鈴木康央の「いのち文化研究所」  赤心庵2 

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いのち文化研究所

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ダンボール堆肥 いいですね〜@ Re:●『ダンボール堆肥は危険!』記事に、こんな「コメント」をいただきました。ありがとうございます。(06/16) 夏はコンポスト、冬はダンボールコンポス…
コスモス@ Re:●夏野菜も終わりかけています…でもまだまだ(笑)(09/29) 初めて書き込みますが。 お元気でいらっし…
人間辛抱 @ Re:●夏野菜も終わりかけています…でもまだまだ(笑)(09/29) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
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2010.05.08
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★『部下を定時で帰らせ成果も上げる課長の仕事術』★


おとうさん アスカ出版社.jpg




●第5章からおわりまでです。

目をお通し戴ければ幸いです。




*********** 目次 後半 *************************


第5章
ムダな残業を撲滅する改善ノウハウ



1「ジョアン・カニー」の『4つの尺度』を「残業減らし」に活用する

「適切なことを適切にやる」ことが、自分の会社や仕事の流れの中で、
いかに為されていないか


2「ポカ休」「チョコ停」「バグ休み」を防ぐ

ヒューマンエラー(ケアレスミス)が度重なると



3課長の仕事は次元が違うが………

部下に指示するなら自分から実行するという「覚悟」


4内規で残業システムを「つくらない」という究極の選択

次善策として「早出」の仕組みを用意する


5残業をきちんと「夜の部」に組み込んでいる会社

業務に合わせた二交代制と前日の残業指名


6意外と効果的な「一緒に帰ろうよ・声かけ」運動

強制もせず、ただ毎日、部下に声をかけ続ける


7「情報の共有+情報の質」より大事なもの 

情報を受け取る側のレベルに合わせないと時間のロスになる


8情報の理解度と残業との悪循環に挑んでいる会社

クレームが減らず残業が続くのはなぜか?



第6章
それでも削減できない残業にどう対処するか



1残業を必要悪とした「ストレッチ戦略」とは?


「成果が落ちてもいいから残業するなとは言っていない」
というトップの逃げ口上をどうクリアするか


2残業の功罪を「仕分け」する

「残業を廃止する」通達を出す前にできる
社内プレ・マーケティング手法


3残業するなら必ず成果を出す

「いい残業」と「悪い残業」とに峻別して成果を上げる




あくまでも成果を上げることが前提であり、
日頃からより深い信頼関係を築いておく必要がある


5残業削減に対する抵抗勢力を動かす

三つの意識を活用する。とくに当事者意識を刺激し続ける


6「残業報告書」がしっかりしている会社

残業は自由。ただし事後報告書を提出して課長がチェックする


7トップを活用しても依存するな

トップの「覚悟」も確認するべく「念書」をとっておく



おわりに


**************************************************************

●「はじめに」をご紹介します。ご参考まで。



はじめに


管理職受難の時代である。

長引く景気低迷で、利益どころか売上を確保することさえ困難な状況にあって、この春から(平成22年4月)新労基法施行の下、人件費圧力が一層強くなったからである。
さらに、ワークライフ・バランスが叫ばれる世の中になり、社員の就労意識に変化も見られる。

そんなビジネス現場を統括する中心の役職が「課長」であるから大変な時代になったきた。
いままで、わたしがコンサルティングしてきた企業を振り返ってみると、どこの会社でも、一番大変な位置にいる役職が、多分「課長」であろうと思われる。
上からは「成果は落とすな、上げろ!」と言われ、下からは「残業はできません。やるならきっちり残業代をください」と突き上げられる課長をたくさん見てきた。
課長という役職は、組織のど真ん中にいる中隊長だ。上から命令される作戦を実行する
部隊の実質的責任者ということだ。

その課長の仕事には、目標の達成と部下育成という管理者すべてに科せられる役割があ
る。そのほかに予算管理もあるであろう。
そして他部門とのコーディネート、つまりネゴシエーションもあるであろう。

また、課長自身がプレーイングマネジャーであるという組織もある。
自分自身の成果も出しながら組織成果も出していく。そのためにはたゆまぬ自己啓発も必要であろう。また自分自身のモチベーションを高めつつ部下のモチベーションも高めていかなくてはならない。
さらには部下以上の広い視野とモノの見方も要求されてくる。部下とは少し違う次元で物事をとらえていかなくてはならないし、創造力や連想力も磨かれていくに違いない。

そんな様々な役割が求められる課長の仕事のなかで、本書ではとくに残業削減というテーマに焦点を当てて掘り下げることにした。
ビジネス人生の中では、一番実りのあるステップが課長という役割だと思われる。

わたしの知っている多くの課長は、すでに部長や取締役になっている。
その方々にたま
たま会う機会があって話を聞いたりすると、課長時代にした努力のおかげで今の自分がある、と異口同音に言う。
「課長という役割をうまく乗り越えさえすれば、それは人生の財産になる」とさえ言っ
た方がいた。わたしもその通りだと思う。

この本は、そんな課長たちに向けて書かれたものである。
課長の気持ちを十分に理解しつつ、「残業削減」はなぜ難しいか、どのようにすればいいか、その意識改革について、産業心理学の分析手法を借りて書いた手引書であると思ってほしい。
そして、多くの事例を載せた。
それも、実際にあった事例を中心に、課長たちは現場にどう対処しているかを紹介した。

さて、わたしは長年コンサルタントとして、また心理カウンセラーとして多くの企業に関わってきているが、残業カット運動に関しては、はっきり言って「だめなものはだめ」というのが率直な感想である。
つまり「笛吹けど踊らず」「いくらやっても掛け声だけで終わり」「形だけ合わせてそのうち元の黙阿弥」「面従腹背」「効果なし」………。

これではいけない、と思ったわたしはこの機会に、残業を減らすための「逆説的」なヒントを中心とした秘訣集を提供したいと思うに至った。
多くの類書を見てきたが、心理的な分析がいまひとつであるものが多く、「そうは言っ
てもね」との感が否いなめなかった。
また、他書の中には、著者の尋常ではない体験からくる秘訣などが書いてあるものもあ
り、まるでスーパーマンのようで、一般的に受け入れられるものではなかった。

もちろん真正面から残業をなくするためのノウハウが書かれているものも多い。
しかし、大上段から正論を言われても、そのようになかなかカイゼンできるものではないのが「残業という魔物」である。
その上、「効率を上げて生産量を下げるな」とか「スキマ時間をうまく活用せよ」とか「デッ
ドラインを作れ」「マネジャーのリーダーシップをもっと発揮せよ」「あきらめるな」など、こまめな工夫と檄(げき)がやたらと多い。

しかし、現場はそんな理論だけでは通用しない。
たとえば、デッドラインを越えたらどうなるのか? 
そんな答えはどこにも書いていない。
デッドラインをはるかに越えている残業事例など実際には山ほどあるではないか。
「デッドラインを越えるな」と叫ぶだけでは人間の本性は変わらない。

人間の「暗い部分」「曲折した」「歪曲された」感情の果てに、ムダな残業という「居残
り」がある。
こうした仕事の細かいカイゼンテクニックは大事であるが、それだけでは残業はなくなるものではない。
また、本書では事例を多く取り上げた。
その事例については、できるだけ臨場感を理解してもらいたいために、文章だけで解説することをできるだけ避け、会話を取り入れた文章にしてみた。
実際にわたしがその企業に入って交わした会話や、その事例に合った会話に近いものだ。
そうすることでより状況が伝わるようにしてみた。

「課長の仕事術」という一見あたりまえのような書名を付けてあるが、これは残業をな
くするための多面的人間分析書であり、課長(またはリーダー)のための「心理的ウラ技
集」であると思ってほしい。
そんな観点からこの本は書かれている。今後の仕事に役立てていってほしい。

また、残業には「いい残業」と「悪い残業」がある。
決してすべての残業が「悪い」と言っているわけではない。他書と違うのはこの点である。「いい残業」をしていれば、必ず成果へと結びつく。
それがこの本の言っていることでもある。(後略)


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●書店への配本は少し早くなるようです。
17日~20日ころには並ぶようですよ。

ぜひ、お手にとって見てください。

●あなたが係長であっても主任さんであっても、一般職さんであっても、ものすごく参考になるようなエッセンスが書いてあります。

やがてくる「残業ゼロ時代」のための心構え秘訣が書いてあると思ってください。

心理学をベースに「残業」というものを考えてみました。

●あなたの会社の「課長」へのプレゼントに!どうぞ。



おとうさん NEC_0144.jpg


おとうさんは毎日夜中まで残業してるね。





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Last updated  2010.05.08 08:06:07
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