広島カープ考察

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2024.12.03
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カテゴリ: 広島東洋カープ


『滝田一希』

 引き続き、広島の新人選手の1年を振り返ってみたいと思います。
今回は滝田投手、高同様に最終戦にプロ初登板を果たして初勝利を飾りました。
2軍では14試合に登板して防御率2.95の成績を残しました。

 ​ スポナビ ​の成績を見ていきますと、目に付くのは被安打数の少なさにあります。
42.2回を投げて34安打と投球回数よりも少なく収めており、被本塁打数も2本とこちらも少なめとなり、球威を感じさせます(1軍では最速152キロ)。
ただ制球力に課題があり、30四球を記録しているように与四死球率は6.33と、新人記事でも触れましたがやはり制球難というよりかはノーコンの領域となっています。
また、奪三振率は2軍では6.54と低い数字となっていますが、1軍では4回を投げて5奪三振、オープン戦でも4.1回を投げて4奪三振と決して三振を奪えない投手でもないのかな?と思います。
サイト ​によりますと、ゴロを打たせるタイプの投手ではないようです。

 続いて球種ですが、何故2軍での奪三振率が6.54なのにサンプルの少ない1軍登板やオープン戦での登板で決して三振を奪えない投手ではないと思うのかと言いますと、大学時代に魔球と評されたチェンジアップや直球、プロに入って自信を持ったと話しているフォーク(​ 記事 ​)で空振りを奪う事ができています。
また、先程掲載させていただいたサイトによりますと、左打者からは三振を奪えているようで、右打者への投球が課題となってきそうです。
ちなみに左打者からはゴロも多く打たせられており、左打者に無類の強さを発揮しています。

 最後に投球フォーム(​ youtube ​)ですが、こちらの動画を見るとシーズン中にフォームを改造していた事が分かります。
個人的には右足を上げる動作云々(結局足を引き上げて静止した際の体勢は両者同じなのであまり意味ないのではないかな?と思います)よりも重要だと思うのがテイクバックの際の体勢で、変更前は前傾姿勢になってテイクバックを行っているのに対し、変更後は背筋を伸ばしてテイクバックを行っていますね。
以前の肘につきそうなぐらい足を上げる動作を静止してから更に引き上げるように変更した事によって背筋を伸ばす事ができるようになったのではないかな?と思います。
1軍最終登板の際の投球はこちらの​ youtube ​にありましたが、制球力というよりはスムーズな形で腕を振れるようになり、どちらかと言えばフォーム改造によって向上したのは制球ではなくて球威や三振を奪えるようになった事なのではないかな?と思います。
過去記事 ​でも触れましたが、前腕を斜め上へ思い切り伸ばしすぎな点(というよりは前腕が伸びている時間が長すぎ?)やテイクバックが大きすぎてボールを持つ左手が背中側から思い切りはみ出すところが制球を乱している要因なのではないかな?と思います。
結果的に足元の着地とトップの体勢が噛み合わない場面も多々見られ、シーズン中は投げ終わりの形が結構バラけていました。
ただ背中越しから来るフォームだからこそ左打者に強さを発揮できるだけに、そこの良さは失くさずに注意したいところです。

 常廣、高、滝田の3人衆の中で最も素材型なものの、高い潜在能力を秘めているのは滝田なのではないかな?と思います。
ただやはり制球があまりにも悪すぎるだけに、個人的にはかつて広島の在籍した岩見になってしまう危険性も秘めているかな?と思います。
記事 ​によりますと、この変更後の新フォーム固めの為に投げ込みを重ねているそうですが、個人的にはテイクバック中の動作の更なる改善が必要なのではないかな?と思います。
ただ紅白戦(​ youtube ​)では上記の嚙み合わせが上手くいき始めたのか、投げ終わりの形がある程度一定になってきており、前膝も突っ張って左足も思い切り蹴り上がるようになってきました。
個人的には更なる矯正(テイクバックをもう少しショートにしてトップの時には左手を頭の後ろに隠れるように)をして欲しいのではありますが、とりあえずこのフォームでどこまで制球が改善されるのかを様子見しても良いのかな?と思いました。
個人的には日本人MLB選手のパイオニア的存在である野茂英雄氏のような荒れ荒れながらも152キロの直球と縦の変化球2種類で空振りを奪う投手を目指して欲しいところです。
現状でも対左打者のリリーフならば役割をこなせるのではないかと思いますが、まだ2年目なのでやはり大きく育って欲しいなと思います。







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最終更新日  2024.12.03 00:31:52
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