ウォーキング・ベビーカーウォーキング



~ウォーキング・ベビーカーウォーキング~



ウォーキング それは少し息の上がる程度の軽い運動を続けることで酸素を取り込みながら脂肪を燃焼させる有酸素運動です。

最近のウォーキングブームをそれまでは冷ややかな目で見ていた私ですが、小さな子供がいてもできる有酸素運動といえばそれはベビーカーを押しながらのウォーキングくらいしかありません。
私がウォーキングを始めた当時、幼稚園に通う第1子と2歳の第2子がいたのですが上の子が幼稚園に行っている間に下の子をB型ベビーカーに乗せて少しお散歩、というところから初めてみることにしました。
それまでの私は子供が2人いるということで何処に行くにも車の生活で、歩いて5分の所にあるスーパーに行くにも車を使っていたという感じでした。
元々持久力のない私は少し走ったくらいですぐ息切れするのできっと心肺機能も悪かったと思います。(実際にレントゲンを撮ったときにかかりつけのお医者様から「心臓が小さい」と言われたことがある)
直接ウォーキング効果で脂肪が燃えなくても心肺機能を向上させて、基礎体力が付き少しでも基礎代謝が上がってくれたら・・・
そんな思いで2歳の子供との午前中のお散歩が始まりました。

初めはそのあたりをぐるっと1周というところから始めて、徐々に距離や時間を伸ばしていきました。
段々要領もわかってきて、帽子をかぶり、汗拭き&首筋の暑さ対策にと首にタオルをかけ、ペットボトルにお茶を入れて持って行くようになりました。
毎日10時には出発すると決めたので今まではダラダラと過ごしていた午前中の使い方も10時までに洗濯と掃除を済ませないといけないため、てきぱきと家事をこなすようにもなりました。
やはり出掛けるまでは面倒だし、イヤだな~と思うのですが、いざ家を一歩出てしまうと結構いい気分転換になるのです。
2歳の子供と「ワンワンいるね~」とか「お花がキレイだね~」とかいいながらお散歩するには案外楽しいものなんです。
時には2人で道草を食いながら、後半子供が疲れて来たら頑張り時です!
真面目に歩くときはせっせと大股でやや早足で歩き足を交互に前へ出すたびにお尻の筋肉に効くように意識して歩くようにしました。

そして1週間に5日くらい一旦出掛けると1時間は歩くというペースが出来てきました。帰りは公園に寄って子供を遊ばせるようにもしました。
公園ではママ友達に「今日も歩いてきたの?」と言われるようになり、ちょっぴり恥ずかしかったのですが、おかげで寝付きも良くなり、朝の目覚めもさわやかになってそれまで体力がなく疲れやすかった私の体調がみるみる良くなって行くのがわかりました。
母からもらった歩数計をつけて歩いていたので毎日の歩数と消費カロリーが分かるのでせっかく頑張って消費したカロリーをパーにするのはもったいないと自然に間食の量なども調節できるようになってきました。
その結果体重も少~しづつですが減ってきました。
そして何より一番驚いたのは始めて最初の2ヶ月でヒップのサイズが5cmもダウンしたことです。
最初90cm以上あった私のヒップが憧れの80cm台になりました。
そして今までブヨブヨと脂肪だらけだったお尻が硬く筋肉質になっていくのが分かりました。
高価なガードルを履いてその時多少ヒップが上がっても脱げば元通りですが、筋肉という自然のガードルは脱いでもそれが維持されます。

有酸素運動は20分以上続けないと効果がないというわけではありません。
20分以内だと脂肪の燃焼よりグリコーゲンの燃焼の方が優位なだけで脂肪も少ないながらちゃんと燃えているのです。(20分を過ぎるとグリコーゲンより脂肪の燃焼の方が優位になるそうです)
ベビーカーウォーキングを始めてわかったことは小さな子供がいるから運動は出来ない。これはただの言い訳でしかなかったということです。
「痩せたい」と思うのと「痩せよう」と思うのは全く別のこと。
以前の私もそうだったのですが、痩せたいと思っているだけでは本当は痩せようとは思っていないのです。
私も痩せたいと思いつつ、実は何にもやる気がなくて心の何処かで別にこのままでいいや、と思っていました。
本当に痩せようと思うならきっと何かできるはず。

痩せたいと思っているだけではたとえ飲めば痩せるというお薬が発明されたとしてもそのお薬を飲むことさえ面倒だと思ってしまうということなんですね。


毎日でなくてもいいので気が向いたらベビーカーで出掛けてみましょう。
少し遠くのスーパーや公園まで歩いてみましょう。
わざわざウォーキングの為で出掛けなくてもOKです。
お買い物のついでに、ちょっと出掛ける用事があった、そんな外歩きの機会があればその時少しだけ歩き方を意識してみて欲しいと思います。

でもウォーキングは長距離歩けばいい、1万歩歩かなければいけないというものではありません。
短時間でもいいし、短い距離でもいいので少しでも外歩きの機会があればその時に最大限ダイエット効果の上がる歩き方をしてみましょう。
通勤、通学、お散歩、買い物、銀行に行くときなどそんな10分間でも充分なんですよ。

○意識して大股で歩く
○やや早足で歩く
○テンポよくスタスタと歩く
○かかとから着地するのではなく足の裏全体で着地して歩く
○前に踏み出す足の膝は曲げて、後ろ足の膝は伸ばして歩く(普段あまり使われない太ももの後ろ側の筋肉とお尻の筋肉に効く)
またそれらの筋肉に効いていることを意識して歩く
○なるべく一直線上を歩くように意識して歩く(内側重心になり普段使わない足の内側の筋肉を効率よく使える)


テンポよく歩くことで有酸素運動になり脂肪を燃焼させやすい状態になりますし、普段使わない筋肉を使うことで普段の基礎代謝がアップし、よりカロリーを消費しやすい体になれます。

それから紫外線対策も忘れずに。
特にベビーカーウォーキングは手の甲がまともに紫外線を浴びるので、私は数日で手の甲が真っ黒になってしまいました。
黒くなるだけならいいのですが、紫外線にあたると光老化といってお肌の老化を早め、シミ・ソバカス・シワなどの原因になりますので、紫外線対策はバッチリとされるようにして下さい。
私も以来、手袋をしてベビーカーを押すようにしています。



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