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2006年09月19日
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北九州市は、もの20年間もの間、税金の使い方をまちがい続けている。

末吉興一という市長が誕生して20年。1987年の市長選挙では、故松本洋一弁護士とのたたかいだったが、「中央との太いパイプが必要だ」と市民をあざむき、末吉氏が松本先生に勝った(私は松本弁護士から、司法の反動化のこと、憲法のことなど、いろいろと教わった)。

当時の北九州は、新日鉄の城下町だったが、鉄の不景気いわゆる「鉄冷え」で、市民の気持ちもなえていた。そういう意味で、末吉氏が打ち出した「ルネッサンス構想」という、末吉自身が、建設省河川局次長、同土地局長時代に計画した大型公共事業は、市民の共感を得た部分はあるのかもしれない。

しかし、案の定である。最初のうちは、紫川に橋をかけることばかり目立ってたが、その後、中央財界との「太いパイプ」で、財界が喜ぶ大型開発に、市民の血税を湯水のごとくに使い、AIM、メデイアドーム、コムシティ、ひびきコンテナターミナルなど、次々と失敗した。その上、失敗の穴埋めとつじつまあわせに、さらに税金をつぎ込んだ。私も、年に5回ほど、北九州に帰るが、どこにも巨大な開発されたビルと、その周辺の巨大な空き地を目にする。しかも、どのビルも「空テナント」状態なのである。

勢いのない市政を物語るのが、人口。平成18年9月1日現在の推計人口は、99万0597人である。人口が多ければいいとは言わないが、大都市でありながら一貫して減り続けるのには、地場産業を育成しきれず、市民の暮らしと営業を大事にしない市政に問題ありといわねばなるまい。

その大型公共事業の中で、一番の問題は、ひびきコンテナターミナルである。2005年4月に開港しているが、すでに累積赤字8億6000万円となっている。10万TEU(20フィートコンテナ換算個数)が、市が当面の目標に掲げている年間取り扱いコンテナ数。ところが、2005年度はその10分の1もない5800TEU。

そこで、市は、急きょ、小倉コンテナターミナル(小倉北区西港町)に就航している5航路を10月末までに、ひびきコンテナターミナルに集約し、小倉は閉鎖すると方針立てたが、それでも、2006年度の取扱量は2万TEU程度にとどまる見通しだ。

一方で、コンテナ量の増大が見込めないまま、2007年度からは、運営会社に対する国・市からの貸付金35億円の元本返済が始まる。さっそく、初年度は1億3000万円の償還を迫られる。

先日、見学に行ったという友人が、広大な港に1隻もない状況を見て「ムダ遣いでは?」と質問したところ、「『テロ』が起これば、韓国や中国の大きな港が使えなくなるから、若松にコンテナターミナルが必要」と説明されたとか。



この事態を変えれるのは、三輪俊和先生しかいない。

見よ青嵐の嵐山 ゆるがぬ姿永久に 天が蹴る理想の翼
  我等行く 大愛 ああ北方の学舎 若人の命 雲とも展ぶ





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最終更新日  2006年09月19日 19時47分02秒
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