晴れ、ときどき手作り。

晴れ、ときどき手作り。

2026.07.26
XML

*


おうち実験の定番,スライムづくり。
その不思議な動きがお子さんだけでなく大人にも人気だそうです。

定番の材料は「洗濯のり」と 「硼砂(ほうしゃ)」。



この定番材料の「洗濯のり」を「木工用ボンド」に変えても
スライムができるらしいので,早速試してみました。




実験の様子

比較として普通の洗濯のりのスライムも作りました。

容器はペットボトルを切って作りました。
炭酸ボトルが意外と混ぜ残しが少なくやりやすかったです。




大体同量のお湯を加えて混ぜます。





硼砂水溶液を1mL入れては割りばしでかき混ぜる,を
くり返してスライムを作っていきます。
今回は洗濯のりは4mL
木工用ボンドは10mLくらい加えました。




結果,木工用ボンドはモチモチとしたスライムになりました。

動画を撮ってみました。


違いが伝わるでしょうか?


スライムができる仕組み


洗濯糊の主成分はPVA(ポリビニルアルコール)という
水溶性高分子の水溶液です。
PVAの化学構造式



たくさんのヒドロキシ基(OH基)を持っており,
このはたらきで水に溶かすことができます。

このOH基が硼砂を溶かしてできるイオンと結合して
スライムを形成するようです。

ホウ砂の化学構造式PVA分子と硼砂イオンがスライムを作る図







つまり,ポイントはヒドロキシ基の存在。

一方で木工用ボンドの主成分はポリ酢酸ビニルという物質で
これにはヒドロキシ基はありません。





ヒドロキシ基のところがアセチル基になった物質で
洗濯のりのように水には溶けないので
小さな粒として水に分散させる
「エマルション」という形になっています。

つまり,ヒドロキシ基がないので,スライムはできないのでは

と思えるのですが,
コニシ株式会社さんのHPに「接着読本」という
接着剤の製法の教科書のような詳しい参考文献が
公開されており,これによると
「乳化重合」という方法を用いたエマルジョン形接着剤を作る場合は
PVAが乳化剤として含まれていると記載がありました。



ですので木工用ボンドにはPVAも含まれており
これがスライムを作っているのかもしれません。

木工用ボンドのモチモチ感と,洗濯のりのネバネバ感を
合わせて作ったりするのも楽しそうですね。


コニシ株式会社さんのHPには
硼砂を使わないスライムの作り方も紹介されていました。
こちらも試してみたいです。

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 科学実験・工作へ にほんブログ村 ハンドメイドブログ オリジナルハンドメイドへ



*
by Chee





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.07.26 18:39:24


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

晴れたらいいね。

晴れたらいいね。

Free Space

カテゴリ別の記事に飛べます
素材上

化学実験
素材下
design by sa-ku-ra*
素材上

物理系実験
素材下
design by sa-ku-ra*
素材上

植物を育てる
素材下
design by sa-ku-ra*
素材上

ロボホン服作り
素材下
design by sa-ku-ra*
素材上

たまに編み図
素材下
design by sa-ku-ra*
素材上

プログラミング
素材下
design by sa-ku-ra*

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: