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『緊張の糸』 本日の広島は3-5で楽天に勝利を収めました。先発アドゥワは前回フォークを多投した投球ではなく、いつものスライダーが多めの投球に戻り、2回に浅村、渡邊に連打を浴び、太田を遊撃ゴロに打ち取ったかに見えましたが菊池のまさかともいえる捕球ミスで併殺ならず生還、二死二三塁から小郷の当たりを今度は堂林が失策してしまい、無得点だったはずが3点を失う展開となりました。それでもそれ以降は鈴木大地の2ラン本塁打のみに留め、4回以降は四球を出すもヒットは許さず、最速149キロの微妙に動く直球が効き、6回を投げて5安打2奪三振3四球5失点(自責点3)でした(10:6:1:3:1HR)。ただ最近は打ち取るのに苦労している印象で、もう一工夫できれば更に一皮剥けそうな気がします。2番手遠藤は2回を投げて1安打2四球無失点(2:2:2)、ただ最速143キロでボール球が多く、2軍での投球内容同様にイマイチな投球となりました。 一方野手陣は先発松井から4四球を貰いながらも無得点、それ以降は小刻みな継投の前に打線が沈黙、8回に二死二塁となって酒居から末包が3球連続低めのフォークに手を出してあっさりと追い込まれながらも5球目のフォークを拾ってタイムリー、9回には則本から2得点をあげるなど反撃するも失策による3失点が最後まで響きました。 昨日の時点で交流戦勝ち越しが決まった事、昨日や一昨日の試合があまりにも大接戦だった事もあったのでほっとしてしまったのかな?と思いました。さすがに3連戦ずっと張り詰めた状態を維持するのは厳しいので致し方ない面もあるでしょうか(アドゥワには悪いですが)。それでも接戦をモノにして負ける時は大敗(一時0-5)するという強いチームの試合運びができつつあるのではないでしょうか。 個人を見ていきますと、一番の収穫といえそうなのは末包が久々にマルチ安打に加え、長打や打点が飛び出しました。結果が出たのは勿論良い事ですが、一番良いと感じたのは徐々に打率を落として調子を落としてきた時の打撃にあります。結果は出ていませんでしたが、打撃内容自体はセンター返しや逆方向への打撃でセンターフライやライトフライなどが多く、脆い打者にありがちな外スラや変化球に翻弄されての空振り三振や引っ掛けた内野ゴロといった打撃内容ではありませんでした。正直なところミートやBB/Kは芳しくないのですが、不調の際でもこの打撃内容でやっていけるのならばシーズン通してやってくれそうな期待感がありますね。 鬼門ともいえる交流戦を勝ち越し2つで乗り切り、巨人や阪神とゲーム差を広げる事ができたのは大きな収穫ではないでしょうか。交流戦は結果的に点差が開いた試合こそあれど試合途中までは結構な接戦となる試合が多かったので心身共に疲れているはず、この期間にしっかりと休養して万全な状態でリーグ戦に臨んで欲しいですね。父の日 プレゼント【京都 御菓子司あん】三種きんつば詰合せ 6個入 <芋2・栗2・黒豆2>国産素材使用【父の日 ギフト】【父の日 和菓子】【母の日 スイーツ】【和菓子 詰め合わせ】【京都丹後】【きんつば 送料無料】【京都お土産】【母の日ギフト】【母の日 贈り物】
2024.06.17
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『驚きの締結』 今回はイランやサウジアラビアの野球やbaseball unitedについて少しだけ触れていきたいと思います。まずはイランですが、instagramにて何と全米野球ソフトボール協会の役員らが出席した会議にて野球とソフトボールに関する支援が締結されたとの事です。アメリカとイランは政治的な対立が続いていて国交もない状態にもかかわらず、このようにスポーツで繋がる事ができるのは良いですね。サッカーW杯でもアメリカとイランが対戦してお互いが健闘を称えあったように野球やソフトボールでも同じように協力し合えるようになれればと思います。また、重要な情報としては7月21日にイランの野球リーグが開催されるとの事です。イランはパキスタンが来年開幕する予定のプロ野球リーグへの門戸も開かれていますが、元々はパキスタンとイランが共同でプロ野球リーグ創設を検討していただけに、もう一度イランでも熱が戻ってくる事を期待したいですね。続いてサウジアラビアですが、以前開催されていた大会の動画がtwitterにて発表されています。西アジア大会にも初めて参加する予定との事で、どのような野球を見せるのか楽しみです。 そして最後にbaseball unitedですが、ロンドンにて行われた中東投資フォーラムにbaseball unitedが参加した事をtwitterにて明らかになっています。その動画には新たにオマーンの名前が出てきていますね今年の夏に2024年の試合の計画と最後のフランチャイズの発表があるとの事で、楽しみに待ちたいと思います。
2024.06.16
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『将来の東南アジアに期待』 今回は東南アジアの野球について見ていきたいと思います。まずはインドネシア、産経新聞でも佐賀インドネシアドリームズの創設の経緯が掲載されましたので興味のある方はご覧いただければと思います(記事)。内容は前回紹介した記事とほぼ同じ内容ではありますが、続報としては球団としての採算は取れそうだという点で、日本全国で15社からスポンサーが集まっており、多様な企業から球団を絡めた商品やサービスを売りたいというオファーが来ているそうで、福原球団社長の見通しでは「黒字化できそう」という点は大きいのではないでしょうか。やはり野球を広めていくには競技性としての魅力は勿論ですが、やはり興行面と経営面の部分に見通しが立たなければ将来のプロリーグ化への展望が開けないだけに、ある意味では競技としての魅力以上に大事と言えるでしょう。問題としては現在日本でプレーしているのでインドネシアの人々が直接見られる環境になく、どのようにして現在のプロ球団がインドネシアに根付かせていく事ができるかにありそうでしょうか。ただひとまずはインドネシア選手レベルの底上げやプロ野球選手になれるという道筋を作る事が先決という事で、物事は一段ずつやっていく方が良いでしょう。 インドネシアでは他にも元巨人の柴田章吾氏が手掛ける「アジア甲子園」の開催も決まっており、NEOアジアプロ野球機構が支部としているフィリピンでは商業リーグと位置付ける新たな野球リーグが創設されていますので連携を取って普及や振興活動をしていければ面白いのではないでしょうか。他にはシンガポールがinstagramにてU18のトライアウトを行うなど様々な動きが見られます。東南アジアでの野球の動きにも期待してみていきたいと思います。
2024.06.15
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『センス、勇気、成長』 本日の広島は1-0で延長戦の末、楽天に勝利を収めました。先発大瀬良は序盤明らかに前回ノーヒットノーランを達成した際の疲労(129球)が残っており、結構真ん中付近に集まるなど危ない投球でした。しかしながらシュートの割合を前回よりも増やした事でカットボールが活き、ヒットも殆どがゴロヒットで致命傷は負わず、一死満塁のピンチでも味方の好守にも助けられ、浅村への内角直球で見逃し三振に切って取って以降は尻上がりに調子が上がっていき、終わってみれば7回を投げて7安打5奪三振無四球無失点と好投しました(16:6:1:1)。2番手島内は二死満塁のピンチを背負うも代打茂木が初球のチェンジアップを打ち上げて無失点(2:0:0:1)、ただやはり2球種のみでは不安です。3番手栗林は三者凡退無失点(1:1:0)、4番手塹江は先頭辰己に死球を与え、犠打で送られて降板(2:0:0)、5番手森浦は浅村に敬遠、フランコにレフト前ヒットを打たれますが、後続を打ち取ってピンチを凌ぎました(2:0:0)。最後はハーンが危なげない投球で無失点に抑えて試合を締めました(1:1:0)。 一方野手陣は先発早川の前に牛耳られてしまって完全に沈黙してしまいました。直球は押し込まれ、右打者はチェンジアップに空を切り(3打席目と4打席目に末包がチェンジアップを狙い、4打席目にヒットを打った以外は全くダメ)、秋山は全くタイミングが合わず、抜擢された石原は最早遊ばれてしまいました。大ピンチを凌いで迎えた11回、先頭二俣が宋にこれまた遊ばれていましたが、0-2からの3球目のスライダーを合わせただけの打撃でしたが、これが芯に当たって球足の速い打球となって一二塁間を破り、秋山が犠打で送った後、代走羽月が宋のモーションを完全に盗んで三盗を決め、矢野が低めの球をすくいあげてライトへの犠飛を打ち、これが決勝点となりました。 今日は序盤大瀬良が疲れが残っていて不安定、楽天に合計10安打を浴びせられて三度も満塁のピンチを背負うも何とか凌ぎ、1安打で1得点奪う攻撃で見事に勝利を手繰り寄せました。凌ぐ事ができたのはやはり投手陣の粘投と再三の好守だと感じ、特に堂林がよく反応して本塁へ送球して憤死をもぎ取ることができたのが大きく、あそこが勝敗の分かれ目だったのではないでしょうか。正直打撃では全く打てそうになかったのですが、あのプレーだけでも非常に大きい貢献だったと思いまs。 そして1得点は今後の広島を背負ってほしい期待の選手達が記録しました。二俣は再三言ってきていますが、やはり打撃のスイング軌道など技術面を見るとまだまだ1軍の主力としてやっていくには厳しい印象ですが、それでも不思議と合わせた打撃でヒットゾーンに持っていってしまう不思議な選手で、正直「これは三球三振かな」と思い、相手バッテリーも「これは楽勝だな」と思って3球目も外スラを放ってきたのですが、合わせてヒットを打ってしまうなど持っているセンスは相当なものなのかな?と感じます。更に代走で出場した羽月はCSを彷彿させる思い切った三盗、CSの時も今日の試合も緊迫した場面で思い切って敢行できるのは素晴らしいと感じ、この選手は二盗よりも三盗のスペシャリストになれそうですね。最後に犠飛を打った矢野はしっかりと引っ張って打てるようになってきており、今後更に成長して打撃でも源田ぐらいの打力を身に付けていって欲しいですね。 今日は早川に翻弄されましたが、明日は同じようなタイプの古謝が先発と発表されています。今日の早川の球を見ての古謝ならばしっかりと対応できるはずだと信じていますので、明日の試合はしっかりと野手陣に奮起して欲しいところです。【あす楽】土日も出荷! 父の日 <メッセージカード&ミニ造花選択可> プレゼント ギフト 【あす楽対応】 送料無料「大須 栗りん 栗千本(黄金)」 和菓子 モンブラン 大福 和栗スイーツ お菓子 手土産 取り寄せ人気 贈り物
2024.06.15
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『お返し』 本日の広島は5-0で西武に勝利を収めました。先発九里は直球とシュートで積極的にストライクゾーンで攻め、スライダーやチェンジアップを使って打ち取る投球を披露、特にこの日はチェンジアップの割合が非常に多く、全体の4割ぐらい使っていましたね。130球の熱投を見せて9回を投げて2安打6奪三振2四球無失点で見事な完封勝利を飾りました(11:7:2:3)。やはり西武打線は直球系統を苦手としていたなと感じ、チェンジアップで打ち取りにかかる配球が見事にハマりました捕手が違いましたが^^;。 一方野手陣は初回からボーから四球やヒットなどでチャンスこそ作れど中々得点できない展開となりますが、4回に先頭末包の内野安打の後、松山が四球、田中の犠打が内野安打となって満塁、ここから二死となってしまうなど嫌な展開となるも矢野がフルカウントから浮いてきたチェンジアップをセンター前に弾き返して2点を先制します。7回には先頭小園が平井から内野安打を打って出塁すると、続く末包があっさりと追い込まれるも直球を詰まりながらもライト前へ落とし、続く松山がレフト線への2点タイムリー二塁打で貴重な2点を追加します。更に二死となって途中出場の大盛がタイムリーを打って攻撃の手を緩めず、止めを刺す事ができました。 前回の投球で自信をつけたのか、九里の投球が様変わりした印象を受け、良い方向へと向かっているのではないでしょうか。また、この日一番大きかったのはやはり矢野の一打だと言えそうで、無死満塁だったのが二死となってしまい、更に押し出しかと思われた1球がストライクとなるなど明らかに広島にとっては非常に嫌な展開となりました。昨季までの矢野ならば追い込まれてからはもうファールしか打たないような打撃しかしていませんでしたが、今季は時折そういった打撃をしばしば見かけるものの、この日はファールしか打たないといった打撃をせずにしっかりと弾き返して2点タイムリーにした点に成長を感じさせます。 また、佐藤が大ジャンプでライナーの打球を好捕するなど菊池や矢野に負けず劣らずの身体能力の高い守備を見せつけました。4月13日に静岡のちゅ~るスタジアム清水にて2軍戦を現地観戦した際の記事でも触れたのですが、その時の試合でも素晴らしい守備や肩の強さを見せており、失策数こそ多いものの若かりし頃の菊池を彷彿させる選手であり、鍛えれば菊池や矢野にも匹敵するぐらいのポテンシャルを持っていると感じており、この日はその片鱗を見せてくれました。高2軍監督が「ポスト菊池」と指定している理由も十二分に頷ける守備でした。打撃の方では1軍投手相手だとやはりテイクバックに時間をかけすぎ(バットを徐々に引いていく動作をしています)で、少し苦労している印象があり、その辺りを改善していければと思います。その辺りは今後の試合でしっかりと対応していけるかがカギと言えそうですが、このポテンシャルならば起用したくなるでしょうから是非ともレギュラー奪取してみせて欲しいですね。野球太郎No.051 2024夏の高校野球&ドラフト大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.06.14
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『課題だらけか』 今回は広島の2軍戦について見ていきたいと思います。本日の広島2軍は1-6でソフトバンクに敗れました(動画)。注目の先発常廣は6回を投げて7安打5奪三振3四球6失点と炎上、リチャードにもど真ん中の直球を完璧に運ばれてしまいました。やはり開きが早いので打者からは見やすく、更にリリースする位置を見ても球に角度がついていない印象、更にこの日もう一つ気になったのが投げている最中にしっかりと上体が沈み切らないので寧ろ上体が浮き上がってしまってますね。それでも左膝が以前までの黒原のような形ではなくなるなど良くなっている部分もあります。現状は防御率7.02と苦戦していますが、元々記事でも触れていたように即戦力ではなくかなり荒削りな素材型投手だと思っていただけに、今年1年は2軍でじっくりと育成していきたいところです。 野手では田村がライト前ヒット、タイミングが遅いのが課題でしたが、この打席では早めに足を踏み込んでしっかりと引っ張る事ができるようになっていますね。そしてもう一人面白そうなのがロベルト、前肩を内側に捻ることなくスムーズにバットを出せる体勢になっており、タイミングもしっかりと取れているように見えます。ただもう少し前足を踏み出して良いかな?と感じ、スイング軌道がかなり遠回りなど課題もありますが、この辺りは今後出場機会を与えていけば末包や石原らのように改善していけるのではないかと期待しています。
2024.06.14
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『2年前の君』 本日の広島は2-1で西武に勝利を収めました。先発床田はこのところ走者を許す機会が多く、この日も序盤は栗山に二塁打、2回は先頭陽川にヒットを許すも後続を断ち、それ以降はパームの割合をこれまでの登板よりも増やして緩急をつけ出し、パームに慣れていない西武打線を翻弄する事が出来たのではないでしょうか。この日は佐藤に一発こそ許したものの(まさかそのままスタンドに届くとは驚き)、8回を投げて4安打3奪三振2四球1失点と好投して勝利投手となりました(12:7:3:1:1HR)。最後は栗林が二死から陽川にヒットを許し、代走高松に盗塁も許して一打同点のピンチを迎えるも最後は源田をカットボールで芯を外して内野ゴロに打ち取って試合を締めました(3:1:0)。フォークで強引に行かずにカーブやカットボールを交えてゴロを打たせるところも引き出しの多い栗林ならではですね。 一方野手陣は好投手今井ですから苦戦が予想されましたが、2回に二死から菊池が肩口から入ってきたスライダーという最も本塁打になりやすい甘い球をしっかりと仕留めて先制のソロ本塁打を放ちます。その後はチャンスを作りながらも凡退する嫌な展開となりましたが、7回に力をセーブした?今井の直球(当たり前のように155キロ前後を計測していた直球がこの打席では147、8キロでした)を先頭矢野が捉えて二塁打を放つと、秋山がエンドランのサインが出てしっかりとバットに当てて内野ゴロを打って走者を三塁へ進めると、代打松山がライトへの犠飛を打って貴重な1点を追加しました。この日は佐藤がプロ初ヒットを記録、2-0からのカウントを取りにきたスライダーをしっかりと打ち返した良い打球でのヒットでした。明日の先発は隅田、隅田は対左打者の打率が非常に悪く、あまりスライダーも使ってこない投手なのでスタメン起用がありそうです。心配視されるのが末包、この日も無安打で打率は.277と急降下してしまいましたが、内容自体は初球の甘い球を打ってショートライナーとセンターフライ、明らかなボール球を振ったという打席もなかっただけに、そこまで心配する必要もなさそうです。上記の通り隅田は末包が苦手とするインスラをあまり使ってこない投手(そのかわりカーブの割合が多い)で、フォークやチェンジアップを武器とする投手なので拾うのが得意な末包には相性が良いかもしれませんね。 こういう競り合いでは「してはいけない事」をした球団が苦しい展開となる事を再認識させられる試合となりました。二死からの一発被弾は最も避けたい事、完全に安易にカウントを取りに来たスライダーだったなと感じ、結局この1点が大きかったですね。ただし、こちらも詰めの甘さとして残ったのが1点差の9回にそのまま佐藤を一塁守備に就かせた点、こういう1点差の場面でつい最近一塁のポジションに就き出した急造一塁手を交代させなかったのはいただけません。結果的にしっかりと後ろに逸らさないように落ち着いて体の正面で捕球してトスして事なきを得たから良かったものの、もし失策していれば同点だったでしょう。後悔先に立たずというだけに、不安要素はしっかりと取り除くべきではないでしょうか。 最後にこの日一番輝きを見せたのが矢野、二盗や三盗や守備に目が行きがちですが、個人的にはそこよりも思い切り引っ張ってフェンス直撃の打球を打った打撃が印象に残りました。この選手は意外なパンチ力を秘めた選手で、実は2年前に67打数で2本塁打記録しているのです。ただ昨季は引っ張る意識が皆無で逆方向、追い込まれれば四球狙いのファールのみの打撃に終始してしまい、小さくまとまってしまいかねない打撃をしていました。今季は昨季よりはマシにはなりつつあるものの、まだまだ物足りなさは否めなかったのですが、久々に彷彿させる打撃を見せてくれました。一発長打を打てとまでは言いませんが、できれば左中間や右中間に鋭いライナー性の打球を打って二塁打を打つぐらいの打撃を目指して欲しいなと思っています。野球太郎No.051 2024夏の高校野球&ドラフト大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.06.12
