広島カープ考察

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2021.01.15
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『矢崎拓也』

 今回は矢崎について見ていきたいと思います。
2020年は2.5軍で制球力向上に励み、その成果が出ましたが一軍では打ち込まれてしまい、6試合登板で防御率9.39に終わりました。

 まず奪三振率ですが、7.2回10奪三振、二軍では27回33奪三振でそれぞれ11.74,11.00とどちらも投球回数を上回るなど奪三振能力には長けています。
続いて与四死球率ですが、二軍では9四球で与四死球率3.00と改善するも一軍では6四死球で7.04と相変わらず悪い数字となっています。
K/BBは二軍こそ3.67と高いですが、一軍では2.00となっています。
ただ二軍でも全くのノーコンというわけではなくなっており、後は如何にして一軍で二軍の投球をできるようになるかがポイントとなるでしょう。

 続いてbatted ballですが、9:5:4(内F2、3HR)となっておりGB%が39.1%、FB%が43.5%となっていてどっちつかずのように見えますが、LD%が17.4%と非常に高くなっており、タイプ的にはフライボール投手と言えそうです。
そしてこのLD%の異常な高さが問題で、二軍では圧倒できていましたが一軍では捉えられてしまったということであり、被安打数は11安打、3被本塁打という結果として表れています。

最後に球種を見ていきますと、直球が70%、積極的に投げ始めたスライダーが20%、残りはフォークとなっています。
直球とスライダーはいずれも被打率が.333以上となっていますが、直球の空振り率は二桁を越えており、これは2019年同様に高い数字となっています。
そしてフォークも空振り率は20%近い数字を記録しており、決め球として精度を上げることができています。
ただカウント球のスライダーは一軍やフェニックスリーグで見た時は腕の振りが緩い時があり、簡単に見極められがちなので腕の振りを同じにすることが求められます。

 二軍では投球内容が良いモノの一軍ではさっぱりでした。
ただ以前に比べると少しずつではありますが進歩はしており、後もう一歩のところまで来つつあると言えるのではないでしょうか。
大きな課題だったノーコンやフォークの空振り率の改善などは成功しており、後は開きの速さや腕の振りを強く振ることに意識が行きすぎてリリースの位置がバラバラである点、スライダーの腕の振りが緩くなることなど細かなところを如何にして改善することができるかではないでしょうか。
また、フェニックスリーグでは先発に転向して26回11安打16奪三振12四死球で自責点僅か1点となっていますが、四死球で満塁のピンチを作るなど二軍でも待球していれば根負けするということがバレたのかなと思います。
第一段階はクリアしただけに、後はもう一段階の壁を乗り越えたいところです。





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最終更新日  2021.01.15 22:49:27
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