ゆうあい工房

ゆうあい工房

ペケ君のうその巻 13・14

「トイチ 君 ( くん ) の 冒険 ( ぼうけん ) 」


ペケ 君 ( くん ) の 嘘 ( うそ ) の 巻 ( まき ) ・ 第13回 ( だいじゅうさんかい )



振 ( ふ ) り 向 ( む ) くな





ペケ 君 ( くん ) は、トイチ 君 ( くん ) たちと 出会 ( であ ) うまでの
出来事 ( できごと ) を 思 ( おも ) い 出 ( だ ) していました。

いつも 仲間 ( なかま ) はずれでした・・あの 日以来 ( ひいらい ) ・・
誰 ( だれ ) も、ペケ 君 ( くん ) を 信 ( しん ) じ、 愛 ( あい ) してくれる 人 ( ひと ) も
そして 仲間 ( なかま ) すらいない 日々 ( ひび ) だったのです
そのうえ・・お 母 ( かあ ) さんとも・・・

ペケ 君 ( くん ) にとっては
寂 ( さび ) しく、そして 辛 ( つら ) い 日々 ( ひび ) の 繰 ( く )く り 返 ( か ) えしだったのです





「おはよう~、ペケ 君 ( くん ) !。もう、 大丈夫 ( だいじょうぶ ) なの?」
「あ!。トイチ・・・・トイチ君・・」



「お 母 ( かあ ) さん!おはよう!!」
「おはよう、トイちゃん」
「お 母 ( かあ ) さん!!」
「な~~に?トイちゃん?」
「ペケ 君 ( くん ) ・・もう 大丈夫 ( だいじょうぶ ) なの?」



「トイ・・トイチ 君 ( くん ) ・・ 実 ( じつ ) は・・・ボク・・」

お 母 ( かあ ) さんが 言 ( い ) いました

「いいのよ、ペケ 君 ( くん ) 」
「で・で・で・・・でも・・でも・・ボク・・」
「いいのよ。さぁ、トイちゃんと 一緒 ( いっしょ ) にお 食 ( た ) べなさい」

「わぁ!ボクの 大好 ( だいす ) きなものばかり!!
ペケ 君 ( くん ) 、 一緒 ( いっしょ ) に 食 ( た ) べようよ!」
「え?トイチ 君 ( くん ) も 大好 ( だいす ) きなの?プリンやホットケーキ?」
「うん! 大好 ( だいすき ) きさ ペケ 君 ( くん ) もなの?」
「う・・うん!」



「それじゃぁ、 好 ( す ) きなものまで 仲間 ( なかま ) だね、お 友達 ( ともだち ) だネ!」
「お 友達 ( ともだち ) ?  仲間 ( なかま ) ?・な・か・ま・・・」
「そうさ!みんなお 友達 ( ともだち ) で 仲良 ( なかよ ) しさ!」

「うん!そうだネ! 『トイちゃん!!』 」


「さぁさぁ・・・ 二人 ( ふたり ) で 仲良 ( なかよ ) く 食 ( た ) べなさい。
みんながお 外 ( そと ) で 待 ( ま ) ってるわよ。」

二人 ( ふたり ) そろって

「は~~い!!いただきま~~す!」



と~~っても 嬉 ( うれし ) しそうなペケ 君 ( くん ) です




「トイチ 君 ( くん ) の 冒険 ( ぼうけん ) 」


ペケ 君 ( くん ) の 嘘 ( うそ ) の 巻 ( まき ) ・ 第14回 ( だいじゅうよんかい )



目 ( め ) 覚 ( ざ ) め






トイチ 君 ( くん ) とトイチ 君 ( くん ) のお 母 ( かあ ) さんに 暖 ( あた ) たかく
そして、 愛情 ( あいじょう ) をもって 迎 ( むか ) えられたペケ 君 ( くん ) ・・
表 ( おもて ) にはおサルさんの「クレオ君」や
ウサギさんの「ゆきたん」たちも 待 ( ま ) っていました。


「みんな・・おはよう!!」
「トイチ 君 ( くん ) のお 母 ( かあ ) さん おはようございます」
「トイチ 君 ( くん ) ペケ 君 ( くん ) ・・・お、おはよう~」

ペケ 君 ( くん ) はなんだか 嬉 ( うれ ) しくなってきました

「わ!ペケ 君 ( くん )  わらってる!!」

「わ!ホントだ~!!」

ペケ 君 ( くん )  モジモジしながら 言 ( い ) いました。

「ボクも 仲間 ( なかま ) に 入 ( い ) れてくれる??
本当 ( ほんとう ) は みんなと 遊 ( あそ ) びたかったんだ・・・」

「うん!いいよ!!!」

1ペケ.jpg

ウサギさんの『ゆきたん』が i言 ( い ) います。

「でも・・?ペケ 君 ( くん ) ? 元気 ( げんき ) になったの?」

「う・・うん・・・」
「 本当 ( ほんとう ) !よかったわ!! 私 ( わたし ) ・・ 心配 ( しんぱい ) していたのヨ」

2ウサギ.jpg

おさるさんのクレオ 君 ( くん ) が 言 ( い ) います

「チェッ! 女 ( おんな ) の 子 ( こ ) は 調子 ( ちょうし ) が・・」
「うん? 何 ( なに ) か 言 ( い ) った?クレオ 君 ( くん ) ?」

「う・・な・なんでも・・そ・それより
 みんなで 遊 ( あそ ) びに 行 ( い ) こうよ!ペケ 君 ( くん ) も 一緒 ( いっしょ ) に!!」

3.jpg

ペケ 君 ( くん ) は・・

「トイチ 君 ( くん ) のお 母 ( かあ ) さん・・」

「な~~に?」
「また・・ 遊 ( あそ ) びに 来 ( き ) てもいい??」
「 大歓迎 ( だいかんげい ) よ!いつでもいらっしゃいな
子供 ( こども ) はみんな 私 ( わたし ) の 子供 ( こども ) なのだから」
「 本当 ( ほんとう ) ??」
「ええ!! 本当 ( ほんとう ) よ!!」
「トイチ 君 ( くん ) のお 母 ( かあ ) さん!!ありがとう!!」

「グゲッ~~ツ・・」

ぺケ 君 ( くん ) のお 腹 ( なか ) の 中 ( なか ) で 苦 ( くる ) しげな 声 ( こえ ) が・・・


「みんな!! 今 ( いま ) まで 嘘 ( うそ ) をついたり、 意地悪 ( いじわる ) をしてゴメンね!!」

「く・くるしい~~・・」

またぺケ 君 ( くん ) のお 腹 ( なか ) の 中 ( なか ) で 声 ( こえ ) が・・・

ペケ 君 ( くん ) が 大 ( おお ) きな 声 ( こえ ) で 言 ( い ) いました。


「そして!!みんな!みんな!お 友達 ( ともだち ) で・・ありがとう!!」

「ゲボッ!!ゲボッ!」



すると!どうでしょう!!
ペケ 君 ( くん ) の「ありがとう」の 感謝 ( かんしゃ ) の 言葉 ( ことば ) と
素直 ( すなお ) な 言葉 ( ことば ) の「ゴメンね」が
七色 ( なないろ ) になつて 大空 ( おおぞら ) に 昇 ( のぼ ) っていきました。



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: