すずのお部屋

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「育児は育自」特集



「接する時の思いが大切」

最近、夫は仕事が忙しくて、夜は遅いし、休日も出勤。私は小学一年生と8ヶ月になる息子たちの育児に疲れ、イライラがつのり、たまの休みに家にいる夫に対し、腹ただしさでいっぱいになっていました。
長男も、もっと遊んで欲しいとの思いから、きっと私と同じようにさみしさを感じているだろうと思っていました。
しかし、先日、息子が毎日書いてる学校の宿題の「あのね」という日記を読んでいて、ハッとしました。
「今日はパパが早く帰ってくるからうれしい」
「パパと寝る前にキャッチボールして、うれしかった。もっとうまくなりたい。」
など、ほんの少ししか、かかわってない夫のことばかり書いてあったのです。
その横に赤ペンで先生が「お父さんが大好きなんだね」と書いてくれてるのを読んだとき、”かかわる時間じゃなくて、接する時の思いが大切なんだ”と痛感しました。
子供は、夫のことが大好きで、私より子供のほうが、夫の優しさや思いやりを
分かっていたんだなあと、反省させられました。
これからは、もっともっと、子供と夫のことを大切にしようと思いました。

「真っ白で優しい心に学ぶ」

子供の病院通いが重なり、心身ともに疲れていたとき、おやつをめぐって言い争う二人の娘(6歳と4歳)に、我慢できなくなり、「ケンカするだったら、あしたからオヤツは抜き!!」と叱ってしまいました。
子ども達はすぐに謝ったのですが、私のいらだちは、なかなか収まりませんでした。いろいろな思いが心の中で葛藤していて、自分でもどうしようもなかったのです。
そのとき、ふと思い出しました。私は日ごろから、感情的に叱ってしまったな、と反省した時は、子ども達に「怒りすぎてゴメン」と謝るように心がけています。
先日も、「すぐ怒ってばかりで、優しくしてあげられなくて、ごめんね。」と長女を抱いて謝ったことがありました。
すると、「ママはそう思っているかもしれないけど、十分優しいよ」とすぐに許してくれたのです。そのときのことを思い出しながら、「子供はイヤなことをあんなにあっさり忘れ、許してくれるのに、私もいつまでも怒っていてはいけない。見習わなくては!」と反省しました。
そのあと、「お母さんもゴメンね。」と明るく接することが出来ました。
これからも、子供の真っ白で優しい心に、多くのことを学んでいきたいと思います。

「ちょっと様子を見てみよう」

娘が幼稚園児だった頃のこと。父親参観があり、夫は仕事のやりくりをして、幼稚園に行きました。帰ってきて開口一番、「少しもじっとしてないんだよ。後ろを見たり、隣の子に話しかけたり・・」と。
娘も初めての父親参観で、期待の気持ちやうれしさで落ち着かなかったのでしょう。そうは思ったものの、いろいろ考え出すと、集団生活の場でみんなと仲良くやっているのかしらと、少し不安になってきました。
そんなとき、子育て・教育応援誌「「灯台」」に出てきた一言に、ハッとしました。「子供は日々成長し、変化するものです。親は少し待つ、心のゆとりをもったほうがよい場合があります。」と。
以来、子育てのなかで不安なことに出会うたび、”ちょっと様子をみてみよう”が
私の子育て信条になりました。
その娘も今や一歳の子を持つ母親として、育児に頑張っています。子育てのことで相談された時、娘の成長過程の出来事を楽しく話してあげようと思っています。

最近感銘を受けたメルマガの文章

/ ♪みんな悩んで大きくなった ~究極の反面教師~♪ 文/秋戸 ゆかり /
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=自分にストローク=

子どもが「おかあさ~ん」と話しかけてくるだけでうっとおしいと感じるときっ
てない?
私はよくあるねん。子どもが小さくて、手がかかるときはなおさらひどかった。
「ちょっと! 今、お母さん忙しいねんから、向こう行っててよ!」
その後「あ~、またやってしもた…」と後悔することしきり。

子どものことは、自分なりに大切には思ってる。でも、どうしても受け入れら
れへんときがある。『大切やのに、大事にしてやれない』ということで、自分
の未熟さを責めつづけてた。子どもがどれだけ悲しい思いをしてるのか、自分
も経験してきて痛感してるから。

でも、自分を責めれば責めるほど、事態は悪化していく。ますます子どもがわ
ずらわしくなってくる。
なんでか? 
要は、自分がストローク不足を起こしてたということ。自分のダメなところに
ばっかり目を向けてきた結果、自分自身に与えるどころか、周囲からもらえて
いるはずのストロークさえもはねつけて、飢餓状態になってたんやね。
何日もご飯を食べてなかったら、自分より飢えてる人がいるからといって何か
を分け与えたりすることは、なかなかできることやない。それとおんなじ。

子どもを受け入れられへんときは、まず、自分が自分をちゃんと受け入れられ
てるか確かめてみて。ママが楽になることが先決。
私は、嫌なことをみんな吐き出してから「よくがんばってるね。それでいいよ」
と、自分を誉めるようにした。それでも立ち直られへん時は、周りの人にい~っ
ぱいストロークをもらうようにした。そしたら、気持ちも落ち着いてきた。
ちょっとは優しくなれたかな?と思う。



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