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大相撲は白鵬が年間最多勝利更新の86勝を挙げ、15戦全勝優
勝で1年納めの場所を締めくくった。モンゴル勢の相撲には激し
さがあってスポーツという意味では面白い。
大関・魁皇は千秋楽で806勝目をあげた。史上1位の幕内807勝
にあと1に迫る。今年は6場所すべて8勝7敗らしい。記録は素
晴らしいが優勝を争えるだけの力を持つ(た?)関取だけに少し
惜しい感じがする。
「草食系」で代表されるように日本全体に元気がなくなった。
怪我をしてもがむしゃらに向かっていく姿勢が少なくなってきた
感じがする。少子高齢化、デフレ、株価が上がらないこと、巨額
の財政赤字、温暖化...重い課題が日本全体を覆い尽くしてい
るため元気がないのかも知れない。
設備投資減税やエコポイント、科学技術にどんなにお金を振り向
けても、経済成長が際だっていた頃の活力を取り戻すことは不可
能だろう。
資金が豊富であっても、技術のアドバンテージがあっても、「日本
品質」のブランドがあってもがむしゃらに向かっていく活力が無
ければ地位はズルズルと下がっていく。栄枯盛衰とは良く言った
ものだ。教科書にも載っていないような「活力」を取り戻すよう
な政策が必要だ。それは決して子供手当でも高速道路無料化でも
ないことだけは判っている。