まだ暑い日が続いているが、夜半から朝方にかけては少し涼しくなった。
寝苦しくて夜中に目が覚めたときには枕元の本を読むことにしている。
身を入れて真剣に読むのではなく、活字を目で追っていると不思議と眠くなるので、いつからか自然と身についた癖のようなものである。
最初の頃は、小説なんかではなく何年も前に面白半分で買った「相対性理論」の入門書のようなもので、勿論ワタシなんかに簡単に理解できる訳もなく、読んでいるうちに頭の中がこんがらかって、眠くなって来る。
その本は今でも、同じところを行ったり戻ったりして、一向に読み進んでいない。
だが眠くなるのをいいことに、睡眠導入剤のごとく夜眠れないとき本を読むようになって、難解なこの本を諦め、最近は小説などに偏向して行ったのだ。
最近、読み出したのは前にもこのブログで紹介したが、地元出身の唯川恵で、今朝も「ため息の時間」を読み終えた。
女性作家でありながら、男の視線で書かれていて、ワタシと世代も近いせいか、読んでいて違和感がない。
最初は「肩越しの恋」そして「今夜 誰のとなりで寝る」「ため息の時間」と続いて、後で外に出かけたついでに本屋さんに寄って「ベター・ハーフ」を買うつもりでいる。
読書の秋などと言いますが、皆さんはどんな本を読まれるんでしょうか。
読んでおもしろいのがあったら、ぜひ、教えてください。
秋浅し読書は睡眠導入剤
おもしろかったぞ~。