは「喉から手企画」となる」




●では、ブーム企画とは何でしょうか?その見分け方とは…そして出版社が喜ぶ「喉から手企画の作り方」とは?

ではまた…次回をお楽しみに…ひみつの県民ショウ stamp_himitsu.gif


おとうさん NEC_0038.jpg


えっ!おとうさん、、、、まる秘って…結論、もうおわっちゃうの~



















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.03.29 23:06:04
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: