220610
人物たち @ シアターX (カイ)
原作: Anton Chekhov, 構成・演出: Aleksandr Kalyagin, 出演: A. Kalyagin, Vladimir Simonov, 通訳・解説: 安達紀子
(チェーホフのユーモア短篇5話が、2人劇に仕立てられた。先にあらすじだけ知らされて、あとはロシア語の役者藝を楽しむ。字幕などなし。 チケットは売り切れだったが、当日券を求めて並んだ。ロシア語がもっと分かるだろうと思っていたのだが、劇が始まる前のカリャーギンさんの解説はだいたい聞き取れたものの、台詞のほうは聞き取れなかった。それにしても、観客は日本人がほとんどですが不思議なほどよく笑っていました。)
220707 Disney
Alice in Wonderland (アリス イン ワンダーランド) 3D・字幕版
@ 新宿ピカデリー Mia Wasikowska (アリス・キングスレー役)
、Johnny Depp (マッドハッター役)
、Helena Bonham Carter (赤の女王役)
、Anne Hathaway (白の女王役)
(美しく、わかりやすい映画で、1度観て堪能できた。何としても3D版をと思っていたが、3Dが生きる場面がそうそうあるものではない。偏光板眼鏡をかけていると美しい原色が十分には楽しめず、かつ画面もすぼまった感じになる。アトラクション用に作られた映画は別として、一般映画は3D版ではなく2D版のほうがいい。)
220730
マン・レイ展 Man Ray: Unconcerned But Not Indifferent 図録 (国立新美術館)
(展示品の気まで伝わる。マン・レイの旧アトリエ内をジュリエット夫人の許しを得て撮った篠山紀信さんの記録写真が、回顧展の出口前に展示されていたが図録にはなく、やや残念。旧アトリエは、作品がところ狭しと飾られ、いい雰囲気の空間だった。)
220725
二十億光年の孤独 Two Billion Light-Years of Solitude (集英社文庫、平成20年) 谷川俊太郎 著、William I. Elliott・川村和夫 訳
(かの有名な処女詩集。英訳があると、それを最低の許容線とすることでエスペラント訳に取り組めそうだ。やってみよう!)
220615
Theatre Craft: A Director's Practical Companion from A to Z (faber and faber、平成22年刊)
(敬愛するジョン・ケアード氏がじつに平易なことばで語る演劇論。「キャンディード」 公演の帝劇で購入。797ページの大冊だが、読ませていただくのがとても楽しみだ。ほんとうにわくわくする。この本に出会えてよかった。)
220801
スルタンの象と少女 (文遊社、平成22年刊) Jean-Luc Courcoult 著、Quentin Faucompre' 絵、前之園 望 訳
(「キャンディード」 をさらにSFファンタジー仕立てにしたような、確信的遊び心に貫かれた遍歴物語。脳の裏ひだを洗ってくれる。原題 La Visite du Sultan des Indes sur son elephant a voyager dans le temps.)
220729
初 夜 (新潮社、平成21年刊) Ian McEwan 著、村松 潔 訳
(丹念に紡がれたリアリティ。こんな小説が読みたかった。何度も読んだ最後の段落から、自分のために抜書きしておきたい ―― ≪彼女は確信していた。このままでは彼を失うことになるが、彼をこんなに愛したことは ― こんなに絶望的に愛したことはなかったし、彼が声をかけてくれれば、それがひとつの救いになって、自分は振り向くにちがいないと。だが、彼はそれを知らず、知ろうともせず、夏の薄闇のなか、冷たい独善的な沈黙のなかに立ち尽くして、浜辺を急ぎ足で遠ざかっていく彼女を見守っていただけだった。≫ その浜辺の名をチェジル・ビーチという。小説の原題は On Chesil Beach だ。)
CD: <平成220601 以降に購入> 220806
Candide: 1989 London Sumphony Orchestra and London Symphony Chorus (Deutsche Grammophon、平成3年)
(作曲者の Leonard Bernstein が自ら演奏を指揮している。)
220713
ミュージカル 「モーツァルト!」 平成17年度キャスト、ハイライト・スタジオ録音盤 (東宝ミュージック、平成12年)
(ドイツ語版は20回以上聞いていると思います。とくに Gold von den Sternen は何十回も。山野楽器の店頭で日本語版が 「買って!」 というので、買いました。)
220702
Fade Into Light (KCミュージック、平成15年) 中村健佐 (けんすけ)
演奏 (昭和37年生まれの中村健佐さんは、ぼくより3歳若い同年代。品川や有楽町の駅頭でのサックス演奏はいつも心を惹きつけたが、この日はとりわけ身に沁みた。中村さんも、やや痩せたように見えた。「いのちの再発見をさせていただいたような気がします」 と声をかけた。前に最新CDの Your Story は買っているので、今回は第2 CDの Fade Into Light を買って、応援。)
220615/15
Candide: The 1999 Royal National Theatre Recording (Exallshow Ltd.、平成12年)
(ミュージカルというよりオペレッタといったほうがいいのでは。John Caird 氏演出のロンドン公演のCD。帝劇で購入。観劇のその夜、あらためて 「キャンディード」 の世界にひたり、つくづく深い作品と感銘を受けた。)
220607/0710
Jekyll & Hyde: The Complete Work (Atlantic Recording Corp.、平成6年)
(2枚組。聴いてみたら、もう、サイコー!! ミュージカル「ジキル&ハイド」のCDは、これで4つ目。最初に買った英語版は、旧ヴァージョンのようで乗れなかった。ドイツ語版と鹿賀丈史さん・マルシアさんの日本語版を愛聴してきたわたしです。)
220607/08
BEEGIE ADAIR: Cheek to Cheek - The Romantic Songs of Irving Berlin (Green Hill Productions、平成17年)
(勢いで買った3枚目。かの Irving Berlin の曲とあれば。God Bless America も入っているし。)
220607/07
BEEGIE ADAIR: Moments To Remember - Timeless Pop Hits of the 1950's (Green Hill Productions、平成21年)
(山野楽器店頭の店員さんのおすすめ。演奏の感覚がまったく現代的なので、old pop hits という感じがしない。)
220607/08
BEEGIE ADAIR: My Piano Romance (EMI ミュージックジャパン、平成22年)
(銀座四丁目の山野楽器の店頭でキャンペーンをやっていた。小倉智昭さんも絶賛のCDとか。店頭に流れるビージー・アデールさんのピアノの自在で軽やかなのに魅せられた。Love Me Tender から Ii Hi Tabidachi まで。)