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昨日16日は朝から突風の中、4ヶ所の用地調査を決行。ビュンビュンの北風に髪もぐちゃぐちゃで頭から足先まで冷え込み、夜はラーメン食べて暖まり、映画館へと駆け込んだ。 観たのは、ブルース・ウィリス主演の「ダイ・ハード」シリーズの第5弾「ダイ・ハードラスト・デイ」。14日に、日米同時に封切られたばかりで、評判はまだわからないが、タイミングが合うのが吹き替え版くらいだったので、ルパンテイストの野沢那智声のジョン・マクレーンと野沢那智の息子声のジョンの息子ジャック・マクレーンとのダブルマクレーン親子を堪能した。88年の1作目以降、米国内を舞台にテロリスト集団と命懸けの戦いを繰り広げてきた刑事ジョン・マクレーンが、今回ロシアに進出し、息子のジャックとこれまで以上にド派手なカーチェイスと銃撃戦を繰り広げ、高いビルからのダイブなど大暴れする。ジャックは父親を「ジョン」と呼ぶほど、お互い疎遠になっていた親子がタッグを組むことでお互いを認め、プールに落ちた後、「お父さん」と探し回る繋がり、敵の父娘の繋がり、など、「親子の絆」も今回のテーマかと思われる。 市民を巻き込み過ぎのカーチェイスにやりすぎ感が強いものの、チェルノブイリでの二組の親子は007スカイフォールの最後を思わせ、息子ジャックを演じたジェイ・コートニーは先般観た「アウトロー」で見せた冷酷な悪役とはまた異なる表情で好演し、今後のダイハードの主役交代を予想させるものだった。『ラスト・デイ』とあるが、『運の悪さは遺伝する』という副題にあるように、少なくともジャック・マクレーンの再登場はあると確信。今後に期待したい。
2013.02.17
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10日の夜、『ライフ・オブ・パイ~トラと漂流した227日』を観た。想定した少年(パイ)とトラ(リチャード・パーカー)の感動物語とは全く違い、複雑な深い映画だった。虎との関係、信仰、生き延びるための極限の選択、よく考えて見ないとただの漂流物語に見紛う。。映像上の話と最後に少年が涙ながらに語るもう一つの衝撃的な話、真実はどちらなのか!?!?トラがパイの残酷な感情を、人間はパイの理性を表しているのだろうか。。いずれにしても「生と死」「出会いと別れ」がテーマだと観終わってから理解した次第だ。終盤パイは静かに涙を流し、こう言った。「人生に別れはつきものだ。だが本当に悲しいのはさよならを言えないことだ」。 この映画の結末は、観客それぞれに委ねられているものだと思う。是非観てみてください。。
2013.02.11
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