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『後継者現る?』 本日の広島は4-3で辛くも楽天に勝利を収めました。先発玉村は2回に先頭鈴木、フランコに連打を浴び、浅村の外野フライで一死一三塁となるも渡辺を併殺打に打ち取ってピンチを凌ぎます。それ以降は直球とスライダー、チェンジアップを駆使したストライク先行の投球で抑えていきますが、7回に3連打を浴びて降板、6.0回を投げて8安打3奪三振1四球3失点でした(8:10:2:1)。個人的にはもう少しシュートの割合を増やして投球の幅を広げるといった工夫がないと三振を奪える投手ではない上にFB投手なので厳しくなってくるのではないでしょうか(実際2回はシュートを織り交ぜて渡辺を併殺打に打ち取ることができました)。2番手ハーンは1回1奪三振1四球無失点(0:2:0)、上体で投げるタイプなので疲れてくるとどうかな?とは思いますが、今のところは信頼できそうです。3番手島内は二死から浅村に内野安打を許すも渡辺を堂林の好守に助けられて無失点(2:0:1)、最後は栗林がフォークやカットボールなどを駆使して三者凡退2奪三振無失点で試合を締めました(0:1:0)。 一方野手陣は先頭小園が古謝からヒットで出塁すると、二死から佐藤が四球で歩き、続く二俣が昨日の口火を切るヒットと同じような打球がタイムリーヒットとなって先制し、続く秋山もセンター前タイムリーで続いて2点を先制します。6回には先頭菊池、末包の連打でチャンスを作り、一死一三塁となって坂倉がタイムリー、更に一二塁から今度は小園が三盗を決め、堂林がタイムリーヒットを打って4点を奪いました。やはり昨日の早川と対戦したのが功を奏したのか、早川と同タイプの古謝にはしっかりと対応できていたように思います。 この日も存在感を見せたのが二俣、昨日に続いて合わせただけのスイングなのですが、これが野手の間を抜けて2得点に繋がりました。このイニングでの得点は二死から新人の佐藤が四球を選んでチャンスが広がっており、若い選手たちがもたらした得点と言え、この2点がなければ逆転負けだったしょう。正直なところ以前まで個人的には「二俣をこのまま一軍帯同させる必要あるのかな?」と考えていました。一軍の内野手は足りていないとは言えない状況ですし、代走としても羽月や大盛、宇草がいますし、右の外野ならば本職で二軍でも打撃で結果を残している久保で良いのでは?と思っていました。それに二軍は現状二遊間が不足していて韮澤と前川ぐらいしか本職がおらず、上本が未だにショート、内田やラミレスまでもが守る時もあり、「だったら二軍で試合に出場させた方が?」と思っていました。しかしながら昨日、今日で新井監督が辛抱強く一軍に置いている理由が何となく理解できたような気がします。 昨日も言及しましたが、正直打撃のレベルは現状まだまだ低いと思います。それでも昨日今日と合わせただけの打撃でも芯に当てる事ができるからこそゴロでありながら打球スピードもそれなりにあって抜けていくのだと思います。ひょっとすると二俣ってもしかすると天才打者なのでは?と思い始めています。案外ポスト西川の後継者は二俣なのかもしれませんね。新井監督は私のような素人には見えない何かを二俣に感じているのかもしれませんね。昨季は末包が一軍昇格してきたものの、しばらくは打撃が奮わず、ファンの間では二軍降格という声もありましたが、一軍に置きつ続け、フォーム改造の結果として活躍に繋がりました。ですので二俣にも同じ事が起きるのかもしれないという期待を持って見守りたいと思います。 最後に新井監督の話ですが、昨季と今季を見てもそうですが、若手や中堅選手の扱いは結構極端な印象があります。昨季に関してはオープン戦で結果を出した田村を開幕3戦に帯同させただけであっさり二軍降格(個人的には結構批判しました)したかと思えば、上記の通り末包は結構我慢して一軍に置いていました。今季も久保はあまり起用しないのであっさりと二軍降格、田村や中村健、林といった面々も案外積極的に起用したかと言われればそうでもなく二軍降格、逆に二俣は打率1割代でも一軍に置き続け、二軍でそんなに打てていなかった末包を一軍に復帰させるなどが挙げられます。また、末包に関しては二軍で本塁打を打ったからではなく、既に一軍復帰の試合が決まっており、本塁打を打った試合が一軍昇格前の最後の試合だという事が本人にも分かっていたようです。ひょっとすると選手の目利きが非常に長けていたりするのかも?しれませんね。かつて野村謙二郎元監督がエルドレッドを残し、当時二軍で3割打っていた庄司ではなく菊池を抜擢、新人時代の田中も全然打たないながらも一軍に置き続け、鈴木誠也にもCSで代打を出さずにそのまま打席に立たせるなど目利きの良さが光りましたが、ひょっとすると新井監督にもあるのでしょうか?今後の二俣が新井監督の目利きの良さを示すのか、見物ですね。【送料込み】 夏ギフト お中元 父の日 菓子折り 御挨拶 粗品 のし紙 内祝い スイーツ 焼き菓子 ギフト 詰め合わせ 個包装 あす楽 送料無料 レーズンサンド /クリームサンド 12個入/洋菓子 手土産 お返し
2024.06.16
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『逆の展開』 本日の広島は1-3で千葉ロッテに敗れました。先発玉村は課題の初回を乗り切り、2回以降はヒットすら許さない展開だったものの、5回に佐藤と中村に連打を浴び、二死二三塁となるも荻野の打球を本日三塁手で出場した羽月が後逸してしまい、この2点が決勝点となりました。結果としては5回を投げて4安打4奪三振1四球2失点(自責0)と試合は作りましたが、敗戦投手となりました(6:6:1:1)。ただ5回は比較的甘いコースに入ってしまったかなと思います。2番手森浦は先頭高部を内野安打で出塁させ、二死となるも佐藤に再び打たれてタイムリーヒットを浴びて1失点(4:0:0:1)。3番手ハーンは三者凡退無失点(2:1:0)、4番手黒原は1回1安打3奪三振無失点(1:0:0)、5番手塹江は1回2安打1奪三振無失点でした(3:1:0)。ちなみに偶然か?今日は登板した投手全員が左投手でした。 一方野手陣は先発佐々木から矢野が振り逃げ、石原がヒットで繋ぎ、玉村の犠打で矢野が一気に生還した1点のみに留まり、ヒット自体も3安打と低調でした。守備では羽月が痛恨のミス、失点した後ですが小園も久々の遊撃手で失策してしまうなど守りでも足を引っ張ってしまいました。 昨日とは違って今日はこちらが自滅した格好となりました。恐らく昨季佐々木から羽月が打ったから起用されたのだと思いますが、正直申し上げて今の羽月や中村健人、二俣、今季の大盛は打撃が一軍レベルではないと思います。そもそも羽月は打席機会自体が少ない上に内野守備自体も厳しい印象で、少なくとも佐々木が登板するのでロースコアの展開になる事を想定していなければならず、菊池を外すのならば前回の横浜戦で横っ飛びファインプレーを見せた田中を三塁にした方が良かったのではないでしょうか。現状は代走オンリーでしか個人的には考えていないだけに、2番三塁としてのスタメン起用は正直疑問符がつくものとなりました。 また、先日支配下登録した佐藤が明日一軍に昇格するそうですが、体が疲れてきたのかスイングする際に体が流れて走り打ちのような体勢になってきているなど調子が落ちてきた段階で一軍に昇格させるというのも疑問符が付くところです。それに結局支配下登録するのならばもっと早い段階で支配下登録して昇格させても良かったのでは?という疑問も拭えないでしょうか。出ずっぱりで打撃の形が悪くなってしまうというところは秋山の出ずっぱりと相通ずるものがあり、野間もそうですが、個人的には週に1日か2日は休養させるといった事が必要なのではないかと随分前から書いているのですが、あまりそういった事は考えていなさそうですが…。【楽天スーパーSALE 20%OFF】【送料込み】 夏ギフト お中元 父の日 菓子折り 御挨拶 粗品 のし紙 内祝い スイーツ 焼き菓子 ギフト 詰め合わせ 個包装 あす楽 送料無料 レーズンサンド /クリームサンド 12個入/洋菓子 手土産 お返し
2024.06.09
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『遅すぎたアンサー』 本日の広島は0-5で西武に敗れました。先発森下は4回までは僅か1安打に抑えていたのですが、5回に先頭の代打滝沢に粘られた末に浮いたチェンジアップを打たれてヒットを許すと、二死から元山にタイムリーヒットを浴びると、そこから立て続けに連打を浴びて一挙に5失点を喫しました(9:5:2)。殆どが変化球を打たれてしまっており、高めの直球という強みがあるのに勿体ないなと思いました。2番手黒原は三者凡退1奪三振無失点と圧巻の投球で打たれる気配なし(2:0:0)、3番手河野もD三者凡退1奪三振無失点とこちらも見事な投球(1:0:0:1)、4番手矢崎は三者凡退無失点に抑えました(2:1:0)。 一方野手陣は先発隅田の前に打線が僅か4安打と沈黙、正直完封をやられてしまう程の見事な投球だったというわけでもなかったのですが、カーブで緩急をつけての直球に差されてしまったように思います。 結果は0-5と完敗なので切り替えて次の試合に臨んで欲しいところです。ただ上記の通り、5回の大量得点の際に打たれた球はいずれも変化球、それ以降に投げた黒原や河野は140キロ後半~150キロを越える直球を計測し、特に河野が少々高めに集まりながらも直球で押し込む投球を見せて西武打線を圧倒しました。河野の投球が西武打線相手へのアンサーだったのかな?と感じると、尚更勿体ない5失点だったなと思います。明日の九里には以前に石原と組んで直球を多めに使った投球をしていましたが、是非ともその投球を継続してカーブやチェンジアップで抑え込んでいく投球の方が良いのかな?と思います。\父の日当日まだ間に合う!期間限定P10倍!/ 父の日ギフト 父の日 ギフト プレゼント 2024 実用的 スイーツ 食べ物 お菓子 父の日食べ物 送料無料 銀座千疋屋 銀座フルーツクーヘンB 16個入り PGS-164
2024.06.13
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『やはり本命なのか!?』 本日は広島のドラフトについて見ていきたいと思います。5月末日に行われるのではないかと思われたスカウト会議ですが、今年は中々行われずに「おや?」とドラフトファンを驚かせていましたが、結局6月にずれ込んで行われました。 早速情報を見ていきますと、広島は5日に球団事務所にてスカウト会議を行い、指名候補を投手82人、野手45人に絞り込み、約20名の上位候補を確認したそうです。ちなみに昨年は134名、一昨年は138名となっており、それに比べると意外にも今年は10名程少ないでしょうか。そして約20名の指名候補は初回のスカウト会議に名前の挙がった関西大学の金丸投手、明治大学の宗山内野手、大阪商業大学の渡部外野手の他に青山学院大学の西川外野手、そして高校生からは広陵高校の高尾投手の名前が挙がりました。 気になるのは今回コメントしたのが田村スカウト部長という点、というかいつの間にか部長に昇進されたようで(おめでとうございます)、これからは田村スカウト部長が中心になっていくのでしょうか?ただコメント内容が「今の段階で即戦力とか高校生中心とかそういうことではない。各地区から推薦したい選手、上位候補になるであろう選手を推薦してもらった」とコメントしており、どうやら上位候補以外にも中位、下位で指名したい選手の推薦もあったそうです。ただ補強したい箇所や1巡目入札に関してもポジションやタイプなどの方針を決める事はなかったとありますが、やはり宗山に関しては「三拍子揃っている。リーダーシップもある。人間性も素晴らしい選手であるのは間違いない」と絶賛しています。 実は初回のスカウト会議にて白武スカウト部長が宗山について「間違いなくドラ1、守備や肩、動きは1軍レベル」と絶賛しており、田村スカウト部長までもが絶賛しているとなるとやはり宗山の可能性が高いのかな?と感じました。正直補強ポイントかと言われると微妙ではありますが、過去に岩本や有原など地元出身の大学生はほぼ必ずと言って良い程指名してきましたし、坂倉がいながらも甲子園のスター選手だった地元出身の中村奨成をドラフト1巡目で指名した過去も踏まえると大いにあり得るのかなと思います。 また、「地元出身ならば渡部は?」という声もあるのですが、初回のスカウト会議では「上位に入ってくる」という言い回しで、ドラ1とまでも言及していなかった上にどうも鞘師スカウトに今のところそれほどの熱量を感じないのでドラ1の線は薄いのかな?と思います(寧ろ金丸を絶賛しています)。そしてよく考えてみると、鞘師スカウトは過去に大阪ガスから末包、大阪観光大学から久保と2年連続で右の外野手を指名しており、現在久保は打撃技術の向上が目覚ましく、俊足好守強肩の選手なので次のセンター候補として十二分に期待されており、同じ地区担当スカウトが同じポジションの選手を2年も経たないうちに推薦するのはさすがにないのかな?と考えるようになりました(しかも打撃成績も悪くないですから尚更)。ただ2巡目ならば地元出身なので「残っているなら…」となっても不思議ではないのかも?しれません。そして金丸投手に関してはこの後に記事を公開しますが、新たな動きがあり、2021年以降かなり左腕を乱獲しているのでさすがに今年もドラ1で指名という可能性はないのかな?と感じています。ただ正直なところ、私個人の希望としては実のところ金丸投手を希望しています。 今回のスカウト会議では宗山の可能性が高くなったのかな?と思います。意外なのは高尾投手を上位候補に入れた点、今年は180センチ以上の有望な高校生投手が大量にいる年なのに広島好みではなさそうな172センチの高尾が約20名の上位候補の中に入っているとはかなり驚きです。田村スカウト部長はまとまった正統派タイプの投手が好きなので身長こそ低いものの、こういったタイプの投手が好みですし、何より地元出身選手というのも大きいでしょうか。なのでひょっとすると球団は1巡目宗山、2巡目にあわよくば渡部、3巡目に高尾というプランを思い描いている可能性もなくはないでしょうか。 「現時点での欲張りな予想」1巡目 宗山 遊撃手 明治大学 右投げ左打ち→地元出身のスター選手2巡目 渡部 外野手 大阪商業大学 右投げ右打ち→同じく地元出身、残っている可能性はやや低いが可能性はなくなないか3巡目 高尾 投 手 広陵高校 右腕→同じく地元出身、広陵なので志望届を提出するかは微妙4巡目 斉藤 遊撃手 金沢高校 右投げ右打ち→例年ほぼ高校生野手を指名している枠、昨年の伏線回収で右打ち遊撃手5巡目 廣池 投 手 東海大九州 右腕→例年投手を指名する枠、近年大学社会人(独立あり)投手を指名している6巡目 大石 投 手 東邦ガス 左腕→近年狂ったようにやたら左腕投手を指名してくる。東海からも誰か指名しそう 今のところはこのような予想をしていますが、2巡目と3巡目、6巡目は正直どうなるかは不透明で(6巡目は野手の可能性も大いにありそう)、4巡目と5巡目は指名選手をともかく、過去の傾向から見て高校生野手、投手となる可能性が高いのではないかなと思います。「単なる偶然では」と思われるかと思いますが、聞いた話によるとこのような場に立たされた際の人間の思考回路は同じ選択肢をしてしまいがちであるという話を聞いた事があり、スカウト会議に出席するスカウトメンバーも基本的には変わっていないでしょうし、余程出席するスカウトメンバーに劇的な入れ替えがない限りは同じような指名傾向をしてくるのではないか?と読んでいます^^;。 「追記」 渡部が指名されていた場合は東海理化の福本外野手、高尾が志望届を提出しなかった場合は田村スカウトが好みそうな前田健太の系譜っぽい今朝丸投手辺りを指名し、その場合は2巡目と3巡目のポジションを入れ替えでしょうか。【正午までの注文で翌日お届け】父の日 お中元 送料込み 早割 和菓子 2024 彩菓 綾 スイーツ プレゼント プリン もなか 最中 人気プレゼント お菓子 抹茶 詰め合わせ 宇治抹茶 § 高級 内祝 伊藤久右衛門 和スイーツ セット ギフト お盆 お供え 粗供養 御供 あす楽
2024.06.11
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『危うい勝利』 本日の広島は4-1で千葉ロッテに勝利を収めました。先発アドゥワは最近の登板で塁上を賑わせる事が増えていましたが、この日はフォークを多投する投球でスライダー多めの投球とは一線を画す内容、左打者の多かった千葉ロッテ打線を翻弄して6回を投げて2安打4奪三振1四球無失点と好投しました(10:7:0)。2番手塹江は先頭角中を打ち取った当たりでしたが内野安打で出塁させ、続く佐藤を内野ゴロに打ち取ったところで降板(1:0:0)、3番手矢崎は二者連続四球でピンチを広げ、代打岡の犠飛で同点に追いつかれました(0:2:0)。塹江と矢崎は走者がいる場合のイニング途中で出してはいけない投手だと思います。4番手島内は先頭ポランコをストレートの四球で歩かせ、続く高部の犠打で一死二塁、二死三塁となってまたもや代打愛斗を四球で歩かせますが、佐藤をショートフライに打ち取って何とか無失点で切り抜けました(1:0:0:1)。5番手栗林は三者凡退2奪三振無失点で試合を締めました(0:1:0)。 一方野手陣は5回に先発メルセデスから一死となって秋山が内野安打で出塁すると、続く野間がライト前ヒットで一三塁とし、続く菊池のスクイズで先制します。その後はチャンスを作るも無得点のまま迎えた8回、一死となって澤田から石原が三遊間を破るヒットで出塁し、続く矢野の犠打で内野安打となり、続く松山の当たりが前進守備の外野手の左中間に落ちるタイムリー二塁打で勝ち越しに成功、二死二三塁から秋山が高めに浮いたチェンジアップを打ち返して貴重な2点タイムリーヒットを打って試合を決定づけました。 個人を見ていきますと、秋山が再び復調気配で6月6日にレフト前ヒットを打ってから良くなり、野間もしっかりと引っ張る事が出来ています。また、石原がどんどんスイング軌道が良くなってきた印象で、盗塁阻止なども守備でも成長が見られ、個人的には長打力を買っていたので野手にコンバートしては?と思っていたのですが、坂倉から正捕手を奪い取ることができる位置にまで来たのではないでしょうか。打撃に関しては今や坂倉よりも上の位置に来たのではないでしょうか。 ただ末包が調子落ちの状態で、特に7回二死一二塁のチャンスで国吉の初球外角カットボールを引っ掛けてあっさりと凡退してしまったのは残念なところです。特に国吉は制球があまり良くない投手且つ自身は強打者で次は去年小園、どう考えても相手投手にとってはプレッシャーのかかる場面でわざわざそのような難しめの球をそれも初球で行く必要はなかったはずです。ファールフライもそうでしたが、初球から積極的に行くの良いですが、難しい球にわざわざ手を出して凡退してしまうのは新人時代の頃からの悪い癖であり、もう少しストライクゾーンを絞って甘い球を待つぐらいの姿勢で臨んで欲しいところです。 また、佐藤が一軍昇格を果たして初スタメンとなりましたが、やはり調子落ちというか出ずっぱりだった事で疲れが見える印象が否めず、元々スイングしている最中にあれだけ流れるタイプ(走り打ちみたいになる)ではなかったのですが、ショートフライや空振り三振などは流れてしまっている事や両手が奥の方へ引きすぎな形になっており、やはり一軍昇格が遅すぎたのと新人選手を出ずっぱりにさせるのは良くないのでは?と思いました。 何とか勝てた試合でしたが、矢崎の二者連続四球、7回の二死一二塁のチャンスで末包が初球の外角カットボールを引っ掛けてあっさりと凡退、その直後に島内のストレートの四球からの危うい投球など昨日に続いて自滅しかけた試合となりました。それでもやはり明暗分けたのは8回の先頭ポランコのストレートの四球の後に初球であっさりと犠打をしてきた点、四苦八苦状態の島内を助けた格好となり、仮にあそこであっさりと犠打を選択しなければどうなっていたのかな?と思いました。 個人的にはそろそろ起用の再考を考えたいところで、末包も出ずっぱりで疲れてができてもおかしくない状況、元々上体打ち気味の選手なので疲れてくるとやはり打撃の調子も落ちると思うだけに、次の週は指名打者制が採用されるので指名打者での起用、もしくは秋山や野間に関しても口酸っぱく言ってきていますが休養も必要ではないでしょうか。他には投手の序列や起用法の再考も必要で、島内はやはり登板過多なので黒原に任せても良いのではないでしょうか?他には先発として調整を続けていますが、ハッチはリリーフの方が良いように感じ、最近矢崎が不安定なので勝ちパターンに回すなど夏場に向けて色々試してみても良いのではないでしょうか。勝つには勝ちましたが、これからに向けて色々考えていくべき事が必要だと感じさせる一戦となったのではないでしょうか。楽天セールポイント最大30倍還元&1500円OFFクーポン! マツコの知らない世界のピザ! 【チーズたっぷりピザ3枚】プレゼント 父の日 プレゼント 冷凍ピザ チーズ セット 冷凍食品 ギフト 内祝 お礼 お返し 送料無料 パーティー 誕生日 おいしい 牧成舎 DEAL
2024.06.10
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『全世界へ』 今回は韓国プロ野球(KBO)について少しだけ触れていきたいと思います。KBOはSOOPと放映権契約を交わし、2024年~2026年のKBOの試合をライブストリーミング配信していく事が決まりました(記事)。これにより、世界中の人々がKBOを視聴する事ができるようになり、自動翻訳機能も付いているので海外の人も理解できるようになりますね。KBOはNPBと比べるとフットワークが軽く、MLBが導入したビデオ判定などもいち早く導入し、ピッチクロックも既に導入済み、更に驚くべき事にMLBよりも早くストライク判定も機械化されているなど新しい物を取り入れる事に積極的な姿勢です。 WBCなどでは3大会連続一次リーグ敗退となって苦戦を強いられ、日本のメディアでは「韓国の野球人気の低迷」という記事を目にしますが、実際は全くの逆で寧ろ観客動員数が右肩上がりの状態で、今年は史上初めてシーズンの観客動員数が1000万人を越えるペースを記録しているとの事です(twitter)。更にチケット購入者の54.4%が女性で、その殆どが20代の女性というのは興味深いですね。 イギリスではロンドンシリーズが開催され、2日間の観客動員数は53882人、55074人という驚異的な数字を記録するなど大盛況でした。中東や西アジア、東南アジア、アフリカにも徐々に野球が芽吹き始めており、昨年のWBCを皮切りに野球界自体が上昇気流に乗りつつあるのではないでしょうか。
2024.06.13
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『気が付けばノーヒットノーラン』 本日の広島は4-0で千葉ロッテに勝利を収めました。先発大瀬良は調子自体特別良かったかと言われると微妙で、特別空振りを奪えていたかと言われるとそうでもなく、平均球速も140キロ前半ぐらいでした。しかしながらカットボールやフォークといった変化球が多めの投球でボール球も駆使して千葉ロッテ打線を好守などもあってのらりくらりと抑えていきます。最後は疲れていたように見えましたが、ポランコ相手にしっかりと内角高めの投げてライトフライに打ち取り、129球で見事にノーヒットノーランを達成しました(10:11:1:2)。個人的には通常のノーヒットノーランとは一線を画す内容で、普通だと三振もそれなりに奪って圧巻の投球を見せるといった印象ですが、内容は9回を投げて2奪三振5四球無失点であり、パッと見た印象ではノーヒットノーランしたとは誰も思わないでしょう。途中までは本当に気が付かず、「あれ?そういえばノーヒットノーラン?」といった感じでした。ただ最後は明らかに疲れているように見えただけに、来週で交流戦は終了して再来週の金曜日まで試合がないだけに、疲れを考慮して登録抹消して一旦登板試合を飛ばして休養に充てた方が良いかもしれませんね。 一方野手陣は相手が散々ミスをしていながらも得点できずにいましたが、4回に先発美馬が突如制球を乱して先頭矢野が四球で出塁すると、続く會澤の当たりがラッキーな形となり、走塁ミスで二死二塁となるも秋山があまり内容は良くなかったもののレフト前ヒット、続く野間が一番得意なやや内寄り高めの球を捉えてライトへのタイムリー三塁打で2点を先制します。6回には先頭會澤が中村から四球を選び、二死三塁から野間が四球で一三塁となり、小園が初球の直球をレフトへ運ぶタイムリー三塁打で試合を決定づける4点目を奪いました。 試合内容としては打撃、投手、守備、いずれも相手の自滅?のような試合となりました。色々な意味で「当たり前の事をやる」大事さを痛感させられる一戦だったでしょうか。個人的に大事なのは偉業達成や大量得点した次の一戦にあると思います。以前にオリックスとの2戦目で大量14得点を記録しましたが、そこから打撃が雑になって次のカードのソフトバンク戦に響いてしまいました。なので今回は浮かれることなく、あくまでも1勝だと思って臨んで欲しいところです。【送料無料】 粒あん 大好き 詰め合わせ 3種類 11個入【和菓子】父の日 どら焼き 最中 饅頭 栗 北海道 ギフト スイーツ 老舗 香川 高級 お取り寄せ 御祝 お祝い 御供 お供え 詰合せ おしゃれ かわいい 可愛い あんこ 手土産 お菓子 贈り物 セット 誕生日 プレゼント
2024.06.08
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『中南米選手を大量獲得・派遣先はまさかの!?』 本日は試合がないので広島の情報について見ていきたいと思います。前回の記事にて左腕のエスタリン・オルティス投手、エンヘル・カブレラ内野手(三塁手だったようです)と契約を結んだ事を書かせていただきましたが、今回新たにこちらのtwitterにて新たに同じく左腕のジェロミー・ソーサ投手、ホセ・ロドリゲス外野手とも契約を結んだ事が判明しました。このtwitterの内容によりますと、今年の夏に来日にする予定となっており、育成選手契約なのか練習生なのかは不明となっています。詳しい方の情報によりますと、オルティス投手のマイナー時代の成績はこちら、ジェロミー・ソーサ投手の成績はこちら、ホセ・ロドリゲスの成績はこちらとなっています。ちなみに以前に紹介したtwitterアカウントにもソーサ、ロドリゲスの2選手との契約(1、2)に関するツイートがされています。また、ロドリゲスに関しては更に詳しい方が情報や映像をtwitterにて紹介されていましたので紹介したいと思います。以前の記事にも紹介しましたが、広島はこの4選手以外にも7月25日以降にベネズエラのトライアウトを現地視察する予定となっており、ドミニカだけでなくベネズエラからも選手を獲得する可能性があり、これからの助っ人補強は若い中南米の有望株の獲得に舵を切る方針なのかもしれませんね。 また、ここで気になるのがパキスタン野球連盟日本語公式アカウントがホセ・ロドリゲスの契約に関してリポストしているという点です。パキスタン野球連盟は来年プロ野球リーグを創設しており、参加する選手は主に西アジア地域の選手になるとされていますが、それ以外の地域の選手にも門戸を開く事をアナウンスしていました。そこにはホセ・ロドリゲス意外にはキュラソー島出身でかつてのWBCオランダ代表であるバーナディナ外野手に対してもリポストしており、ひょっとするとこの新しいプロ野球リーグに広島が経験を積ませる為に彼らを派遣する可能性もあるのかもしれませんね。
2024.06.11
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『新コンビに目処?』 本日の広島は3-1で日本ハムに勝利を収めました。先発九里は序盤に珍しく直球で押す且つ今季従来のボール球で誘う投球ではなくストライク先行の投球を展開、中盤以降に変化球主体の投球に切り替えて日本ハム打線を翻弄、球数が嵩みがちな投球とは全く違って101球で7回を投げて4安打3奪三振1失点と好投して勝利投手となりました(10:8:1:2)。この日も前回のオリックス戦同様に引き続き石原とバッテリーを組みましたが、序盤の思い切った配球が球数少なく長いイニングを投げられた投球を引き出しました。2番手島内は先頭万波に二塁打を浴びるも一死三塁から代打マルティネス、郡司を連続三振に打ち取って無失点(1:1:0)、最後は栗林が1回1安打2奪三振無失点で試合を締めました(1:1:0)。 一方野手陣は初回に先頭秋山がサブマリン鈴木のシンカーを捉えてレフト前ヒット、二死となるも末包が初球の真ん中内寄りの直球を捉えて弾丸ライナーで突き刺す先制の2ラン本塁打で先制します。2回には先頭矢野、石原の連打、九里の犠打の後に秋山の犠飛で1点を追加しました。個人で見ていきますと、秋山がこの日は外寄りの球を逆方向に弾き返して復調気配、末包はサブマリンが得意なのか?この日は高橋礼に続いて鈴木からも一発を打ちましたが、その後の打席内容が悪かった印象(3打席目は外角オンリーでスライダー、カーブに空振り三振)、ソフトバンク戦で見せたセンター返しの打撃で再調整した方が良いかも?しれませんね。 この日は九里と石原のコンビが確立されそうな試合となりました。配球もそうですが、この日の石原は盗塁阻止に加えて打撃でも2安打と好調、打って守っての大活躍となりました。打撃もスイング軌道が徐々にマシになりつつあり、昨日もマルティネスに好捕されるも外角低めの変化球を上手く捉える一塁ゴロを打つなど長打だけでなく確実性も増しつつあります。守備は春先のオープン戦で藤井コーチに呆れられる程の酷さだったのが信じられないぐらいの躍動ぶりを見せており、打撃でも恐怖の8番打者として君臨していけそうな気配があります。できればこのまましばらくスタメン起用をしてもらいたい選手の一人ではないでしょうか。【楽天スーパーSALE 20%OFF】【送料込み】 夏ギフト お中元 父の日 菓子折り 御挨拶 粗品 のし紙 内祝い スイーツ 焼き菓子 ギフト 詰め合わせ 個包装 あす楽 送料無料 レーズンサンド /クリームサンド 12個入/洋菓子 手土産 お返し
2024.06.07
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『岐路』 本日の広島は3-5でソフトバンクに敗れました。先発アドゥワは2回に近藤にソロ本塁打、その後に連続タイムリー二塁打を浴びて2失点、4回も二者連続四球の後に柳町にタイムリーヒットを浴びるなど3失点、ただ崩れそうだなというところで粘るところは良い点でしょうか。結果としては4.2回を投げて4安打3奪三振4四死球3失点(3:9:0、1HR)、ただ今日も2死球とさすがにそろそろ声が上がり始めていますね。やはりリリースしている際に完全にグラブが体から離れてしまっている為、左右の制球が甘くなりがちです。2番手塹江は回跨ぎで1.1回を1安打3奪三振無失点(0:2:0)、3番手森浦は塁上賑わせるも1回1安打2四球無失点(2:0:0)、4番手矢崎は三者凡退2奪三振無失点(内F1)、5番手栗林は一死二塁のピンチを招くも後続を打ち取って無失点(1:1:0)、6番手島内は二死から緒方に四球を与え、近藤にチェンジアップが甘く入ってサヨナラ2ラン本塁打を浴びました(1:0:0、1HR)。 一方野手陣は先発和田に翻弄されて5回6三振を喫します。それ以降も昨日や一昨日のリプレイを見させられ、9回に田中がヘルナンデスから高めの直球を振り抜いてまさかの3ラン本塁打を放つという展開も一昨日の菊池のまさかの本塁打と似ているでしょうか。末包は1打席目に内角を上手く使われてフォークも拾えないようになるなど完全に崩されてしまい、小園も2打席連続三振と機能しませんでした。個人的には中村健人と二俣がスタメンに入りましたが、正直なところ二人共一軍でやっていけるだけの打撃技術はまだ持ち合わせていないように思います。 一番の懸念となるのは島内の調子が落ちてきた点、掲載された動画を見るとまたもやトップの際の体勢が空に向かって投げている形となっており、しっかりとボールを上から叩けていないように見え、実際に投げ終わりの上体もしっかりと沈み込めていないと感じ、結局疲れてくると上体で煽ろうとするのではないでしょうか?この部分の修正をしないとチェンジアップは効果を発揮しないので修正が必要です。他にはやはり第三の球種が必要だろうという点、栗林はフォークの調子が良くないと今日のようにカットボールやカーブを使って空振り三振を奪う事が出来ます(昨季の横浜とのCS2戦目で最後に投げた球種はカーブでしたね)が、島内はチェンジアップしかありません。2年目にチェンジアップを封印していた際はフォークを投じていましたが、フォークは1年目から一貫して被打率も空振り率も優秀だった球種、それなのに何故封印しているのか理解に苦しみます。自分はしっくり来ていなかったとしても打者が嫌がっている事はデータを見ても明らかなはず、その球を打つのは自分ではなく打者なのですから嫌がっている以上は使っていくべきだと思います。正直なところ、今の島内ならば球種を複数持っている黒原の方が信頼できます。この2点を解消できるかどうかは今後島内が投手としてワンランク上の位置にいけるかどうかのポイントとなるのではないでしょうか。【ふるさと納税】<2種から選べる>訳あり 本格ピザ チーズバリエ4枚(20cm×4枚) ピザ ロッソ Rosso 簡易包装 冷凍 マルゲリータ モッツァレラ ゴルゴンゾーラ クリームチーズ バジル カッテージチーズ 個包装 個装 小分け<離島配送不可>【ksg0035】【ピザハウスロッソ】
2024.06.03
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『各国クラブ勢ぞろい』 今回は欧州の野球について少しだけ触れたいと思います。いよいよ本日から欧州にてbaseball european cup 2024が開催され、スペインやオーストリアから2チーム、ベルギー、フランス、クロアチアから1チーム参加する事が判明しています(twitter)。この大会はオンデマンドでストリーミング配信が行われるので興味のある方は是非ご覧いただければと思います。 そしてイタリアですが、イタリア系アメリカ人野球財団がMLBのマンフレッドコミッショナーと会談した事が判明しました(twitter)。主にイタリアの野球競技の発展についてだそうで、現在行われている奨学金プログラムや青少年育成などについての話し合いがあったそうです。現在のイタリア国内の野球リーグは残念ながら観客動員が減少しているそうで、やはりチーム編成がイタリア系アメリカ人ばかりで肝心のイタリア国内でプレーしている選手が殆ど選出されなくなっており、結果的に興味や士気などが下がってしまった事が挙げられます。以前の記事でも触れましたが、イタリア野球連盟はイタリア系アメリカ人財団と協力してアメリカの大学でイタリア人選手がプレーする為の奨学金や中学生の段階でアメリカへ留学させるといった事を行っています。ここにMLBと強固な関係を結べれば更に促進されると思いますので、今後に注目したいですね。
2024.06.04
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『視野を広げよ』 本日の広島は0-5で日本ハムに完敗を喫しました。先発床田は以前の記事にて「4月30日の阪神戦以降、あまりにも走者を背負う投球が続いている」と書かせていただきましたが、この日も3回まではパーフェクトだったものの、4回から立て続けにヒットを浴びるようになり、結局7回を投げて9安打1奪三振2四球4失点、この日も7回でほぼ倍となる13出塁を許すなど塁上を賑わせました。元々空振りを奪うといった球種がない(かつてはチェンジアップ?フォーク?)のでこうなってくると苦しいでしょうか。個人的には走者がいない際に力をセーブしすぎるきらいがあるだけに、もう少し出力を引き上げて140キロ中盤で推移した方が良いのではないでしょうか。他にはもっとチェンジアップやパーム辺りの球種の割合を増やすなど工夫も必要でしょう。2番手黒原は水野、上川畑にヒットを浴びると、水谷を詰まらせながらも落とされて1失点(10:13:2:2)、3番手河野は二死から二死二三塁のピンチを背負うも水野を空振り三振に打ち取って無失点に抑えました(2:1:0)。 一方野手陣は4回以降は日本ハム投手陣の前にヒットすら出ず、9回に生田目から一死満塁のチャンスを作るも代打宇草、林が連続三振を喫して無得点に終わりました。ただこの日、末包が2安打1四球と一人気を吐きましたが、打撃内容はセンター方向に打ち返しており、ソフトバンク2戦目のセンターフライとセンター前ヒットを彷彿させました。不調の時こそ強引に引っ張りにかからずにセンター返し、もしくは逆方向でという末包なりの考えでしょうか? 新井監督の欠点はそこまで固定すべきレベルではない選手まで固定するという点にありますが、この日もやはりそういった起用が見られました。例えば矢野は完全に調子落ち、この日含めて直近5試合で8三振を喫しており、しかも全てが空振り三振です。他には秋山もソフトバンクとの3戦目は確かに2安打するも二塁ゴロや一塁ゴロを量産し、この日も量産+空振り三振と完全に調子落ちしており、ならば小園をショートに戻して宇草や2軍で好調の久保や中村奨成を呼ぶといった事もできたはずですが、そういった事を全くしません。坂倉も「逃がさない」と言っていますが、一向に打撃が上向くどころかまたもや空振り三振を量産し始めており、果たして今のまま起用し続けるのはどうなのでしょうか?この日、阪神の岡田監督は不振が続く大山を2軍降格させるという決断を下しましたが、新井監督にもそういった厳しさが欲しいところ…というよりはその選手の為を思うのならば一度ミニキャンプで再調整させた方が長期的視点で考えても良いはずです。島内にしても完全に上体で煽って投げており、この日は失点したもののやはりカットボール、チェンジアップ、スプリットなど複数の球種で勝負できる黒原の方が今の状態ならば勝ちパターンの投手として信頼できるはずです。 明らかに無理が正直てきたものを「当初の計画通り」といったお役所仕事ではなく、もっと柔軟な考えで起用していくべきではないでしょうか。個人的には「絶対外すべきではない選手」という位置づけは坂倉が消えてしまった以上、もう小園しかいません。それでも不発ならばまだ納得は行きますが、そういった事をしないで無得点というのは到底ファンも納得できないでしょう。【ポイント10倍】父の日 お中元 お菓子 お返し プレゼント 詰め合わせ ギフト 可愛い スイーツ 洋菓子 お祝い お返し お礼 個包装 のし対応 お供えHFM-30 フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ 21個入
2024.06.05
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『昨日と同じく』 本日の広島は1-2でソフトバンクに敗れました。先発大瀬良はストライクとボール球がほぼ半々、4四球を出すもカットボールやシュート、フォークといった球種を駆使して8奪三振を奪うなど7回4安打1失点と好投しました(7:6:2:1)。今季はシュートを多く使うようになっていますが、それが対となる得意のカットボールと相乗効果をもたらしていると言っても良さそうで、これまでは甘く入ったスライダーやカットボールを仕留められて被弾していたのですが、シュートという逆方向の変化球の存在を意識するからか、今季は未だに被弾がありません。2番手島内は一死から山川、近藤にヒットを浴び、栗原に犠飛を浴びて失点して敗戦投手となりました(2:2:1:1)。やはり登板過多の影響があるかと思われるものの、夏場になると自然と疲労が出てくるもの、個人的にはフォークを解禁して3球種で勝負した方が選択肢を増やせるので良いのではないかとずっと言ってはいるのですが…。 一方野手陣は甘く入ってきたスライダーを打った菊地のソロ本塁打のみの1点に留まり、その後は再三のチャンスを棒に振ってしまいました。個人的には菊地や羽月が打ったようにカウント球のスライダーに絞って振っていっても良かったのではないかな?という印象を持ちました。 チャンスで打てず、守備のミスが響く、リリーフ陣が失点して敗戦という展開は昨日と全く同じだったのではないでしょうか。明日の先発投手は大津と発表されていますが、データを見ると変化球を打ち込まれており、浅いカウントから投げ込んでくるスライダーやカーブ辺りを狙っていきたいところでしょうか。逆に追い込まれるとチェンジアップやフォークといった球種があるだけに注意が必要です。 「広島情報」 以前にドミニカ共和国でトライアウトを行うといった事を書かせていただきましたが、どうやらベネズエラにも赴いて選手を視察するとの事です(記事)。ベネズエラはMLBへの道標として若い選手達をNPBに入団させて経験を積む場として非常に最適なのではないかという考えがあるようです。その例として元巨人のマイコラスや元ソフトバンク・阪神のスアレスなどNPBを経由して成長した選手らがMLBで主力選手として活躍している事例を挙げています。この記事では7月25日に3ヶ所でトライアウトを行う予定で、広島も現地に赴いて視察するといった事が書かれています。 近年、ドミニカ共和国にはMLBアカデミーが次々と設立され、広島のドミニアカデミーにはMLBアカデミーから漏れた選手しか獲得する事が出来ず、厳しい情勢となっています。ならばもう一つの野球大国であるベネズエラのルートを開拓していくのも面白いかもしれませんね。特に近年外国人野手は3Aの選手を獲得しても活躍できない事が多くなっているだけに、若い中南米の選手を獲得して育てる方が費用も嵩まずに済むので良いかもしれませんね。そば 送料無料 乾麺 蕎麦【お試しセット】4束入 8食分 食べ比べ グルメ 山形 麺 麺類 お買い物マラソン マラソン 買い回り 買いまわり ポイント消化 食品 グルメ フード 人気 おすすめ ざるそば 板そば 盛りそば お試し
2024.06.01
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『もっとスポーツビジネスの魅力を』 それでは欧州野球が発展していくにはどうすれば良いのかを素人ながらに提案してみるというシリーズの最後の記事となります(前回記事1、2、3)。前回は全文にするとかなり長くなったので後編1と後編2に分けさせていただきましたが、今回が最後となります。 最後に取り上げたい部分は野球という競技のスポーツビジネスとしての利点です。率直に言えば野球という競技は儲かるスポーツだという事をもっと欧州各国の野球連盟が各国の政府に働きかける必要があるのではないでしょうか。例えば野球普及のネックとして挙がるのは「用具代がかかる」という点、確かに競技する側からしてみればサッカーやバスケ、バレーボールなどと違って様々な用具を必要とします。しかし、逆に視点を変えて売る側に回ってみたらどうでしょうか?サッカーの場合、極論ですが合計22人プレーする選手がいても売れるのはサッカーボール1つだけで大した儲けになりません。逆に野球ならばこれも極論ですがバット、グローブ、ボールの3つは必要であり、つまりのところサッカー選手22人よりも野球選手1人の方が売上は高く、大げさな言い方をしてしまえば経済効果も遥かに高いのです。 続いてはスタジアムやスポーツ興行の収益、よくサッカー専用スタジアムで問題となるのは赤字になってしまうという点、Jリーグを見ていきますと、基本的に土日のどちらかでしか試合は行われておらず、しかもホームとビジターが交互に行われる形となっています。1ヶ月は基本的に4週ですから単純計算で月に2試合しかホームで試合が行われないという事になり、当然ながらこれだと中々売上を積み重ねるのが難しく、スタジアムだけでなくチームも見ていきますと、実際Jリーグ全56クラブのうち5クラブが債務超過となるなど苦しい経営を強いられています。しかしながら野球ならば基本的任は週6日の日程で試合が行われてNPBなら143試合、MLBでは10連戦以上こなすなど162試合あり、しかもそこからプレーオフ、開幕前にはオープン戦などもあります。つまりのところ、野球という競技は収益を上げやすく、球団経営は好調な球団が大半を占めており、スタジアムにしてもマツダスタジアムは黒字となっています。また、試合が行われる事による経済波及効果もこれだけの試合数が行われますから他のスポーツの追随を許さない程圧倒的なものとなっており、国の経済を潤す役割も果たせる事に繋がります。 欧州各国の野球連盟やこれらの国々の野球に携わる人々のtwitterなどを見ても大体が野球の「競技性としての魅力」や他だと野球を通じての「教育的側面」しか発信しておらず、このような経済的な側面のメリットを提示して発信している人はほぼ皆無だなと感じます。本当に野球の普及や振興、発展を目指すのならばやはり資金源が必要ですが、その資金を生み出す事ができるスポーツだともっと国の政府や自治体などにアピールする事も必要なのではないでしょうか。まずはそういった人材を招聘して野球の競技性の魅力だけでなく、ビジネスとしての側面を訴えていく事がまず何より先決なのではないでしょうか。個人的には賛否両論ありますが、堀江貴文氏のようなやり手の実業家を招聘する事が何より必要不可欠なのではないかな?と思います(動画)。 最後となりましたが、これまでの文章を簡単にまとめて終わりにしたいと思います。・ 欧州野球発展の為にはプロ野球が必要・ その為にはまず野球事業に詳しい実業家の招聘が必要・ 国の政府や自治体にスポーツビジネスの利点を訴えて支援を要請する・ 球団経営に興味のある日系企業など外資系、もしくは起業家などを募集・ 欧州人の特性に合ったルール変更などを行う・ 競合が少ない平日での開催を行って集客を目指す(外食の傍らで来てもらう)・ アジアのような応援グッズや「野球場へ行こう」などの曲なども導入・ イベントや子供も楽しめる球場作りを行う・ 資金に余裕ができればボールパークなどの構想も 後半は既にNPBやKBO、CPBL、ボールパークはNPBやMLBがやっている事だと思いますが、何よりも先決なのはまず売り込む事ではないかな?と思います。単に野球の競技性の魅力や単にスポンサー募集するだけでなく、今後のビジョンやビジネスとしての利点を提示していかないとスポンサー獲得も中々ないですし、政府や自治体の協力も得られないでしょう。幸いチェコはWBCでの躍動を認めてもらい、国から支援すべき競技種目に選ばれただけに、ここを商機と捉えてもっと積極的に動いていってもらいたいところです。 「追記」 例えばチェコにはアマチュアリーグですが、エクストラリーガというリーグがある事はWBCで皆様も知ったと思われます。このエクストラリーガの一部に所属している球団や一部にはない場所をフランチャイズとしている二部以下の球団をプロ化していくのも手ではないかな?と思います。これらの球団が日系企業などの外資系にスポンサーや親会社になってくれるように依頼するのも面白いのではないでしょうか。ただ現在各球団のオーナーは「それだと完全に買収されてしまう」という懸念はあるかと思いますが、ならばアメリカのような複数オーナー制といったシステムを導入しても良いのではないでしょうか。本当に野球を盛り上げていきたいというのならば現状から一歩踏み出す必要があるのではないかなと思います。
2024.03.19
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『妙技再び』 本日の広島は2-1でオリックスに勝利を収めました。先発床田は最近の登板と同じように毎回走者を背負う投球となりますが、ヒットの全てが単打で致命傷にはならず、自身の好守で併殺打に打ち取るなど粘りの投球で7回を投げて8安打4奪三振2四球1失点と好投して勝利投手となりました(12:4:5:1)。ただ4月30日の阪神戦以降はあまりにも走者を背負いすぎる投球が目立ってきており、カットボールとツーシームの組み立てに対応してきた印象を受けるだけに、元々持っているスライダー、カーブ、チェンジアップ、パームなど少し違った球種の割合を増やすのも手ではないでしょうか。2番手島内は三者凡退1奪三振無失点(0:2:0)、最後は栗林が三者凡退1奪三振無失点で試合を締めました(0:1:0:1)。 一方野手陣は初回に野間、菊池の連続四球の後、二死一三塁から入れ替わって出塁していた一塁走者小園が盗塁を決めて二死二三塁となり、末包の5球目のナックルカーブが3球目のナックルカーブよりも僅かながらに甘め寄りのコースに入り、末包がそれを合わせてライト前にポトリと落として2点タイムリーとなって2点を先制します。今日はこの2点のみでしたが、2四球と盗塁を絡めて長距離打者特有の合わせた打ち方でもパワーで強引に外野手の前にポトリと落とすという様々な要素が詰まった得点の仕方でした。ちなみにこの日の末包のタイムリーは何となく昨季の菅野から打ったタイムリーを思い出しますね(動画)。 何とヒット1本で2点を奪い、そのまま逃げ切るという今季の広島らしい戦い方だったでしょうか。開幕してからは末包が不在だった事もあり、投手陣が抑えても無得点試合で敗れる展開が多かったものの、末包の復帰や宇草が元に戻り、石原が成長を見せ、林がかつての良かった頃に戻りつつあり、得点できるようになってきました。個人的な意見ですが、指名打者には是非宇草を起用して欲しいところで、パ・リーグは直球中心で攻めてくるという勝手なイメージを持っており、恐らく強気に投げ込んでくるのではないかな?と思っています。なので内寄りに強みを持ち、チーム最多本塁打を誇る長打力のある宇草は対パ・リーグにはうってつけなのではないかな?と感じています。今日は1点差で逃げ切りましたが、やはりパ・リーグの投手は直球の力強さがあるので長打があまりない広島にはやはり脅威なだけに、直球に強い打者がカギを握るのではないかな?と思います。【ふるさと納税】 ミシュラン三ツ星 銀座のプロが愛用する 丸山海苔店 【 すしのり (寿司屋専用缶入)】 海苔 家庭用 家庭用 寿司 高級 プレミアム ミシュラン 三ツ星 美味しい おいしい 贈り物 おにぎり ごはん プロ グルメ
2024.05.29
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『新たな難敵?』 本日の広島は2-2で横浜と引き分けました(動画)。先発アドゥワは初回に一死満塁のピンチを背負うも石上と蝦名を打ち取ってピンチを凌ぎ、それ以降は5回を投げて5安打3奪三振2四死球1失点に抑えました。結構逆球が多いものの、右打者は腕の位置で打ち難そうな印象、問題は益田同様に左打者に対してどうなのかでしょうか。ただ今日の試合を観た限りだと石上から空振り三振を奪った際の直球はカット気味に食い込んでくる球質だっただけに、あの球を有効に使えれば左打者相手でも何とかなりそうです。ただそれでも度会、佐野らにそれぞれ2安打を許しており、やはり左打者への対策は課題ですが、長打はないところは救いですが。 一方野手陣は新外国人左腕のケイに沈黙、今永が抜けてましたが新たにケイという厄介な左腕が入団してきましたね。 「2軍情報」 本日の広島2軍は8-0で阪神に勝利を収め、結果的に3連戦は2勝1敗となりました(この試合を現地観戦された方が動画をあげてくださっています)。先発黒原は前回教育リーグでは大荒れだったそうですが、それも少し分かるかな?という投球フォーム、この試合では時折前膝が突っ張るタイミングが以前同様に早くなる場面もしばしば見られ、恐らく教育リーグではそれが顔を覗かせたのかな?と感じました。しかしながらこの試合では突っ張るタイミングを修正できている事もしばしば見かけ、結果的には5回を投げて2安打4奪三振2四球無失点と好投を見せました。 一方野手陣は初回に実績ある先発秋山から羽月、W中村、宇草らがヒットを放ち、いきなり3点を先制します。その後も矢野を除いてスタメン全打者がヒットを放つなど阪神投手陣を打ち砕きました。また、この試合では中村奨成がレフトスタンドに叩き込む本塁打、あわやサイクルヒットの3安打猛打賞を記録しました。個人的に阪神で少し心配なのが椎葉投手、結構緩く投げた球が羽月目掛けて投げられてストレートの四球、球速も触れ込みの割には出ておらず、イップスの兆候か何かでなければ良いのですが。打者で心配なのは中村貴浩、ヒットの時も犠飛の時もあまり良い形で打てているようには見えず、迷走状態です。 アドゥワと黒原が揃って好投し、開幕ローテ入りはどちらになるのか気になるところです。また、打者では中村奨成が結果を残しており、1軍に帯同している外野手が揃って結果も内容も良くないだけに、1軍再合流の可能性も出てきたでしょうか。【チーズハニーラスク1袋増量中!】送料込★神戸のラスク1kg福袋★アウトレット《訳あり》ラスクバリューパック福袋(ご自宅用簡易包装)【神戸モリーママ 神戸スイーツ お取り寄せ わけあり アウトレット SALE お得 お試し 洋菓子 焼き菓子】
2024.03.18
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『遂に来日・ゴジラ中東に上陸?』 今回はインドネシアとbaseball unitedの情報となります。まずはインドネシアというよりも九州アジア独立リーグに準加盟する佐賀インドネシアドリームズについて見ていきたいと思います。長らく更新がなかった公式サイトですが、一新されて遂に選手構成が公開されました。instagramなどでも来日した事が発表されており、4月13日に初陣となります。また、このチームにはスリランカの選手も在籍しており、スリランカ国内でも報道されて話題になっているとの事です(記事)。このチームにはインドネシアやフィリピン、シンガポール、スリランカ、パキスタンとシンガポール以外の国の平均月収は高くなく、彼らの国の人々にとっては夢のある環境となるだけに、これらの国々でも野球という競技が注目されてプロを目指す選手が出てくる事を期待したいところです。丁度インドネシアではアジア甲子園も開催されるだけに、相乗効果となる事を期待したいですね。 そしてbaseball unitedですが、カシュ・シェイクCEOがNYを訪れており、何と元巨人・NYYなどでプレーした松井秀喜氏と面会した事をtwitterで明かしました。この感じですと、ひょっとするとリベラやベルトレらと同じく共同オーナーとなる可能性もあるのでしょうか?松井氏はアフリカの野球振興にも熱心で、タンザニア甲子園とも関わりがあるなど精力的な方ですね。誕生すればNPB出身選手で初のbaseball unitedオーナー誕生となりますが、果たして?【3/1 10:00 ~ 4/28 23:59まで!母の日早期購入特典ポイント10倍】 母の日 2024 母の日ギフト 母 母親 義母 おしゃれ 高級 かわいい ギフト プレゼント 内祝い 内祝 パティスリー キハチ 焼菓子8種15個入 送料無料 スイーツセット お菓子
2024.03.22
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『それぞれの野球リーグ』 本日はパキスタン、中国、チェコの野球についてみていきたいと思います。まずはパキスタンですが、以前の記事でも触れている通りパンジャブ州にて野球リーグが発足しましたが、その試合の様子をfacebookにて配信していました(twitter)。日本ではtwitterが主流ですが、どうも他のアジア諸国はfacebookの方が活用されているようで、マレーシア野球リーグもfacebookで配信されており、他のアジア諸国の野球連盟も基本的にはfacebook、もしくはinstagramが主流となっており、インドやパキスタン、サウジアラビアのようにtwitterも活用している国はどちらかと言えば珍しい方のようですね。また、大きなニュースとして、昨年アジア野球選手権大会にて存在感を見せつけたアマーン・カーン投手が何とMLBドラフトリーグに参加することが決まりました(twitter)。MLBドラフトリーグと言えば、ウガンダのカスンバ・デニス捕手が招待された事もあり、MLBでのドラフト指名を目指します。 そして中国ですが、いよいよ1週間後に中国野球リーグが開幕します(twitter)。今季は新規参入球団の福建省を含めた8球団でのスタートが予定されていて河南省が参加しないとされていたのですが、どうやら9球団でのスタートということになるようですね。昨季は10球団だったので1球団減った形に見えますが、実は10球団のうちの2球団はプロではない大学野球チーム?でした。しかしながら今回は9球団全てがプロ球団となり、寧ろ正式なプロ野球リーグに向けての一歩という見方もできるのかな?と感じます。ちなみに中国ではCMも放送されているとの事なので注目も上がってくれればと思います(twitter)。 最後にチェコですが、何と現在チェコのテレビにてエクストラリーガが中継されているそうで、アローズ・オストラヴァ対フロシ・ブルノの試合が行われています(twitter)。前回WBCを振り返る放送にてチェコが取り上げられたそうですが、twitterにて要約された内容を読んでいきますと、WBCでの健闘はチェコ国内でも反響を呼び、野球関連の番組が中継されるようになったと書かれています。確かにチェコが主催した欧州野球選手権大会はチェコ戦がテレビ中継され、多くの視聴者が視聴した事も判明し(twitter)、政府からも認められて支援される事も決まりました(twitter)。チェコ野球の更なる発展に期待したいですね。
2024.04.20
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『1、2、3』 本日の広島は6-0で日本ハムに勝利を収めました。先発森下はカットボール主体と言って良い投球、ボール球もそこそこ多かったのですが、これがリーグ最少のチーム四球数の日本ハム相手には効いたのか、打ち気を誘ってゴロを打たせる投球115球で8回を投げて5安打5奪三振無四球無失点と好投しました(14:5:2:2)。最後はハーンが1回1安打無失点で試合を締めました(2:0:0:1)。 一方野手陣は初回に先頭秋山が初球を叩いてソロ本塁打で幸先良く先制すると、6回は先頭秋山が内寄りの直球を弾き返してヒット、続く野間はスライダーをレフトに運び、小園の犠打を伊藤が悪送球してしまい、秋山が生還して1点を追加します。更に一死後は田中の犠飛も飛び出して3点目、8回は矢澤が大荒れの投球で犠飛や押し出し、更に暴投もあって一挙に3点を奪い、相手の自滅で試合が決まりました。 今日は先制、その後間延びしたものの中押し、駄目押しと理想的な展開となったのではないでしょうか。この日は調子落ち気味だった秋山が先制のソロ本塁打、野間や小園もヒットを放ちましたが、伊藤は左打者に逃げていく球種をあまり使ってこず、寧ろカットボールやスライダーなど懐に入って来る系の球種が多かった事もあり、タイプ的に見て秋山にとっては割と与しやすい相手だったのではないでしょうか。ただやはりこれから6月に入って湿気も多くなる季節なだけに、この日は横浜の筒香が休養でベンチからも外れましたが、開幕前から言っている通り秋山や野間も完全休養の日を設けるなどして体調維持なども考慮していって欲しいところです。24時間限定【要エントリー】最大100%ポイントバックキャンペーン実施!父の日 <メッセージカード&ミニ造花選択可> プレゼント ギフト 【あす楽対応】 送料無料「大須 栗りん 栗千本(黄金)」 和菓子 モンブラン 大福 和栗スイーツ お菓子 手土産 取り寄せ人気 贈り物
2024.06.06
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『浮かれた代償』 本日の広島は0-2でソフトバンクに敗れました。先発玉村は序盤こそ球が高めに浮きがちで危なっかしい投球でしたが、中盤以降は走者を出さずにソフトバンク打線を手玉に取って6回を投げて6安打7奪三振1四球2失点と好投するも敗戦投手となりました(4:12:1:3)。2番手森浦は圧巻の3者連続3球三振、3番手ハーンは三者凡退無失点に抑えました(0:1:0:2)。 一方野手陣は先発大津の前にチャンスは作れど無得点、とはいえしっかりと対応できていたのは末包のみで、後の打者はヒットは出ても殆ど翻弄されてしまいました。また、この日も失策が失点に絡んでしまい、チームの売りだった守備に綻びが出始めています。個人を見ていきますと、やはり林に対してもどかしい印象を持ちます。NHKで試合中継されていましたが、二塁へ強烈な打球を打ちましたが打球は上がらずにゴロとなっています。以前の巨人戦にてバットを折りながらも今までならばゴロにしかならなかったあろう球を打ってライト前ヒットにしましたが、中々継続できないのがもどかしいところ、あの時のスイング軌道を継続すれば打球が上がって本塁打、もしくは右中間を軽々破る二塁打にできていたと思うのですが…。 今日の試合で一番深刻なのは失策が失点に絡んでしまったという点ではなく(矢野には何度も助けられてきたのですから一度のプレーで責めたくはありません)、各打者が軒並み打撃の調子を落とし始めたという点ではないでしょうか。まず秋山は逆方向に強い打球を打っていたのが二塁ゴロや投手ゴロが増え始めており、小園は二死満塁のチャンスで浅いカウントでありながら低めのボールゾーンかストライクゾーンか微妙なゾーンに2球連続で手を出して当てるだけのスイング、野間もヒットこそ出たものの引っ張れなくなっています。これは間違いなく14ー0で圧勝した試合の弊害と言えそうで、実際に次の試合でそれを誘引させる打撃をしていました。記事でも秋山や小園の打撃について書きましたが、この試合以降秋山は外角球を引っかけるようになり、小園も我慢できずに2球連続で手を出す必要のない球に手を出して力のない三塁ゴロを打っています。結局14得点で気を良くして次戦で強引な打撃をした結果、自身の打撃を狂わせてしまったと言わざるを得ないでしょう。調子が良い頃の秋山や小園ならば決して打てない投手ではなかったはず、もう一度イケイケではなくて立ち返るべきではないでしょうか。\楽天1位★連続ギフト大賞/内祝い お返し お菓子 ザ・スウィーツ キャラメルサンドクッキー(20個)(包装済)2SCS30R / 送料無料 キャラメルサンド 手土産 洋菓子 個包装 出産内祝い 写真入り メッセージカード スイーツ 贈答品 父の日ギフト お中元 夏ギフト 御中元
2024.06.02
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『主力投手への懸念』 本日の広島は3-2で横浜に勝利を収めました。先発森下は3回を投げて2安打1奪三振無四球無失点と好投、しかしながら以前の投球と同じくリリースしている最中に右足甲が地面に押さえつけられず、矢崎のように宙に浮いた形となってしまっています。結果的に低めにしっかりと投げられずに殆ど真ん中付近~高めに集まっていました。森下の強みと言えば高めに威力のある直球を投げる事ではありますが、同時に低めに変化球を投げるだけでなく直球も投げ込んで見逃し三振を奪える事にもありました。それが1年目の奪三振率にも繋がっていただけに、年々それが薄れつつあるのが気になります。更に大道も左足を着地させる前に右足を爪先立ちさせるなど少し投球フォームの部分に狂いが生じている印象、矢崎、栗林らもピリッとしない投球、前回日本ハム戦で先発登板した九里も投球フォームが固まっておらず、ハッチもツーシームなどがあると思っていたのですが高めにばかり投げ込むばかりで現状アンダーソンと変わらず、床田も球速があまり出ていなかったのが気になります。開幕まであまり期間がないですが大丈夫でしょうか?主力投手らがここまで軒並み懸念材料が噴出する状態となっています。 一方野手陣はシャイナーが2安打1四球とようやく当たりが出始めています。秋山は現状前足をかなり我慢できている印象で、この日も逆方向に好捕されましたが強い三塁ゴロを打っています。ただ打撃結果は最近6試合で16打数4三振2安打1四球で長打なしで打球もゴロばかり、移籍1年目の時からBB/Kの極端な落ち込みを指摘しており、杞憂だと思いたかったのですが昨季も同様の打撃内容で期待とは程遠い打撃成績に終わりました。そして現状でも打撃内容は改善しないところを見ると、もう西武時代の打撃を期待するのは難しいと言わざるを得ないでしょう。 ここまでのオープン戦での戦いぶりを見ると、勝敗こそ5勝5敗でまずまずの結果ですが、それぞれの内容を見るとお世辞にも良いとは思えず、正直最下位の可能性も十分出てきていると言わざるを得ないかと思います。特に野手陣で引っ張っていけそうな人材がおらず、期待の田村にしても課題の低めの変化球にやはりバットが空を切ってしまうなど弱点がはっきりしています(見極めるか、カットするかして辛抱して欲しいところですが)。末包もさすがに開幕は無理という自己判断を下して4月中での復帰となるなど期待していた強打者不在も大きく響いています。正直なところ中日の方が細川の打撃フォームはしっかりしていて今季も期待できそうですし、中田も昨季の打撃フォームに戻して復調気配、村松も良い形で打てているなと感じ、石川など期待株もおり、投手陣も大野や梅津らの復帰などが見込め、上昇していける可能性を秘めているように感じます。秋季キャンプからホークアイによるデータ収集がなされて参考にしているという話を聞きますが、正直なところ個々の打者の打撃フォームや投球フォームを見る限りあまり活かされているとは到底思えない状況(益田などはどう見ても昨季後半の方が良かったですし、中村健人などは最初だけ宮崎に寄せていますが、肝心のトップの体勢は昨季と全く変化なし、矢野も相変わらず引っ張れずに追い込まれてからはひたすら逆方向)に危機感を抱いています。PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2024.03.17
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『イタリアに続く』 本日はイスラエルの野球について見ていきたいと思います。イスラエルはWBCにも出場しており、2017年は二次リーグに進出、2021年に行われた東京五輪予選にも出場を果たし、昨年行われたWBCも死の組と呼ばれたプールDに入るなど徐々に野球でも度々目にする国になりつつあります。 そのイスラエルですが、歴史的な背景もありますが、ユダヤ人は様々な地域に散らばっており、WBCで主力となる選手たちは主にユダヤ系アメリカ人となる選手達であり、この辺りは近年のイタリアによく似ているでしょうか。そのイスラエルにてこの度イスラエル野球アメリカ連盟(IBA)が発足しました(サイト、twitter)。そしてこのメンバーの中にかつてMLBを代表する選手だったキンズラーやユーキリスなども参加しているようです。この連盟の目的としてはイタリア系アメリカ人野球財団と同様にイスラエル野球協会とパートナーシップ協定を結んでおり、アメリカ大陸でユース選手の育成などを支援していくようですね。 イタリアと同じ方針で、5~12歳というかなり若い年齢のカテゴリも作り、最も野球が発展しているアメリカで選手を育てていこうという意図が見えます。近年ではイスラエル出身の選手がプロ選手になるなど徐々に本土出身もぽつぽつではありますが出てきているだけに、これをきっかけにイスラエル本国でも野球が盛んになる事を期待したいですね。羽二重餅 織福 8個入り 第22回全国菓子博覧会 名誉総裁賞受賞 【ポスト投函可能】 北陸 福井 銘菓 餅 和菓子 スイーツ お菓子 ギフト 贈り物 お土産 お供え 内祝い お返し バレンタインデー お中元 敬老の日 お歳暮 1000円ポッキリ 送料無料 ゆうパケット
2024.03.22
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『粘り負け』 本日の広島は1-7で阪神に完敗しました。先発床田はそれほど制球に苦しんだ印象こそないものの、阪神打線の粘りに負けてしまい、今季ワーストとなる6四死球を出してしまい、これが悉く失点に絡んでしまいました。結果は6回を投げて4安打1奪三振6四死球3失点と試合こそ作りましたが、要所で最小失点だったものの失点してしまいました(9:10:1)。2番手益田は制球が定まらない上に真ん中~高めに集まってしまい、ノイジーにタイムリーヒットを浴びるなど炎上して降板(3:0:1)、サイドハンドですから低めに集めないといけず、もう少しツーシームを有効的に使った方が良いように思います。3番手黒原は1.1回を投げて1安打2奪三振2四球無失点(1:2:0)、何とも勿体ない起用法となってしまっていますね。4番手森浦は1回2安打1奪三振1失点でした(2:2:0)。 一方野手陣は初回に先頭秋山が初球を強振してライトスタンドに飛び込む先頭打者本塁打を放ち、その後もヒットと四球でチャンスを作りましたが、松山が3-1からのカットボールをレフトへ飛球を打ち上げてしまい、あれで村上に立ち直られてしまいました。それ以降はカーブや直球、フォークで完全に封じられてしまい、初回の1点のみに終わりました。また、守備では坂本の打球を野間が一死一三塁の場面でファールゾーンの飛球を捕球してしまい、三塁走者の生還を許して3失点目を献上するなど状況判断の欠如とも取れる守備も見られました。 確かにこちら側にも矢野や菊池の好守こそあったものの、四死球の多さや肝心な場面での状況判断の欠如とも取れる打撃や守備(それもベテランや4番に座っている打者)をしているようでは王者阪神には到底太刀打ちできなかったのも頷けるでしょう。 「2軍情報」 本日、ドラフト4巡目指名の仲田が左中間へのタイムリー二塁打を打ちましたが、その時の動画がありましたので紹介したいと思います(twitter)。打撃フォームを見てみますと、構えはバットを直立させた状態をしており、そこから何やら山川のようなテイクバックからスイングしてきますね。高校1年目の打者にしては中々技術的な土台がしっかりしている印象で、現時点で内田よりも良い打ち方をしているように思います。少し注目してみていきたい打者ですね。【送料込み】 母の日 菓子折り 御挨拶 粗品 のし紙 内祝い スイーツ 焼き菓子 ギフト 詰め合わせ 個包装 あす楽 送料無料 レーズンサンド /クリームサンド 12個入/洋菓子 手土産 お返し
2024.05.01
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『ウガンダ以外にも』 今回はケニアの野球について見ていきたいと思います。twitterにてケニアの19歳の野球選手であるオスカー・ガトゥメ・ンギゲ投手にインタビューした動画が掲載されました。ちなみに同じ投手のインタビュー記事も掲載されていますので、是非こちらもご覧いただければと思います。 現在は首都ナイロビでトレーニングしているとの事で、ケニアで一番の投手になる事を目指しているとの事です。夢は勿論プロ野球選手になる事と語り、山本由伸や大谷といった日本人選手に対する憧れを口にしていますが、その中でもロネル・ブランコ投手は18歳と通常と比較すると遅い年齢から投手を始めて22歳でノーヒットノーランを達成しており、目標としている投手との事です。 ケニアには既に2つのアカデミーがあり、2023年のU12、U18のアフリカ予選にてケニアは2位になるなど高順位につけており、組織レベルでケニアで最初の本格的な球場を建設するというプロジェクトがあるそうです。また、6チームによる全国大会を開催したそうで、他には日本のJ-ABSの支援にて昨年に初めてケニア甲子園が開催され、以前にも紹介しましたが、今年はナイロビ野球リーグ(twitter)が創設されて開幕するなどウガンダに続いてケニアでも野球が広がりを見せつつあります。 ただやはりまだまだ支援が必要との事で、野球用具や国内大会の後援、スポーツメディアからの注目を集める為のスポンサーなど手を付けねばならない事は山ほどあるようですね。しかしながらウガンダからデビッド・マトマ投手を始め、カスンバ・デニス捕手とシェリカン・シャワリ投手が再びMLBドラフトリーグに招待(シェリカン・シャワリ投手は初参加)されるなどSNSを通じて自身のトレーニングや選手としての実力を見せる事ができれば必ず興味を持ち、注目されるはずです。それがやがて当該地域での野球の可能性を見出した団体がアカデミーやリーグ支援などに乗り出す事へと繋がるかと思われます。その為にも我々のような野球ファンも目に見えるような大金を送金するとかそういった大それた事はできないものの、できるだけリポストなど行って拡散していき、そのような関係者の目に入る可能性を広げるといった小さな支援でも良いのでしていきたいところですね。ウガンダに続く国としてケニアも引き続き追いかけてみたい国の一つですね。※ ちなみに今回紹介したケニアの投手のtwitterアカウントはこちらになります。別冊野球太郎 2024春 ドラフト候補最新ランキング (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.06.04
