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2011年05月06日
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カテゴリ: 農業を守れ


この玄海町は、平成の大合併でも唐津市に合併することなく、独自に自治体としてやっている。

と言えば、聞こえはいいだろうが、行って見てわかったことは、他の周辺自治体とは比べ物にならないぐらいお金を使った立派な建物が次々にある。

なるほど、九電からの金か。

案の定、町のいたるところに、「九電が建ててあげた建物はこれです」的な標識が。

そして掲示板に書かれているのは、いかに原発が安全で、町のために役立っているかということ。

さらに、町の観光の目玉は、その原発と棚田だと、至る所に表示してある。

しかし、棚田を愛するものとして、農家のみなさんの苦労を台無しにするかのような九電の態度と、この町の姿勢には、腹がたつ。

原発からわずか3キロしか離れていない浜野浦の棚田に行ってみると、耕作を放棄せざるをえなくなった田んぼがたくさん。



そこに現われたのは、町役場の観光課の若い女子職員。

見に来ている人を数えているようだ。

町役場は、そんなことよりも、農業を後継できずに耕作が維持できない農家のことを考えるべきではなかろうか。

などと一目見ただけの一面的な勝手な想像をしながら、せっかくのこの棚田をじっとここで見る気がしなくなった。

しあわせそうなカップルの写真を撮ってあげて、夕日の撮影に集まった数十人のカメラマンを横目で見ながら、私は、すたこらさっさとこの棚田を後にした。

農家のみなさんは、ぜひ、がんばって、おいしいお米を作ってください。

私は、民主主義を尊重するし、主権者の意思が一番だと常々考えている。

だから、この町のことは、この町の人が決めることだ。

町の政治は、昨年再選されたプルサーマル賛成の町長と、共産党の1人を除く他の議員がすべてプルサーマル賛成の議員によって運営されている。

でも、棚田をもっと守ることならば、意見が一致できるはず。

耕作放棄地を増やすことなく、農業の担い手をどう作るか、真剣に考えてほしい。





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最終更新日  2011年05月07日 08時46分58秒 コメントを書く
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