年中夢求!!『ダントツ夢創り』の道

年中夢求!!『ダントツ夢創り』の道

PR

Calendar

Profile

ダントツ2007

ダントツ2007

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

あかまっちゃん2004@ Re:経営者150人が集った大運動会、感動の優勝!(09/16) 素晴らしい!! 優勝、おめでとうございま…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に反日メ…
ダントツ2007 @ Re[1]:足掛け20年7000日達成と大きな決断(03/02) 小野英紀さんへ コメントありがとうござい…
小野英紀@ Re:足掛け20年7000日達成と大きな決断(03/02) ご無沙汰しております。 長い間執筆お疲れ…
OB 和ちゃん@ Re:社員からのあたたかい言葉(06/16) お久しぶりです。 社員とのコミュニケーシ…

Keyword Search

▼キーワード検索

2025年08月02日
XML
カテゴリ: 経営
企業が順調に事業を進め、成長フェーズに差し掛かった時、必ずと言っていいほど訪れる壁があります。

それが「資金の壁」です。

スタートアップや中小企業であっても、「今の事業を拡大したい」「新しい分野にチャレンジしたい」「優秀な人材を採用したい」と考えた時、自己資金だけで賄えることには限界があります。

そこで必要になるのが、“資金調達”というステージです。

ただし、「お金を集める」と一口に言っても、その方法は一つではありません。

むしろ企業のフェーズや価値観、目指すビジョンによって、選ぶべき資金調達の手段は大きく変わってきます。

今回は、そのバリエーションについて考えてみました。

1. エクイティ(出資)による資金調達
まず代表的なのが、株式を引き渡す代わりに資金を受け取る「出資」という方法です。



この方法のメリットは、借金ではないため返済義務がないこと。

資金を得ると同時に、経営のアドバイザーや人脈支援なども受けられる場合があります。

一方で、株式を渡すために、経営への影響力を持たれるリスクや、将来的なEXIT(上場・M\&A)へのプレッシャーが生まれることも忘れてはいけません。

2. デットファイナンス(借入)による調達
銀行融資や公的制度融資などを活用して、借入によって資金を調達する方法です。

日本の中小企業では、この方法が最も一般的かもしれません。

借入の場合は、会社の株式を渡す必要がないため、経営権は保たれます。

反面、毎月の返済義務が発生するため、キャッシュフローの管理能力が必要です。

また、創業融資や信用保証付き融資、地方自治体による制度融資など、公的支援制度を上手に活用することで、低金利かつ無担保で借りられるケースもあります。

3. スポンサー・業務提携による調達
近年増えているのが、「資金」+「事業連携」を兼ねたスポンサー型の調達です。



これにより、資金だけでなく“成長のための土台”を一気に得ることができ、第二創業的なブレイクスルーを果たす企業もあります。

ただし、この場合はパートナー企業との戦略的相性が重要で、目的がブレてしまうと組織のアイデンティティを見失うリスクもあります。

4. クラウドファンディング・コミュニティ型資金調達
商品開発や社会的な意義のあるプロジェクトなどの場合、クラウドファンディングを通じて一般の個人から資金を集める方法も有効です。

ここでは「共感」が最大の武器となります。



5. 補助金・助成金という“返済不要”の選択肢
国や自治体が提供する補助金や助成金も、重要な資金調達手段です。

採択には事業計画や条件が求められますが、返済義務がないのが最大のメリットです。

ただし、タイミングや制度変更があるため、常に情報収集が欠かせません。

どの資金調達方法が正解ということはありません。

大切なのは、会社の「今」と「これから」に合った調達方法を選ぶことであり、そして何より、資金を“手段”と捉え、何のために必要なのかを明確にすることです。

お金は、ゴールではなくスタートライン。

その資金をどう使い、どんな未来を描くのか。

企業の真価が問われるのは、実は「調達した後」なのかも知れません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025年08月02日 19時53分03秒
コメントを書く
[経営] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: