おさるのPCセキュリティ情報

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C#を拡張した新言語「Cω」



 米Microsoft社の研究機関であるMicrosoft Researchが、2004年7月に「Cω(Cオメガ。Comegaとも書く)」というプログラミング言語を公開しました。
 C#を拡張した研究段階の言語です。

 メソッドを非同期に実行する仕組みやデータベースからデータを取得する表記など、C#にない特徴をいくつも備えています。
 中でも注目は、XMLデータを扱うためのデータ構造を用意していることです。

 Cωが新たに導入したデータ構造は4種類。
 このうち、XMLデータを扱うことを主眼に置いているのが「Content」です。
 Contentの作法に従ってクラスを定義すれば、XMLデータを扱うオブジェクトを簡単に作れます。

 Contentはクラスや構造体でXMLデータの構造を表現できるようにしたものだと考えればいいでしょう。
 XML SchemaやDTDを使って定義したデータ構造に相当します。

 これまでC#では表現できなかったXMLデータ特有のデータ構造も記述できます。
 例えば同じデータ要素が任意の回数繰り返す場合は、構造体の定義の末尾に「*」を付けます。
 あってもなくてもよいデータ要素は「?」で定義します。

 こうして定義したクラスのオブジェクトにXMLデータを直接代入できます。
 XMLデータに含まれる各要素は自動的にメンバー変数に格納されます...

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