おさるのPCセキュリティ情報

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スパイウエアに要注意:対策各社が強化



 パソコン利用者の個人情報を収集し、広告会社などに送る「スパイウエア」と呼ばれるソフトが、パソコン利用者の中に広がっています。
 インターネット利用者の1割強に入り込んだとの調査もあります。
 十分な知識がないままソフトを取り込んでしまい、画面に次々に現れる広告に利用者が戸惑うケースもあるといいます。
 ウイルス対策ソフト各社は、新製品でスパイウエア対策を強化しています。

 スパイウエアの代表格とされるのは米国のマーケティング会社のソフト。
 取り込むと、インターネットで買い物をする際に名前やクレジットカード番号などを自動的に入力してくれる代わりに、ホームページの閲覧履歴を集めて利用者が興味を持っていそうな分野を分析し、その分野に関する広告を画面に表示させます。
 広告(アド)を表示するため「アドウエア」とも呼ばれています...

...また、悪質なものは、利用者の承諾を求めずに、ホームページのアドレスをクリックするだけで入り込んでしまいます...

...国内ではスパイウエアによる個人情報流出が、詐欺など深刻な事件につながった例はまだ報告されていませんが、米国では一部の州や連邦議会が法規制に動いています。
 日本では今のところ「取り締まる法律はない」(警察庁情報技術犯罪対策課)ということです...

...〈キーワード・スパイウエア〉
 広告や販売促進のために、コンピューター利用者のホームページの閲覧履歴などの情報を収集して外部に送信などするソフトです。
 ホームページを開設しているコンピューターから利用者のパソコンに送信、保存される「クッキー」と似ている点もありますが、特定のホームページだけでなくネット全体の閲覧履歴を集める点が異なっています。
 ウイルスと違い、電子メールなどを通じて他のパソコンに感染することはありません。

 詳しくは、 こちら から!

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