介護人の備忘録
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13時、PET検査の結果を持って、母とF病院の産婦人科へ。PET検査の結果は、所見=「CTにて両肺に認められる多発性腫瘤のうち、右中葉の病変にFDGの集積が認められる」。診断=右肺の高集積域。コメント=「子宮肉腫の肺転移の所見として矛盾しません」とあるだけ。右肺の中葉だけでなく、下葉や左肺にも2cm大のものがあるはずなのに、それについては何も記されていない。電話をして確認すると、「細胞の種類によっては出ないこともあり、肺癌でも写らないことがあるんですよ」と言われる。FDG(放射性物質を含んだブドウ糖)が2cm大の腫瘍でも、集積しなかったのか、それとも細胞の種類が写らないものだったのか‥。肺以外の転移やほかの病変がなかったことはわかったが、高額だった割に少し期待はずれ。検査結果のCD-ROMは素人が見てもさっぱりわからないが、数値や画像をいつでも見れるという点では便利。14時過ぎ、K先生の診察。PETの結果を見せると、想定内だった様子。次に今日撮影した肺のX線写真を見る。右肺中葉のひょうたん型をしている肉腫は縦56.37mm、上のひょうたんの横36.35mm、下のひょうたんの横36.52mm。右肺下葉にある腫瘤は直径13.13mm、左肺下葉は18.46mm。マウスをドラッグして計測するので、多少の誤差はあるが、3月とほぼ同じ大きさ。K先生は「自覚症状もないし、大きくならないから余計に手術する気になれないんだよね」と母の心情を理解してくれる。1年前のカルテをめくりながら、「去年の今頃から較べると、(肉腫にしては)確かに大きくなってないもんね。普通、肉腫だったら急速に拡がって、今頃は‥」と最後の言葉は濁す。「今後、どうなるかというのはわからないけど、一番大きいのだけでも取る方法もあるし‥」と意見を言うが、母はグズグズして答えない。今朝も「誰も相談に乗ってくれない」と愚痴っていたし、悩んだり、迷ったりする気持ちはわかるが、考えてるだけじゃ先に進まない。来週の胸部外科の受診までには決断しないと。K先生は終始にこやかに笑みをたたえながら、母の話を聞き、それに丁寧に答えてくれた。一時はその方針に疑問を持ったこともあったが、今は代替療法をしていることも認めてくれているし、X線写真の貸与や紹介状も快く受けてくれる。K先生が主治医でよかったと改めて感じた。
2005.05.20
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