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『画期的な発表』 本日はアジアの野球について見ていきたいと思います。まずはパキスタン、以前の記事にて大学野球リーグの創設や球場建設といった話を紹介させていただきましたが、パキスタン野球連盟のtwitterにて正式にパンジャーブ州に野球専用スタジアムが建設される事が州政府との合意により決定したそうです。これまではパキスタン野球連盟が会長を中心に熱心な普及活動や国際大会への積極的な参加をしてきたものの、あまり政府による理解がなかったそうです。しかしながら今回は遂に地方政府主導で普及や支援が行われる事が決定しており、今後は州内全ての公立学校に野球チーム(野球部みたいなものでしょうか?)ができるそうです。これまであまり支援が得られず、前回のアジア競技大会には予算が下りずに泣く泣く不参加となってしまったパキスタン、しかしながら地道に普及活動やPRをしてきた甲斐があり、プロ野球リーグであるbaseball unitedの創設に加え、州政府の協力も得られるまでになりました。近年野球に積極投資している中国やWBCで注目を集めたチェコのように政府の協力が得られるのはスポーツの普及や発展、振興にはかなり大きな事であり、ようやくパキスタンも野球というスポーツが認められ始めていると言えるのではないでしょうか。 続いては中国、4月6日~4月14日の日程で全国野球選手権大会が開催される事が中国野球に詳しい方のtwitterにて紹介されています。ただこの大会自体は以前にも紹介したのですが、何よりも興味深いのは今回は新たに重慶、福建省の2チームが加わっているという点にあります。その中でも福建省は以前の記事にてドーム球場建設とプロ野球チーム創設の話を紹介させていただきましたが、その新チームのロゴなるものも紹介されています(twitter)。どうやら龍をモチーフにしたロゴですが、これだと四川ドラゴンズと被ってしまいますね…(ちなみにこちらが福建省の野球に関する記事です)。また、現在中国野球リーグに参加しているのは10球団で、新たに加入すると11球団となって奇数になってしまうのですが、しれっと重慶が入っています。という事は重慶にも新たなプロ野球チームが誕生するのかも?しれませんね。こちらも中国政府の野球産業への積極的投資が行われており、中国企業もプロ野球のスポンサーとなるなど認知され始めています(記事)。 WBCでのチェコの奮闘があったので陰に隠れていますが、どちらかと言えば中国が最も野球の普及・発展が急速に進んでいる国なのではないかな?と思います。また、パキスタンを始めとする南アジア、中東でもプロ野球リーグができるなどこちらも目が離せません。アジアも中南米の国々に負けないぐらい熱狂するようになって欲しいですね。\ 早割 クーポン / 母の日 和菓子 プレゼント ギフト お菓子 スイーツ カーネーション 花 花束 食べ物 メッセージカード 花とセット セット 人気 高級 スイーツグランプリ1位 お取り寄せ 栗 100% 岐阜中津川 栗きんとん5個 栗きんとん入り市田柿 干し柿 栗柿5個 送料無料
2024.03.29
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『広島の未来』 本日の広島は6-5でヤクルトに勝利を収めました。先発遠藤はストライク先行でしたが、全体的に球が高い上に真ん中のボールを悉く捉えられてしまい、山田村上に連続本塁打を浴びるなど3.1回を投げて5安打3奪三振2四死球5失点と炎上しました(1:6:3、2、2HR)。二番手アンダーソンは0.2回を投げて1奪三振無失点(1:0:0)、三番手河野は150キロを計測するなど三者凡退2奪三振無失点(1:0:0)、ただ右打者へは相変わらず直球とカットボールのみなのでその辺りどうするのかが未だに課題でしょうか。三番手中崎は1回1安打1奪三振1死球無失点(2:0:1)、四番手大道は三者凡退ですが、さすがに投げ過ぎなので休ませても良いのでは(2:0:0、1)?五番手島内は三者凡退1奪三振無失点(1:1:0)、最後は栗林が三者凡退1奪三振無失点で試合を締めました(1:0:0、1)。 一方野手陣は先発高橋から堂林が2試合連続本塁打となるソロ本塁打、5回には代打田村が直球を振り抜いてフェンス直撃の二塁打とすると、続く野間が久々の長打となるタイムリー二塁打で2点目、8回には3四球が絡み、代打磯村の逆転タイムリーなどで4点を奪いました。 この日、阪神がリーグ優勝を決めた事により、5年連続で優勝を逃しました。開幕3連戦でも言及しましたが、投手はしっかりとしていたので野手さえしっかりと世代交代させることができればと思いましたが、世代交代が完了したとまでは言えない結果でした。阪神との違いはやはり打力、リードオフマンには近本や中野、中軸には大山や佐藤に加えて勝負の夏場からドラ1の森下が3番に定着して7月以降は中軸に相応しい活躍を見せました。後半戦の投手陣の運用も広島は拙い部分が見え隠れしましたが、やはり一番は野手の差が大きく分けたかな?と思います。 広島は長打の面ではデビッドソンや末包といった選手らがようやく出てきたものの、技術的にまだまだな部分があります(デビッドソンは逆戻り、末包は足を上げるタイミングは早くなったものの、そこから下すまでに時間がかかるのでやはり慌て気味なのでバットを振ってしまっているように思います)。それでもこの日、代打で出場した田村が左の高橋から引っ張ってフェンス直撃の打球を放つなど一軍のボールに慣れつつあります。元々技術面では結構買っている上に広島が不足している長打力のある選手で、一貫して「田村を起用すべき」という意見だっただけに、「もっと早く抜擢すべきだった」と言わざるを得ず、オープン戦で結果を残していたのだから尚更です。残りのシーズンではデビッドソンの修正、末包の更なる向上も必要ですが、来季の為にも田村を優先的に起用し、来季の中軸打者として育てて欲しいところです。他にも中村貴浩など面白い打者はいるだけに、優勝への道は彼らをしっかりと育て上げる事だと思います。
2023.09.15
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『どこよりも早い?来年の1巡目指名展望』 先程、2023年のドラフト会議が終了しました。それでは来年のドラフトはどのような展開になるのか考えてみたいと思います。 今年は大学生投手に振り切った指名を行いましたが、当初の目的だった右打ちの二遊間の指名は先送りとなりました。更に来年は広島出身の大物大学生野手が2名おり、1人は明治大学の宗山塁遊撃手(右投左打)、もう1人は大阪商業大学の渡部聖弥外野手(右投右打)が挙がります。何となくですが2008年の元阪神上本兄氏(来年から阪神コーチ就任)、元広島で現在スコアラーを務めている岩本氏を彷彿させるように思います。2008年は既に春先からこの2名を1巡目指名候補として大々的に宣伝し、最終的に岩本氏を1巡目指名しました。なので来年はどちらかを1巡目入札する可能性が高いのではないでしょうか。 ではどちらが有力か?といった疑問が出ますが、個人的には渡部の方が有力になるのではないかな?と感じています。宗山は恐らく複数球団の入札が確実視されるだけでなく、広島には小園が遊撃手のレギュラーとして定着する可能性が非常に高いだけに、そこに被せるのは考えにくいかなと思います。また、チーム事情を見てもセンターを務められる人材が少なめで、突如久保が二塁に挑戦するといった話が持ち上がって実際に二塁を守っているのも案外センターを空けておく為の措置?とも感じてしまうところがあります。 また、昨年のスカウト会議の際に白武スカウト部長が「補強ポイントは右の外野の大砲、一塁と三塁の大砲もいない。捕手はいるが別のポジションを守っている。そういうところを補強していかないといけない」と発言しました。実際に昨年は三塁の大砲として内田を指名、捕手は清水を指名、今年は1年越しに一塁の大砲として仲田を指名しました。しかし実は右の外野の大砲は2年間実現しておらず、よく考えると2021年に中村健人と末包を指名したのだからブラフではないかと推測していたのですが、今日のドラフト会議で実際に一塁の大砲を指名したのを見ると、案外来年のドラフトで伏線を回収してくる?とも考えられるのではないでしょうか。ちなみに2巡目の高投手は大阪商業大学、戦力外通告を受けたものの育成指名の打診を受けている岡田も大阪商業大学であり、そういった部分からも指名する為の下準備をしているのではないかとも捉える事ができるのではないでしょうか。逆に3巡目の時点で同じく左腕投手である明治大学の石原投手を指名できる機会はありましたがスルーしており、やはり宗山には行かない可能性が高い?のではないでしょうか。 まだまだ来年の今頃の話ですが^^;、渡部で行く可能性が高いのかな?と感じます。他の上位候補としては青山学院大学の佐々木泰三塁手、松本スカウトが高校時代に高く評価していた身体能力の高い右の強打者です。近年青山学院大学出身の広島OBをチームに多く引き入れており、今年のドラフトで青山学院大学から常廣投手を1巡目指名するなどこちらも準備万全、渡部でないならば佐々木を1巡目入札する可能性も高そうでしょうか。三塁ですが、身体能力の高い選手との事なので内田次第では二塁に回すといったこともできそう?でしょうか。来年の大学生野手が豊作とされているからこそ近年投手中心のドラフトをした事が窺えるだけに、来年は野手に行く可能性が高いのではないでしょうか。
2023.10.27
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『ドイツと同じ環境』 本日はBS朝日にて放送された『栗山英樹 WBCアナザーズストーリー チェコで出会った野球愛』についての感想を書いていきたいと思います。ちなみにyoutubeでも公開されたので是非ご覧いただければと思います(ちなみにWBCの試合映像はyoutubeではカットされていますのでご注意ください)。 まず率直に思ったのは現状チェコ野球の環境は決して恵まれたものではなく、以前に元千葉ロッテ・阪神・横浜の久保投手がドイツ野球の環境について語っていた事とほぼ同じような環境にあるという印象を受けました。栗山氏もハジム監督や様々なWBC選手らの話を聞いて「思った以上に環境は厳しいな」と話しています。しかしながらそんな中でもフルタイムの仕事をこなしつつ、私生活を削って野球に繋がる練習や試合をこなす姿には感服しました。ただでさえ仕事で疲れているのに仕事終わりから野球の練習を行い、金曜日はナイトゲーム、土曜日や日曜日はデーゲーム、そして翌週からまた仕事というのはかなり過酷です。ましてやエクストラリーガはプロではなくアマチュアなので給与もなく、それでも野球を続けるのは相当な野球好きなのだろうと感じ、これも久保投手がドイツ人選手に語った事と同じ印象を受けました。 もし日本の野球環境がチェコと同じような環境だった場合、果たして今プロ野球選手としてプレーしている選手の何割が野球を継続しているでしょうか?如何に日本の野球環境が恵まれているかを感じさせられるところ、現在人的補償に関して「そもそも人的補償がおかしい」という論点のすり替えを行い、かと言ってMLBのような自動FAや贅沢税、ドラフト指名権譲渡といった代案も出さずに権利ばかり主張している昨今の選手会ですが、如何に自分達が恵まれているかを感じてもらいたいなと思いました。 また、チェコではクラブチームのよる年齢毎の選手育成を本格的に取り組んでおり、近年はその成果が出ているといった話も出てきました。その中で興味深かったのは10歳までの子供にはあまりとやかく言わずにとにかく野球を楽しんでもらうという方針を敷いており、栗山氏が「野球さえ楽しければ自ずと一生懸命努力するという事ですか?」と尋ねた際、施設の運営・管理責任者のトーマス・オベズニー氏は「好きになってもらわないと、どうしようもないですから」と回答しました。この方針は日本の野球指導者もしっかりと学ぶべきなのではないかな?と感じており、お盆でお墓参りをする際にグラウンドを見かけるのですが、小学生相手に監督かコーチがよく怒鳴ったりしているのを目撃しており、日本では未だに旧態依然としたところがありますね。日本にも「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように今一度「野球を楽しむ」という原点に立ち返っても良いのではないでしょうか。 最後にチェコ野球の未来ですが、正直言わせてもらうと現状の環境だと中々大きく発展していく事は難しいのかな?と感じるところです。これは以前の記事でも触れたのですが、筋金の入りの野球好きの人々が欧州で野球をプレーし続けているという点は凄いと思うのですが、客観的に見てこの環境を魅力的に思う人はやはり少ないだろうなというのが個人的な印象で、やはり更なる発展をさせていくならばこの部分を変えていかねばならないと改めて思いました。現にチェコの若手有望株であるフルプ外野手やプロコップ内野手、パディサック投手らはそれぞれアメリカ独立リーグ(アメリカの大学でもプレー)やBC神奈川、アメリカの大学でプレーしています。やはり彼らもプロ野球選手になりたいという思いがあるのだろうと思います。 しかしながら現在はパナソニックや協和ホールディングスなどが千葉ロッテとチェコ野球協会のベースボールブリッジプログラムのスポンサーとなり、政府からの強化支援種目にも指定されて援助を受けられるようになるなど依然と比べると劇的に改善されつつあります。これはハジム監督を始めとした方々が「チェコで野球を普及させる事が我々の使命だ」という信念から厳しい環境でも地道に草の根活動を行ってチェコ野球の底上げをし続けてきたからという事に加え、しっかりとWBC予選、本選の大舞台で結果を残したからに他ならないと思います。まだまだ野球強豪国と比べると厳しいかもしれませんが、地道に草の根活動を続ける事と結果を残し続ける事でチェコ国内で存在感を高めていって欲しいですね。
2024.01.31
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『春瀬良』 本日の広島は6-1で日本ハムに勝利を収めました(動画)。先発大瀬良は最速151キロの直球を投げ込むなど順調そうで一安心、変化球主体の投球で2回に突如制球を乱すもヒットは許さず、3回を投げて3奪三振2四球無失点でした。この試合一際輝きを見せたのが斉藤、前回の巨人戦では2回7安打2四球6失点の大炎上という結果に終わりましたが、この試合では最速156キロの直球を投げ込むなどヒットを許さずに3奪三振1四球無失点と見事な投球を見せました。この試合では上体が突っ込むのを修正してきており、しっかりと振り下ろしたフォームに様変わりしていたのも良かったと思いますが、右足が三塁側に下りてしまう場面もあり、そこを修正できれば更に凄い投手になるのではないでしょうか。6番手滝田は149キロの直球を投げ込むなど光る一面は見せたものの、大学時代からの制球難が顔を覗かせて大荒れの投球内容、この日は投げ終わった後が前回の登板と違って体が大きく三塁側に流れてしまっていましたね(やはりまだフォームに安定性がないという事でしょうか)。7番手益田は見事な火消しを披露、塹江との対になりそうな存在で、かつての遠山・葛西コンビを彷彿させますね。危ない場面に来る球が多いのですが、やはり右打者は対処し難そうに見えますね。 一方野手陣は堂林とレイノルズがそれぞれ一発を見せるなどようやく待望の長打が飛び出しましたが、何より侍ジャパンに選ばれた根本から打てたのは収穫でしょうか。足を踏み込んだ際には既にバットを出し始めており、更に内角やや低めという一番本塁打が出やすいコースということもあり、特大の一発となりました。 大瀬良が手術明けではあるものの、順調であることが一安心で、今季も得意の春先では安定した投球が期待できそうですね。そして斉藤もしっかりと結果を残しており、開幕1軍ではないかもしれませんが将来大黒柱になってくれそうな期待感を抱かせました。益田は個人的に少し怖い印象はあるものの、右打者には強さを発揮しており、塹江が対左ならばこちらは対右として目処が立ちそうですね。
2024.03.14
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『ハイボールヒッター』 本日の広島は5-6で西武に敗れました(動画)。先発大瀬良は3.0回を投げて4安打3奪三振3四球3失点、序盤は良かったのですが、3回に一挙に3失点を喫しました。そして3番手として育成選手となった岡田が復活登板、151キロの直球を計測するなど球速は復活したものの、1回を投げて3安打1失点でした。グラブを上へ掲げすぎなのが影響しているのか、トップの際も後傾姿勢で解説していた元阪神藤川氏が島内に言及していた「空へ向かって投げるような」形になっており、更に沈み込み過ぎで球に角度もない印象、もう少し振り下ろす形にした方が良いのではないでしょうか。そして心配なのが5番手の大道、この日も不安定な投球で1回2失点で逆転を許して敗戦投手となりました。選手個別記事でも不安視していましたが、今のところ懸念が的中してしまった格好となっています。 一方野手陣では上本やレイノルズが西武新人の武内からライト前タイムリーを放ちました。ただレイノルズはやはり少々振り遅れ気味な印象で、今のままの形だと直球に刺され気味になるのではないかな?と気になるところです。そんな中で一際目立ったのが田村、内角高めのボール球を振り抜いてライトスタンドへ運ぶ逆転2ラン本塁打を放つ見事な打撃を見せました(twitter)。これで3本塁打目ですが、打った球は全て高めの球であり、やはり高めが得意なのでしょう。後は低めの球をどうやって長打にするかを見てみたいところです。 これまでの試合を観ると、昨季勝ちパターンで投げていた救援陣が揃って不安定な投球を見せる事が多く、かなり心配なところです。これは参考になるか分かりませんが、最近MLBの救援投手の登板間隔と球数の直球の球速との関連を調べた研究がなされた事をtwitterで紹介してくださっている方がいました(記事)。研究結果としては登板時の球数を15ー20球に抑え、連投を避ける起用法が理想との事ですので、今後NPBもこのような研究結果を参考にしても良いのかも?しれませんね。ただこれだとできる限り先発投手には長いイニングを投げてもらうか、もしくは2パターンの勝利の方程式の構築が必要となってきそうですが。銀座千疋屋 銀座 ガトーセレクション 6種類 計15個 SK2435 バウムクーヘン フルーツサンド フルーツクーヘン 千疋屋 スイーツ 洋菓子 送料無料 個包装 常温 お取り寄せ 母の日 2024
2024.03.21
