あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2016.03.28
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カテゴリ: あそび一般

・あそびの三間(さんま)
  あそび時間、あそび空間(場所)、あそび仲間


 「遊び」の成立要件の残りの一つ「遊び仲間」は、「一人遊び」も考慮に入れると、「遊び」が成立するかしないかには、関係が無いと考えられるので、厳密には、「遊び」の成立要件とはなりません。しかし、極端な場合を除いて、こどもは、たった一人で過ごすことは稀ですし、一人ではいることを好みません。

 だから、「一人遊び」でさえ、友達はもちろんのこと、兄弟や家族を含めた、こどもの周りの人々と、何らかのか関係を持って、展開されることが多いのです。たとえば、ゲームソフトで一人で遊んだ結果を、友達の誰かに話したいものです。

 「一人遊び」ですら、仲間を気にしているのですから、ここもたちは仲間と過ごすことが、本来は大好きなのでしょう。前回紹介した、公園のベンチで並んでゲームの異様な光景も、その意味では納得できます。

 しかし、仲間との触れ合いや交流は、ベンチで並んでの「一人遊び」は、いわゆる「集団あそび」に比べて、各段に乏しいと言えます。実際にも、ゲーム機を公園に持って来ていないこどもたちは、仲間との遊びを楽しんでいます。

 このように、条件さえ許せば、こどもたちは仲間との遊びを楽しむものです。おそらく、「一人遊び」よりも仲間と一緒にあそぶ方が楽しいのだと思います。今、「一人遊び」が多くなっていると言われていますが、それは「遊び仲間」を見つけるのが難しくなっているからです。

 その最大の理由が、「遊び仲間」と共有できる、継続した時間が見つからないことにあります。「遊び仲間」の問題は、実は「遊び時間」の問題だったのです。この点でも、「遊び時間」が、「遊び」においての決定的な意味、を持っていたのです。
(その18に続く)




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最終更新日  2016.03.28 16:43:02
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