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2004年06月15日
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●貧乏人の子沢山

年金問題の要因である「少子化」だが、世界の古今東西の歴史レベルで見ると、豊かさの証拠でもあるので、その意味では喜ばしいことだと思う。だいたい子沢山なのは貧乏国。将来への不安が子沢山になるのだろう。あるいは、生活のストレスが性欲につながって子沢山になるのかも。


●制度を変えよう

豊かで平和だと少子化が進むのならば、少子化で年金制度が行き詰って困るという問題は、むしろ慶賀するべき。よかった、よかった。豊かになった日本、おめでとう。こう歓迎するのが筋だろう。では制度の行き詰まりにはどう落とし前をつけるか?答え。制度を変えればいい。制度によって、世の中や生き物の生理が決まるのではなく、世の中の実態を損なわないように設計運用するのがあるべき姿。少子化だから子作り環境を整備しろってのは、官僚の傲慢。大自然の法則より、自分たちの設計図のほうが正しいのだと言ってる。


●年金は国が胴元のねずみ講

制度はどう見ても破綻している。世代間扶養という美しい建前の制度も、作られたのは人口構図がピラミッドの成立した時代。無限に底辺が広がるわけもない。だいたいにして前提がおかしい。未来永劫ピラミッド人口の前提で、官僚が何兆円も中抜きで食い散らかしているとなると、まるで国が胴元の世代間ねずみ講。こんな制度はいつかは破綻する。小手先の改造は破綻の先送り。国民年金を半分近くが支払っていないのは、すでにこのインチキ性を見破られているから。みんなが見破って誰も支払わないと、さらに破綻のエックスデイは前倒しになる。いや、すでに通り過ぎたのかも。


●「官僚は間違わない」という考えが間違い

結局、消費税のような形での収まりにしないとどうしようもない。その段階で、世代間扶養という建前は消し飛んでしまうが、それで失うものは官僚の面子だけ。そんなものはいくらでもはさんですてればいいのだが、なぜか国は(というか官僚は)すべての優先順位のいの一番に、これ(=官僚の面子を守ること)をもってくる。官僚は間違った判断をしない、という大前提のルールをそろそろ見直すときがきている。間違わないことが大事なのではなく、間違いに気がついたら直ちにこれを修正することが大事。ここを誤るとスリータイヤ自動車の経営者ような醜態をさらすことになる。


●年金を話題にするときのご注意








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最終更新日  2004年06月15日 00時33分46秒
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