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『期待株の一発・課題の露呈』 本日の広島は4-4で日本ハムと引き分けました(動画)。先発床田はツーシームに頼らない投球を実践しているそうで、スライダーも125キロ前後のものと130キロ後半(記事ではカットボールとなっていました)を2種類使い分け、チェンジアップも多投するなどすっかり変化球マニアとなりましたね。日本ハム打線を相手に3回を投げて2安打2奪三振2四死球無失点でした。ただ球速があまり出ていないのは引っかかるところで、昨季は肘に不安を抱えながら投げていた事を明かしており、それが原因で球速が低下していたのかな?と思いますが、この日も球速があまり出ていないので肘の方は大丈夫なのかが気になるところで、投球フォーム自体もかなり脱力した投げ方になっていますね。 そしてサブタイトルの通り、課題を露呈させてしまったのが益田、左打者に連打を浴び、細川には四球、スティーブンソンにも犠飛を浴びるなどいずれも左打者にやられました。以前から「左打者への投球が課題」と書かせていただきましたが、正に不安が露呈する格好となってしまいました。確かに右打者は打ち難そうなのですが左打者はさほどでもなさそうで、そもそも球自体が高いので容易に打たれてしまうだけに、左打者には直球ではなくツーシームの方が良いのではないでしょうか。ただそれ以前に左打者にはもっと低めに投げる意識を持たないといけないと思います。 逆に塹江は失点こそしたものの、左打者への投球にありがちな直球とスライダーだけではなくチェンジアップなども織り交ぜるなど工夫した投球、河野も昨季までは右打者には直球とスライダーしか投げていませんでしたが、フォークやシュートなども織り交ぜるなど工夫が見られました。ただ塹江はやはりリリース時や投げ終わった体勢のグラブの抱え方が一定になっておらず、制球面の向上の為に固めていきたいところです。 一方野手陣は期待株田村が何と2打席連続の一発を放ち、完全に開幕スタメンを手中にしたと言って良いのではないでしょうか。打ち終わった後の体勢は鈴木誠也や大谷翔平といった領域には達していないものの、一昨日の記事で小園が4安打を放った際の動画を載せましたが、小園と比べると田村の場合、スイングしている最中は前足がブレずに回転しきっているのがお分かりいただけるかと思います。2打席連発本塁打の時は少しブレてしまっていますが、小園程大きく動くといった事がないのも比較してみれば分かるかと思います。前足を地面に着地させて回転するからこそ特大の一発となるなど飛距離も十分に出るのだと感じ、以前の特集記事でも触れましたが、小園が15~20本塁打打つ為に改善させねばならないのはこの部分だと感じ、できれば田村のような形になってくれることを願いたいですね。そして田村は同点のチャンスの場面でも浮いたフォークを捉えて同点のタイムリーヒットを放つなど値千金の一打を放っています。この時の打席は1発目同様に前足がブレずに地面に着けたまま回転できていますね。 この日は田村デーと言っても良い程、相手ファンにも印象付ける活躍ぶりでした。何よりもエースの伊藤大海や150キロ後半を連発するザバラから本塁打や同点タイムリーヒットを打ったというところは見事です。以前から思っている事ですが、田村は真ん中やや高め~高めの球を得意としているのかな?と感じます。その分低めの球は体勢を崩されがちになるだけに、そこが最後のステップとなるのかな?と思うところですが、近年は球数を考慮した継投策の時代なので積極的にストライクゾーンに投げ込んでくる傾向が強いだけに、低めは最悪カットか体勢を崩されながらも拾うぐらいに留め、甘く入った球をしっかりと仕留めるというスタンスでも良いのかな?と思います。今日はその甘い球を逃さずにしっかりと捉える事ができたのではないでしょうか。贅沢 ピザ 5枚セット 明治 北海道 十勝 生モッツァレラ 使用 【贅沢ピザ】
2024.03.14
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『今年も当たり?』 今回は広島の2軍について見ていきたいと思います。本日、ウエスタンリーグが開幕しましたが、結果は1-13で阪神に大敗しました。先発野村は久々に映像を見ましたが、下半身の形がバラバラで肩の開きも早く、角度もついていないなど厳しい状態でした。2番手新家は左打者相手にサイドハンドで投げるも大荒れの内容、以前にも書いたのですが、サイドハンドは止めて振り下ろす投球フォーム一本にして改善すべきところを矯正していった方が良いのではないでしょうか。3番手松本は投げ終わった後の体勢が1年目の頃よりも良くなった印象、1年目の頃は左膝が突っ張らずに少し折れた形だったのですが、現在はしっかりと突っ張り、右足が豪快に引き上がっていますね。野手の方では韮澤が2安打を放ちましたが、正直以前よりも魅力が半減しているのかな?と感じてしまいました。 続いては2軍の若手打者の映像がyoutubeにてありましたので見ていきたいと思います。まずは昨年ドラフト2巡目で指名された内田(動画)、鈴木誠也と自主トレしたという事で楽しみにしていたのですが、正直この映像を見る限りではまだまだ道は険しそうだなという印象を受けました。下半身はあまり使えておらず、スイングも遠回り気味と結構厳しいですね。続いては今年育成ドラフト2巡目で指名された佐藤(動画)、こちらはまだフォームが固まっていませんが、打ち終わりはスラッガーのような豪快な体勢となっているので楽しみに待ちたいと思います。ただ個人的には構えの際にもう少し両肘に余裕を持たせた方が良いのではないかな?と思いました。続いてはロベルト(動画)、教育リーグにて本塁打を打ったシーンですが、かなり強烈なドアスイング…というよりかは最早横振り?となっていますね。ただ前肩を内側に捻りすぎるという動作はなく、下半身もそこまで悪いというわけでもなさそうなだけに、スイング軌道だけある程度改善していきたいところです。最後はドラフト4巡目の仲田(動画)、最初は苦戦気味でしたが、後半はスイング軌道も悪くない形で打てているように感じ、ボール球はしっかりと見逃す事が出来ています。前足もブレないで打てており、中位以降で指名された高校生にしては案外技術面はしっかりしているのではないでしょうか。 2軍戦は非常に残念な結果となりましたが、仲田が案外早く頭角を現してくれるかもしれない?と思いました。仲田はドラフト4巡目、ドラフト4巡目と言えば現在売り出し中の田村や正捕手の坂倉など該当しますが、仲田もそれに続くことができるでしょうか?注目です。JFS★グランプリ受賞★【 送料無料!とろける生大福セット 10個入】TV雑誌で紹介ふわとろクリーム大福ランキング1位 和スイーツ ギフト プレゼント 贈り物 誕生日 御祝 内祝 お取り寄せ 和菓子 ※本州宛送料無料 母の日 父の日 お中元 御中元 ホワイトデー
2024.03.16
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『韓国代表、希望の兆し』 本日は昨日から行われているソウルシリーズでの親善試合について見ていきたいと思います。LADからは大谷翔平が2試合出場しましたが、いずれも無安打に終わりました。他にもLADには山本由伸、SDにはダルビッシュ有、松井裕樹投手らが在籍していますが、今回は韓国の代表について見ていきたいと思います。 まずはやはりご当地選手であるSDのキム・ハソン内野手、今日の試合では2本塁打を放つなど強打ぶりを発揮、アジアNO.1内野手と呼ばれる韓国凱旋を飾りました(動画)。更にWBC戦前の発言(どうも言わされた?らしいですが)コ・ウソク投手もSDの一員として凱旋、一発を許したものの試合を締めました。そんな中で注目したいのが昨年から台頭している韓国の若手投手達、まず昨日の試合で先発したムン・ドンジュ投手は韓国人で初めて100マイル(161キロ)を計測する投手として有望な19歳の投手です(twitter)。更にこの試合投げたキム・テギョン投手はまだプロ入りしたばかりの18歳、LAD打線を相手に94マイル(151キロ)を計測する浮き上がるような球質の直球で2者連続三振を奪うなど圧巻の投球(twitter)、この日先発したクァク・ピン投手も最速155キロを計測する先発右腕で、こちらもまだ24歳と若い投手です。 WBCでは投手陣の世代交代の遅れが指摘され、アン・ウジンやリュ・ヒョンジンといった投手も不在だった事もあり、豪州代表にまさかの敗戦で一次ラウンド敗退となってしまいました。それでもアジア競技大会以降は投手の世代交代に成功しており、アジア競技大会では優勝して金メダル、アジアプロ野球チャンピオンシップでは日本に引けを取らない戦いぶりを見せたのは記憶に新しいのではないでしょうか。また、アジア競技大会で金メダルを獲得した事で兵役免除された投手らが多くおり、これも追い風となってくるのではないでしょうか。次のWBCではこれらの投手の脂が乗ってくる年齢となってくるだけに、手強い相手となってくるのではないでしょうか。今週末に早くもKBOは開幕しますが、プレミア12を見据えての事だそうで、昨年から強化に取り掛かっている韓国に注目したいところです。WBCでは3大会連続一次ラウンド敗退で、昨季は観客動員数の伸び悩みが懸念されましたが、蓋を開けてみれば意外と観客動員は好調だったそうなので、それに関してはありがたい事ではありますが、故に次の大きな国際大会では結果を求められそうですね。 『ウガンダの若きエース候補』 少しだけウガンダの情報を見ていきますと、102マイルを計測するデビッド・マトマ投手の投球動画がtwitterで掲載されていましたので紹介しておきたいと思います。何度も書かせていただいていますが、ウガンダには日本の独立リーグに在籍する投手やソフトバンクのトライアウトを受けている投手、アメリカの大学に進学して登板している投手など多くの有望株がおり、ひょっとしたら次回WBC予選に選出されるかも?しれませんね。野球太郎No.050 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2024 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.03.19
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『躍進へのライナー』 本日の広島は1-3で西武に敗れました。先発玉村は初回こそバタバタしたものの、その後は尻上がりに調子を上げ、課題の中盤でも見事な投球を見せて5回を投げて5安打5奪三振1四球1失点と結果を残しました。この投手は序盤こそ140キロ後半を計測する事もあるなどエンジン全開なのですが、いつも中盤以降にバテて掴まってしまう傾向にありましたが、この日は初回に打たれたものの立て直したという点に成長を感じさせます。 一方野手陣は小園が内角低めの球をすくい上げてライナー性の打球がライトスタンドに飛び込むソロ本塁打となりました(twitter)。打球はややライナー性の打球で、この打球でそのままスタンドに突き刺すのは何となくかつての金本氏を彷彿させますね。打ち終わりも金本氏に近いものの、やはり以前にも書きましたが、やはり足が思い切りブレてしまうところが勿体ないところ、ここさえ改善されれば更に凄みを増すのではないかと思っています。 敗れはしたものの、先発候補の玉村や3番打者であろうの小園の成長を感じる試合となり、塹江や矢崎も好投するなど一安心できる試合内容だったのではないでしょうか。特に小園は2本塁打目、元々高校時代に高校対大学で現西武の松本から木製バットでライトスタンドへ運ぶなど長打力を秘めた選手だったのですが、小さくまとまってしまっている印象がありました。しかしながら昨季はようやく長打力の片鱗を見せ始め、今季もまだオープン戦ながら継続できており、今季こそは二桁本塁打を期待したくなりますね。 『二軍情報』 続いては二軍の試合を観ていきたいと思います。広島二軍は4-5でオリックスに敗れました(動画)。先発森は池田に本塁打を打たれて6回を投げて5安打8奪三振1四球3失点、詳細を見ていきますと、結局甘く入ったスライダーを打たれ、それ以外の右打者にもカットボールやスライダーを上手く扱えずに直球とチェンジアップに頼る投球となっているなど課題が解消されていません。オフに球速アップや縦のスライダー云々言っていて「果たして課題はそこ?」といった事を書かせていただきましたが、どうも取り組むべき課題を間違えてしまったかなと思わざるを得ませんね。 一方野手陣では中村奨成がこの日も本塁打を放つなど猛アピール中、正直下半身はそこまで上手く使えているかと言われると微妙ですが、それでも体が少し大きくなっただけでここまで飛ばせるようになるのは飛ばす力を持っている証拠だと思います。そして一番嬉しいのが中村貴浩、この日は2安打を放ちましたが、その中でも2安打目が中村貴浩らしい綺麗なスイングで打ち終わりも昨季の良い形になっており、良かったと思います。一軍は貧打に喘いでおり、熾烈と言われた外野争いも結局のところ…といった状況なだけに、入れ替えても良いのではないでしょうか。 「追記」 オフに中村奨成を指導されていた方のtwitterにて動画が掲載されていました。やはりまだまだ回転する際に下半身が伸び上がる動作があり、まだまだスイングしている際の腕も伸び気味になっており、技術的にはまだまだなところはあります。それでもここから更に良くなっていく事を期待したいところです。ホワイトデー お返し 内祝い ギフト 洋菓子 井桁堂 ガトープルポ16個入00082 新築 お礼 引越し 志 仏事 送料無料 あす楽
2024.03.20
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『ナ・リーグMVPまで』 本日は西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedについて少しだけ見ていきたいと思います。前回、NYにてカシュ・シェイクCEOが松井秀喜氏と会談したという記事を書かせていただきましたが、何と今回はATLのアクーニャJrと会談し、更にbaseball unitedの共同出資者としてオーナー側に参加する事が公式サイトから発表されました。 アクーニャJrは「出資者、現役アンバサダーとしてbaseball unitedに加わり、愛する野球の発展に貢献できる事を心から感謝しています」とコメントしています。今後は自身のSNSや中東でのイベントの際にリーグ、チーム、選手のPRを手伝うそうです。 本当にこのプロ野球リーグは出資者が非常に豪華ですね。また、リーグは今年の夏に2024年の計画と新たに追加された3つのチーム名の発表を行い、本格的なシーズンは来年からに変更になったようで、最後の1チームも2025年に発表されるみたいですね。ここに来てシーズンの予定を1年ズラしたり、チーム名もドバイやアブダビから大きな括りで変更されたり、まさかのサウジアラビアのフランチャイズが3つも設定されるなど当初の計画とは少し違った部分があるのかな?とは思います。しかしながら良い方向に考えるとすると、ひょっとするとサウジアラビアが自国の選手を積極的に取り入れたい、そして3つもフランチャイズを置くという事はそれだけ自国で野球を普及、振興、発展させていきたいという意欲の表れでもあるのかなと思います。前回の記事にて野球に関心のある割合はインドが16%と高く、パキスタンも念願だった政府(州政府)からの支援を得られる事も決定するなど追い風となる要素があります。この地域の選手達がプロ野球選手となり、いつか日本と対戦する日が来るのを心待ちにしています。
2024.04.03
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『古豪復活へ』 今回はフィリピンの野球について少し触れたいと思います。アメリカの植民地だった影響もあって東南アジアでは無類の強さを誇るフィリピンですが、何と新しい野球リーグであるliga baseball philipinasが創設されました(記事)。 記事を要約しますと、フィリピンのビジネスマンやスポーツマンらが集まって結成された野球リーグ(LBP)連盟であり、特に注目すべきは「国内初の商業野球リーグ」だと記載されており、どうやらプロ野球を目指すリーグのようですね。確かに参加しているビジネスマンとしてフィリピンランドバンクの会長がこのLBP連盟幹部に参画しているようで、幹部会議にて上記の発言をしています。ちなみにWikipediaで調べてみますと、フィリピンランドバンクとはフィリピン政府所有の銀行となっており、かなり大きい組織(国有企業)?がバックについていそうなのも心強いですね。記事には参加する球団は8チームで、大学のチームや日本人が所有する球団は2チームあり、試合会場はマニラの歴史あるリサール記念野球場で開催されると書かれています。そしてこちらがLBPのfacebookですが、どうやら既に開会式も開幕戦も行われている事が読み進めていくと分かります(5月26日開幕だったようですが、雨天で延期となって6月2日でしょうか?)。更にフィリピンのメディア(動画)でもこの野球リーグの開幕を伝えていたようですね。 昨年のアジア選手権大会でも台湾と亘り合うなど一時期低迷していた頃と比べれば再び輝きを取り戻してきており、その上昇気流が生まれつつあるタイミングでの野球リーグ発足なので野球ファンとして非常に嬉しい次第です。佐賀インドネシアドリームズにはフィリピンの選手も参加していますが、自国でも野球リーグが誕生して野球レベルを向上させる機会が生まれるのは非常に大きいと思います。アジア4強(日本、韓国、台湾、中国)に次ぐ第二勢力のフィリピンとパキスタンが共にプロ野球リーグを創設して国内での野球振興・発展を目指そうという動きがあるのは野球の裾野拡大の観点から見ても非常に大きいのではないでしょうか。これからの発展に注目していきたいですね。
2024.06.05
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『2選手と契約』 広島に新たな動きが見られたので少しだけ触れたいと思います。こちらのtwitter情報(1、2)によりますと、広島はエスタイン・オルティス投手とエンジェル・カブレラ選手と契約を交わしたとの情報が入ってきました。以前にtwitter情報にてドミニカ共和国でトライアウトが行われ、広島、横浜、千葉ロッテの3球団が現地視察する情報が流れてきましたが、どうやら現地視察した結果として2選手の獲得に至ったのではないかと思われます。 また、7月に今度はベネズエラで広島、ソフトバンク、横浜がトライアウトを現地視察する予定との事なのでそちらからも選手を獲得する可能性がありそうです(記事)。既に千葉ロッテは5月の段階でかなりの人数を視察しており、近年の助っ人選手の年俸高騰や助っ人野手が思ったほどの活躍をしないケースが増えている事も影響しているのか、中南米の若い原石を比較的安価で獲得しようという事でしょうか。個人的には3Aの野手を獲得するよりも確かに中南米、個人的にはウガンダといった野球が徐々に根付きつつある場所で開拓するのも野球振興や強化の側面からみても長期的に見れば遥かに良いのではないかと思います。ベネズエラからはどんな選手が来るのか楽しみにしたいですね。
2024.06.06
