ミッティーのざっくばらん

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2006.05.17
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カテゴリ: つぶやき
今日仲良しの元同僚から手紙が届きました。
誕生日おめでとうの言葉と、第2子懐妊の報告。

妹1の息子は4歳。妹2は9月末に出産予定。長女の私だけが独身です。
ちょっと前までは、結婚しなくても子どもは生みたいと思っていました。
でも近頃、待てよと思うのです。

尋常ならざる凶悪犯罪が連日起こります。「殺す」という選択肢が存在することすらあってならないことなのに、それがいとも簡単に選択されています。あいさつの美徳は消え、親は子どもに「知らない人に気軽にあいさつをするな」と教えます。先日はH木数子が、「男の人と言っても全員が悪い人じゃないと思う」と発言した小学生を「ばかっっ!」と怒鳴りつけていました。

教員という仕事をしていて、もうどうしようもなく心を育てられずに15歳になってしまったと思われる子どもの多さに愕然とします。感受性とか、想像力とか、人と人との関わりにおいて不可欠であるはずのものを持ち合わせていないのです。それは間違いなく彼らのせいではないのです。


「死ね」「消えろ」「うざい」という、相手の存在そのものを否定する言葉が日常的に飛び交い、もはや友達同士の間ではそれらの言葉で傷つく必要すらない。

地球上のあらゆる資源は失われつつあり、安心して口に入れられるものはどこを探してもなく、太陽をあびることすら危険と言われる時代。遊び場はなく、土や水や草花にまみれて転げ回ることができない時代。

こんな世の中で出産することは、ただ私の、子どもを生みたいというそれだけのエゴではないのだろうか。子どもから子どもへとまた受け継がれていくであろう世代に、殺伐とした、不安と恐怖でいっぱいの世界しか残せないのではないだろうか。


絶望しているわけではありません。教員の仕事がおもしろくてしかたないし、彼らと本気で関わる中で、最終的に裏切られることはなかったし、どんな子にも夢や希望の光は宿っていると断言できます。でも、自分の子どもとなると、近頃の私は急に悲観的な考えに囚われてしまうのです。一方で、これから一人で老いて死んでいくのかと、たまらなく怖くなったりもするのです。


元同僚の彼女に、これからおめでとうのメールを書きます。








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最終更新日  2006.05.17 21:55:00
コメント(7) | コメントを書く


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Re:出産について(05/17)  
ゆゆPON  さん
初めまして!

足跡をたどってやって参りました。
音楽の先生をされているのですね♪
私もそうなので、ご縁を感じてこうして書き込みさせて頂いています。

教員の仕事っておもしろいですよね!
でも我が子の子育ては、もっとおもしろいですよ。
さらに、我が子の子育てを経験することによって、教員としてさらに自分自身を高め、深めていけると思います。
だから、あまり悲観的にならずにね(^o^) (2006.05.18 12:24:39)

同業者として・・・  
「義務を果たすことを教わらずに「好きなことをみつけろ」とだけ言い聞かされるから、仕事に就けないのは社会に魅力がないからだと言い切る」

 まったくその通りだとおもいます。
 うちの生徒たちに「将来の夢は?」ときくと「公務員」理由は「クビにならないからって、親が言ってた」
「公務員もいろいろあるよ。どんな仕事の公務員?」「わかんない」

 「俺さ、将来はフリーターになりたい」
 「フリーターの意味わかる?」
 「・・・フリーとター?でも何かかっこよさげじゃん」

 親は何を家で教えてるんだろう?
 いや、何も教えてない家庭が大半なのですが・・・。 


「死ね」「消えろ」「うざい」という、相手の存在そのものを否定する言葉が日常的に飛び交い、もはや友達同士の間ではそれらの言葉で傷つく必要すらない。

 これも同感です。
 言っていいことと悪いことの区別もつかない。
 うちの生徒たちの場合、言われた側は深く傷つき、すぐに不登校になります。
 そのたびに遅くまで残し、別室指導・・・。

 そして保護者のいうことは決まって
「先生は子育ての経験がおありじゃないから、わかりませんが・・・」

 だったら!せめて自分の子どもくらい、きちんと教育(最低限人様に迷惑をかけないような子どもにそだてろー!)してくださいよ!

 ではあなたは、数十人の子どもを教育したことがあるのかあ!(でもこちらも仕事だろと言われれば、何も言えませんが・・・)

 でも私も生徒たちは全員かわいいし、どうにかしてあげたい。

 そのためには、保護者ももっと自分の子どもの教育に対して責任を持って欲しいですね。
 すぐに人(教員や学校)のせいにするだけではなく・・・。 (2006.05.18 17:49:19)

Re:同業者として・・・(05/17)  
mika7348  さん
今日は体調が悪いようですね。ゆっくり休んでください。


どんなに自分が信念を持って、ありったけの心と体でその子にぶつかっていっても、どうしても足りない。なぜ親がもっとそうしないの?なぜ担任が逃げちゃうの?なぜせっかく開きかけた心をまた閉ざすような言葉かけをしちゃうの? 絶妙なタイミングで誰かが足をひっぱり、1からやりなおしどころかマイナススタートになったりして。

だから、一人でできることって、いっぱいないんだと思うんです。みんなでやらなきゃ。みんなが同じ気持ちでその子と向き合わなきゃ。だから、私たちは仲間をみつけなくちゃいけないね。 (2006.05.18 18:51:39)

Re[1]:出産について(05/17)  
mika7348  さん
ゆゆPONさん


>でも我が子の子育ては、もっとおもしろいですよ。
>さらに、我が子の子育てを経験することによって、教員としてさらに自分自身を高め、深めていけると思います。

わかる気がします。昨日手紙をくれた彼女もそう言っていました。そして小学校の教員である私の母も。彼女は33になった独身娘に、「みかちゃん、お母さんもうシングルマザーでもいいと思うよ。お母さん子育て手伝うから」と意を決したように言いました(爆)。
考える時間、まだあるかなあ。

(2006.05.18 19:01:44)

Re:出産について(05/17)  
訪問ありがとうございます。

全くもって同感です。親の教育がもっと必要なんじゃないかなと思います。
(2006.05.19 06:51:11)

Re[1]:出産について(05/17)  
mika7348  さん
たりらりラ~ンさん

>全くもって同感です。親の教育がもっと必要なんじゃないかなと思います。

親なのか。社会なのか。教育なのか。便利すぎる文明のせいなのか行き過ぎた抗菌のせいなのか。
もうわからないから、とにかく目の前の子とのふれあいと語らいとぶつかりあいに全力をそそぐ日々です。
(2006.05.19 20:59:28)

Re:出産について(05/17)  
こちらにもコメントを残しますね。

>子どもを生みたいというそれだけのエゴではないのだろうか。

それは違いますよ。

>仕事に就けないのは社会に魅力がないからだと言い切る。
というのと、
>子どもを生みたいというそれだけのエゴではないのだろうか。
というのは、同じ気持ちに聞こえますよ。

どんなに殺伐とした時代であっても、子供は子供の意思で生きます。
生きるという事に喜びを探します。
どんなに殺伐とした時代であっても、子供は親に「産んでくれてありがとう」と感謝をします。

まあ、それもみなさんが言うように親のしつけが大切だとは思いますが、
そんな事よりなにより、先ず命のリレーを繋がなくては始まらないお話だと思うのです。

まあ、そんな難しい話は置いておいて、自分の子供は可愛いよ~(笑)



(2007.01.29 22:29:57)

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