ARM ISAライセンス: ARM社はARM ISAの特許を保有しており、これを他社(Apple、Qualcomm、Samsungなど)にライセンス供与しています。このライセンスがあれば、その企業はARM ISAに準拠した独自のCPUコアを設計・開発できます(例:AppleのAシリーズやMシリーズのCPUコア)。これは「アーキテクチャライセンス」と呼ばれ、最も包括的で高価なライセンスです。
安価なSoCの構成要素: これらのCPUコアは、主にMediaTekのHelio Aシリーズや一部のQualcomm Snapdragon 400番台シリーズなど、**低価格帯のSoC(System on a Chip)**に組み込まれています。SoC全体のコストが低いため、結果としてデバイスの販売価格も抑えられます。
搭載SoC(CPU)の確認: 最も重要なポイントです。Qualcomm Snapdragonの品番(例:8 Gen 3、7s Gen 2、6 Gen 1など)、MediaTek Dimensityの品番(例:Dimensity 9300、8300など)、AppleのAシリーズやMシリーズなど、具体的なSoCの情報を確認しましょう。数字が大きいほど、世代が新しく、高性能であることが多いです。