昨夜はせん妄。7時半起床。10時、F病院の皮膚科へ。11時、I先生の診察。右足甲を見せると「もう一息ですね」。左足首は膿が出ている。自家感作性皮膚炎はもぐら叩きのようなものだから、ちょっとの痒みでも次々と薬を塗らないと治まらないとか。掻き壊して地肌が見える腰は、座りっぱなしで、皮膚が硬くなり、痒くなると言う。11時半、病院の食堂で天丼を食べる。
エプロンを忘れ、トレーを口の真下まで持ってくる。何度かムセるが、回りの騒音に掻き消され、目立たずに済む。昼食後、母は産婦人科受診のため病院に残り、父と私はM病院へ。13時、PT。台に横になり、Sさんが両足のストレッチ。Sさんの問い掛けに目をつぶったまま答えるが、反応が鈍い。そのためSさんがあ・い・う・え・おの発声練習をしてくれる。次は舌を出したり、左右に動かす練習。
“ショートステイに行かない!”という話をすると、「○○(父)さんはうちが好きですもんね」とSさん。私が口を挟むと、父が「ウルサイ、バカヤロー」と叫ぶ。実習生のHさんが「娘さんに甘えているんですね」。Sさん「あ、実習生にまで言われて‥」と和やか。次はSさんが上げた手に、腰掛けたまま父が右手を合わせるバランス訓練。倒れそうになり、Sさんの手にうまく合わせられない父が、突然Sさんの顔を掴もうという仕草をする。
仰け反るSさん。Hさん、大笑い。「今やりそうな気がした~」とSさん。父も笑ってる。座位と立位での風船打ちは、目が大きく開き、姿勢もいい。途中、Oさんがまた、ひと笑いさせてくれる。歩行訓練後、終了時の挨拶。父が下を向いたままなので、「上を向いて、有難うは?」と言うと、顔を上げ、「有難う」とかぼそい声を出す。SさんとHさんが「聞こえた~」と笑うと父も微笑む。リハビリ自体は不出来だったが、何度も笑顔が出たのは大収穫。
OT中は所用を済ませ、病院へ戻ると「足の踏み換えはよかったですよ」とAさん。帰りの車中、小さなパンを3個食べる。16時半より昼寝。1時間ごとに起こすが、最近のパターン通り、夕食も食べずに眠る。21時、パジャマに着替え、就寝。23時頃よりせん妄気味。排尿量1200cc。水分摂取量1700cc。母は肺のX線検査の結果、腫瘍が増大している様子‥。数時間落ち込むが、その後久々に逆境パワーが沸いて来るのを感じ、倦怠感が吹き飛ぶ。
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