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『baseball 5の影響?』 本日はフランスの野球について見ていきたいと思います。ミスターベースボールというサイトにてフランスの野球リーグであるディヴィジョン・1についての書かれた記事が掲載されたので見ていきたいと思います(記事)。 今年パリ五輪が行われますが、残念ながら野球は実施競技から外されました。しかし、記事によればフランスで全国的に野球への関心と認知度が高まってきたそうで、野球をやりたいと思う子供達が増えてきた事を明かしています。これは簡易版野球、手打ち野球と呼ばれるbaseball 5の影響が大きいのではないかな?と思われます。実はbaseball 5の世界ランキングトップは何とフランスであり、この競技自体もフランスが提唱したものであり、野球やソフトボールへの入り口になり得る競技として導入されたものです。実際、世界大会でもフランスは上位に入っており、好結果を残しているからこそ子供達もそこから興味を持ち始めてきているのかな?と思います。 今季からディヴィジョン・1のルール変更としては1部が10球団から8球団へと減少しますが、試合数が28試合に増えて総当たり戦となるそうです。また、試合に出ている9人中5人はフランス人でなければならないとするルールを設け、更に週末に行われる2試合の18イニング中7イニングはフランス人が投げなければならないルールを設けました。これはNPBなどで設けられている外国人枠と同様で、フランス人選手の機会確保の為の措置だと思われますが、これもフランス野球の底上げを図る意図が見て取れますね。ちなみに独立リーグのBC神奈川にも在籍し、WBCフランス代表としてプレーした経験を持つ杉浦投手のtwitterでも触れられています。また、モンペリエでは打てる日本人遊撃手を募集していたそうで、こちらもtwitterで触れられていました。 今回の日欧野球ではフランス人選手はいませんでしたが、日本の独立リーグにもフランス人投手が入団し、昨年はMLBからアメリカの大学リーグでプレーしていたフランス人投手がドラフト指名されるなど徐々にではありますが、前進しているようですね。オランダやイタリア、スペイン、チェコ、ドイツ、WBCでチェコと同じく初勝利を記録したイギリスの陰に隠れているものの、フランスでも徐々に盛り上がっていく事を期待したいですね。
2024.03.15
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『野球以外の魅力発信も必要』 久々となりますが、欧州野球が発展する為にはどうすれば良いのかを素人ながら提案してみる、というシリーズの最後の記事となります。前回までの記事はこちら(1、2)にありますので宜しければご覧いただければと思います。最後のシリーズは野球のルールや観戦での振興、それ以外での部分にも触れてみたいと思います。 まずは野球のルール部分ですが、野球の魅力と言えばやはり「間」のあるスポーツだという点、サッカーやバスケなどでは盛り上がる場面が一瞬で過ぎ去ってしまうのですが、野球の場合はチャンスの場面では皆が盛り上がり、逆にピンチの場面では固唾を呑んで見守るという時間が長く、そこが売りだと思います。ただどうも欧州の人々はそれを「止まっている時間が長い」、「試合終了まで長い」という声が聞かれ、実際MLBやNPBといった各国プロ野球でも試合時間の長さにはメスを入れ始めており、実際MLBではピッチクロックを導入して時短に成功し、結果として人気面でも上昇が見られ、アンケートでも概ね好評だった事も判明しました(前回記事)。現代の「若者はタイパ重視」と言われていますが、我々のような中堅以上の世代も知らず知らずのうちに染まっているのかもしれませんね。しかしながら野球が盛んな国以上にそのような印象を持つ欧州の人々ならばより時短を重視する必要性があると思われます。そこで個人的には『7イニング+ピッチクロック』などが良いのではないでしょうか。ちなみにMLBの延長戦を除いた平均試合時間は2時間40分なので160分、単純計算で1イニング辺り約18分という事になるので7イニング制ならば126分で、約2時間で試合終了となります。参考資料としてプロのサッカーの試合時間は前半後半合わせて45分、ハーフタイムが15分、アディショナルタイムが5分前後加算されるので約2時間となり、サッカーと同じ試合時間となるのです。これならば欧州の人々でも野球に関する不満もある程度改善されるのではないでしょうか。 続いては野球観戦についてですが、ありきたりですが盛り上がる為にはアジア式の応援歌を流したり、チアの導入なども必要となってくるのではないかな?と思います。実際チェコで開催された欧州野球選手権大会では太鼓などで応援したり、応援グッズなどを配布して子供も楽しめたそうで、まずは楽しんでもらう事が大事なのかな?と思います。ただ個人的により大事だと思うのは「まず球場に来て野球に観てもらう」事が大事であり、「平日での開催」が打開策となるのではないかと思います。日本とは違って野球があまり盛んでない国で週末に開催しても他に選択肢があるので野球は選択肢に入らなくなってしまいます。しかしながら平日ならば皆仕事があり、明日も仕事が控えているので選択肢は外食ぐらいしかないはず、なので「外食のついでに野球」といった感覚で野球観戦してもらうのも手ではないでしょうか(その為にも飲食を充実させる必要があるでしょう)。こちらの動画で堀江貴文氏が「野球は酒のつまみでお花見みたいなもので良い」と語っていますが、野球好きの私は決してそんなことはないですが、スポーツビジネスの観点からだと確かにその通りだと思います。特に野球は平日開催が可能で、週に6試合、MLBならば10連戦以上行われますが、そこが野球の興行としての強みだと思いますが、欧州では最大の強みを活かしきれていないように思います。 とりあえずは2つ程挙げさせていただきました。やはり盛り上げていく為には不満や機会提供の二つが大事となってくるのではないでしょうか。そして次回が最後となりますので、もうしばらくお付き合い願えればと思います。
2024.03.16
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『かつての姿』 本日の広島は6-4で中日に勝利を収めました。先発森下はストライク先行の投球でいつも通りの投球スタイル、上林に一発を浴びるも7回を投げて5安打6奪三振1四球1失点と好投して勝利投手となりました(11:5:2:1:1HR)。今日は直球で空振りが奪うなどかつての森下らしい直球が戻っていました。2番手益田は二死からカリステに一発を浴び、中田にヒットを打たれ、細川に直球をライトスタンドに運ばれる2ラン本塁打を浴びて降板(0:2:0、2HR)、岡林には低めに集められていたものの徐々に高めに浮き始めたところを打たれていってしまいました。3番手島内は打者一人を打ち取って無失点(内F1)、最後は栗林が三者凡退無失点で試合を締めました(1:0:0:1)。 一方野手陣は2回に先頭坂倉が四球を選び、一死となって宇草が高めに浮いたやや外寄りの直球を強振してライトスタンドに飛び込む2ラン本塁打で先制します。4回には先頭坂倉がヒットで出塁し、小園が四球を選んでチャンスを広げ、會澤のレフト前ヒットの後、矢野の打球がポトリとセンター前に落ちて3点目、7回は梅野から二死から菊池の打球をカリステが失策し、更に野間がヒットで続き、坂倉も四球を蘭で満塁とした後、小園に2点タイムリーが飛び出して5点目、1点差となった9回には勝野から二死となって坂倉が四球で歩き、更に小園がライト線へのタイムリー二塁打で代走羽月が一気に本塁へ駆け抜けて貴重な6点目を記録しました。 今日の試合は輝きを取り戻した一戦となったのではないでしょうか。まず森下は新人の頃のように直球で空振りを奪う姿が見られ、攻撃の方では2016年頃のような四球を多く奪って得点に絡める事ができました。今の時代では見逃し三振はOKですから長打がない以上、今日の試合のように出塁率を意識して追い込まれてからは粘るなど工夫して臨んで欲しいところです。逆に一発長打の打者は追い込まれても構わずフルスイングしても良いと思います(浅いカウントの際にはしっかりと本塁打を打てる球を待つ)。 そして個人の方に目を向けると、宇草が何と早くも3本目の本塁打、元々長打力のある打者なので特別不思議ではないかと思います。ただ気になるのは2打席目に内角のワンバウンドとなったスライダーを放り、最後は外角低めのフォークで空振り三振、更に3打席目では足元の方への死球、4打席目は内スラ多投と明日への伏線として腰を引かせ始めてきており、相手球団も宇草という打者の特徴を思い出し始めてきたのかもしれません(走り打ち傾向の打者には腰や足元へ投げてから外角へ放るとより走り打ちが酷くなります)。そろそろ相手球団のマークが激しくなり始めたかなと思うだけに、ここからが宇草の正念場となるでしょうか。できれば昨日満塁本塁打を打った度会のような足の運び方(twitter)になってもらればインステップして踏み込むので外角でもある程度何とか対応できるかと思うので、今季こそ克服して欲しいところです。【テレビでも話題!】 母の日 カード ミニカーネーション選択可 <母の日当日お届け可能> あす楽対応 送料無料【楽天年間ランキング入賞】 「大須 栗りん 栗千本(黄金)」プレゼント ギフト 和菓子 モンブラン 大福 和栗 妻 義母
2024.04.28
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『目覚ましい発展』 本日は広島が雨天中止となった為、パキスタンの野球を見ていきたいと思います。以前の記事にてパキスタンのパンジャブ州にて野球リーグが開催されて国内でも反響があった事などを書かせていただきました。WBSCでも今回の取り組みが記事にて掲載されたようですね(twitter)。そして今後はカラチ大学でも野球を奨励したいという考えもある事を明かしていましたが、そのカラチ大学でも野球のプロジェクトが実施される事が判明しました(twitter)。こちら(twitter)により詳細なビジョンが書かれていますが、野球が盛んな国で既に取り入れられているデータを駆使したトレーニング方法の導入の他、MLBや大学などとも連携を取って投手や野手のデータを共有するなどかなり最先端な施設となりそうですね。何よりも感心させられる点としては自国の選手だけでなく、インドやイラン、バングラデシュ、アフガニスタン、スリランカ、ブータン、ネパール、マレーシアなどの選手らも対象とするなど地域全体での野球の活性化に乗り出しているのは凄いですね。できれば本来ならばMLBに次いで最も規模の大きいNPBがこのようなプロジェクトをすればもっと野球の普及にも繋がりますし、野球への関心による他国への放映権料の獲得なども見込めると思うのですが…。 そしてパキスタン野球連盟にて何と野球用具のオンライン販売も開始した事も発表(twitter)、支援や寄付金のみに依存するのではなく、経済的に自立して資金を稼いで発展させていこうという姿勢は大変感心させられます(twitter)。また、何と日本の野球ファン向けに公式グッズを販売開始(twitter)するそうで、GW企画としてレプリカユニフォームのプレゼントキャンペーンも実施されるそうです(記事)。 数年前から野球連盟会長自らが積極的に行動してきた事により、baseball unitedが創設され、遂にパンジャブ州政府からの支援も受けられるようになって球場も建設されることが決まり、更にカラチでも本格的な野球施設が導入されるそうで、より一層野球の発展が進みつつあるようです。パキスタン国内でも昨年のアジア選手権大会でアマーン・カーン投手の好投にかなりの反響があり、野球リーグのライブ配信では30万再生されるなど着実に野球人気も上昇しつつあるようです。baseball unitedというプロ野球は誕生したものの、肝心の該当地域からのプロ野球選手誕生が見込めるのかという不安はあったのですが、若年層への野球の普及拡大が見込めそうな野球アカデミーや大学での野球リーグの創設によって野球の普及や競技レベル向上が見込める環境が誕生しました。そこで研鑽を積んだ選手らがやがてbaseball unitedへ入団してプロ野球選手を目指す事ができればパキスタンの野球もより発展していくと思うだけに、これからに期待したいですね。【送料込み】 母の日 菓子折り 御挨拶 粗品 のし紙 内祝い スイーツ 焼き菓子 ギフト 詰め合わせ 個包装 あす楽 送料無料 レーズンサンド /クリームサンド 12個入/洋菓子 手土産 お返し
2024.04.30
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『創設の意義』 本日も引き続き、パキスタンの野球についてみていきたいと思います。以前の記事の通り、遂にパキスタンがプロ野球リーグ創設を発表するという野球ファンにとっては嬉しい衝撃的な情報が飛び込んできました。 しかし、baseball unitedとは別のプロ野球リーグとなっており、パキスタンには既にカラチ・モナークスというチームが誕生しており、何故別にプロ野球リーグを立ち上げるのかという疑問を持った方がおられるのではないでしょうか?その意義としてパキスタン野球連盟がtwitterにて発信されていましたので紹介したいと思います。こちらの情報によりますと、このプロ野球リーグは世界中から集まるプロ選手とは別に西アジアの選手たちを中心に地域全体の野球のレベルを東アジアに近付ける為に創設したとの事です。以前の記事にも紹介しましたが、パキスタン国内の選手達は勿論のこと、インドやスリランカ、イラン、ネパールといった当該地域の国々の選手達が参加するものと思われます。 これは非常に良い試みだと感じており、かなり前の記事にてbaseball unitedのショーケースについての雑感を書いたのですが、その時に「確かに我々のような野球ファンにとっては元MLB選手やNPBを経験した選手達が勢揃いしたので面白かったが、肝心の当該地域の人々に響いたのか?」、「ここでプロ野球をやるのならば肝心の当該地域の選手を中心としなければ意味がないのではないか?」、「まずは当該地域の選手育成を主眼に置いてそこからプロ野球創設の方が良かったのではないか?順序が違うのではないか?」といった事を書かせていただきましたが、今回のパキスタンのプロ野球リーグ創設は個人的な懸念を一気に解消する試みではないかなと思います。やはりプロ野球リーグを創設するのならば肝心の当該地域の人々がプロ野球選手を目指す環境が必要であり、当該地域の人々が中心となるプロ野球でなければならないのではないかな?と思います(少々人種差別と捉えられるかもしれませんが…)。まだ軌道に乗るかどうかは不透明ではありますが、以前から結構書かせていただいていますが、パキスタン国内では徐々に野球の認知や理解が進みつつあるだけに、是非とも成功して新たな強敵誕生となる事を楽しみにしたいですね。 「追記」 ちなみにこちらがパキスタン野球連盟会長のメッセージです(twitter)。
2024.05.01
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『チャンスをフイに』 本日の広島は1-6で横浜に敗れました(動画)。先発黒原は森下が右ひじの張りで登板回避という事態からチャンスを貰ったものの、1番度会に死球を与えて危険球退場となってしまいました。春季キャンプから投球フォームの課題が改善されたのかな?と思ったものの継続できないのか?この日の度会に当ててしまった時の投球フォームを見てみますと、またもや前膝の部分が腕を振り切る前に突っ張ってしまい、右足の形も完全に垂直ではなくかなり斜めの段階で突っ張ってしまっているなど昨季の形になってしまっています。しばらく継続で来ていたので「今季こそは」と期待していただけに、非常に残念です。2番手河野は3回を投げて7安打1死球3失点(7:6:1:1)、3番手大道は2回を投げて4安打1奪三振2失点(3:2:3、1HR)、やはり意外と直球が打者に嫌がられていないところは昨季の頃から変わっておらず、昨季を上回らないと同じでは厳しいのではないでしょうか。4番手塹江はピンチを招くも1回2安打1奪三振無失点(3:1:0)、左打者にも内角へ食い込む球を織り交ぜたいところです。5番手益田は1回2奪三振1四球無失点(0:1:0)、6番手中崎は1回1安打1奪三振無失点でした。 一方野手陣は先発平良に外側からのスライダーの出し入れに左打者が苦しめられ、中盤からはシンカー?気味の球種も織り交ぜられて空振りの山を喫しました。今季初先発の野間が2安打を放ったものの、正直高めの真っすぐという絶好球を思い切り引っ張って長打を打とうとせず、結果としてヒットですが内容としてはちょこんとショートの頭上を押っ付けてのヒットというのは何とも寂しすぎます。昨日も全体的にちょこんと合わせるだけの打撃が多いので打っても単打ばかり、しかも外野手がチャージできるぐらいの打球なので5連打が飛び出しても次の走塁を狙えるような打球でもなく、結果的に機動力も生かせません。かつてもっと鋭いスイングをしていた坂倉が完全に劣化してしまっているのも寂しいですね。結果は出ておらず、低めの変化球で翻弄されてしまっていますが田村のみしっかりとフルスイングできているでしょうか。しっかりと経験を積んでどのように対応していくかを試行錯誤していけるかがカギとなりそうです。 昨日今日と打者の貧弱ぶりが露呈してしまっているように思います。昨季は3連敗しても投手陣は良いものを見せていたので「今季はそれでも良いところまでいけるのではないか?」と記事で書かせていただきました。しかし、今季は投手陣が危機的状況と言わざるを得ず、島内もまた空に向かって投げているような形で投げており、大道もオープン戦での不調が続いている印象、栗林や矢崎もオープン戦そこまで良い投球ができていなかった事、森下が右ひじに張りを訴えていて最悪トミー・ジョンの可能性がある事などを考えると、今季はかなり怪しいのではないか?とまだ明日3連戦の最終日が残っているものの早くも感じてしまうところです。また追い打ちをかけるように新外国人選手2人がそれぞれ負傷で途中交代しており、特にレイノルズは元々左肩の不調で離脱していた時期があり、それが再発した格好ですので一度しっかりと調整した方が良いのではないでしょうか?【4/1まで送料無料!】母の日 お菓子 お返し プレゼント 詰め合わせ ギフト 可愛い スイーツ 洋菓子 お祝い お返し お礼 個包装 のし対応 お供えHFM-30 フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ 21個入
2024.03.31
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