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2019.08.07
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あなたの将来を思って。

あなたが のちのち 苦労しないために。



あなたの。 あなたの。  あなたの。  あなたの。



母親は。 

ああ、わたしは。 


「あなたのため」を何万回も振りかざし、お子を自分の思い通りにしようとしたことがある。

お子の幸せを願わない親なんているはずがなくて、
それはもちろん、紛うことなく本当の気持ちだし、決して嘘ではないのだけれど。

親子といえど、全く別の人間である お子の幸せの在り方を、わたしにわかるわけがない。

たとえ親子と言えど。 いいえ、むしろ親子だからこそ。

わたしにわかるのは、わたしの知っている幸せで。わたしから見た、わたし「だけ」の幸せで。







スープが冷えるのを待つ間に、パンの準備をしましょうね。 SURIPUのブール(小)。




わたしが心配したくないから。
わたしが安心していたいから。  わたしが傷つきたくないから。
つらい姿をみることは、わたしが怖いから。  わたしが 耐えられないから。 


本音は、こっちだ。


全てを見破られる時が来る。

早い子と、ゆっくりな子がいますね。

強い子は、思いっきり反発するのでしょう。 (とても健全なこと)

優しい子は、限界まで 我慢をするのでしょう。 親が、させてしまうのでしょう。




何にもわからなくて。 自分はちゃんとやれていると思っていて。  驕り高ぶっていて。


全部全部間違っていた、ってわかった時・・・  わたしは、空虚になりました。





わたしのしてきたことの、全て。 信じていたことの、全て。 溜め込んで来たものの、全て。

捨てた。 捨てた。 こんなもの、こんなもの、すべて、全て、全て、全て、嘘だ!!! 

捨てても、捨てても 出て来るんだよ。  出口が塞がれていた傷口の膿みたいに。 


溜め込んだものは、心の澱。


ごめんね。 ごめんね。 ごめんなさい。  ごめんなさい。  ごめんなさい。





ものに? 家族に? わたしの人生に?

わたしがダメな人間だったせいで傷つけてきた、何もかもに。






冷たいスープの朝。盛り付け画には、何やらおしゃんなあしらいが乗っかっていますけれど・・・





自信を失えたことは、本当に、良かったです。  感謝しかないのです。

あの時は、もう、
自分など生きてる価値もない、と。
跡形もなく消えてなくなってしまいたいような気持ちしかなかったけれど。



わたしが自信を喪失したところから、家族のあり方が 変わった。


おとーさんがいてくれて、あの時、本当に救われた。
息子は、自分の選んだ自分の人生を、見違えるほど生き生きと 歩み始めた。

自分の意思で選ぶことのできる「家族」って。 誰にとっても、実は「配偶者」だけ、で。
そして、最後まで一緒にいられる可能性があるのも、配偶者。 旦那さんだけなんだ。

そこにも気づきました。


お子の可能性を伸ばしてあげたいと思うのは、
どんなに時代が移り変わろうとも、過去も、未来も、親心の常ですけれど。
わたしも 長いことずっとずっとずっとそう思っていましたけれど。
それこそが親の務めだ! とまで 確固たる信念でいましたけれど。

お子は、「お子の求める」適切なサポートによって お子自身で伸びてゆくのだと思います。

お子本人の力で、伸びてゆく。

親のしてあげたいサポートではなくて。子の求めるサポート。そして、子の求める「愛情」で。

そこが大きくズレていたことに気づくことができたのが・・・ あの、4年前の夏でした。


ずいぶんと、遅かったと思います。 

ごめんね。 ごめんね。 ごめんね。

謝っても、謝っても、謝り足らない気がして、涙が出た。 

泣けばいいとでも思っているのか!

そういう自分も大嫌い。 捨てる! 捨てるんだ! そんな自分ひっくるめて、何もかも。







ごめんなさいね、ガスパチョ。 やっぱりネギしかなかったわ(笑)



ちょうど、こんな暑い日だった。

ふと「捨て」の手を止め、窓の外に目をやると・・・ あれ もう夕方か。 
晩ご飯の支度に取り掛からないと。 続きは、また明日。 そんな日が2週間ほど続いた。

日中、何も食べずに、捨てていた。 空腹なんて、感じない。 1日が、あっという間だった。


夏が来ると、思い出す。


夏は、嫌いだ。  あの痛みが、蘇る。


わたしの「捨て」は、
タレントさんが微笑むカラフルな表紙の主婦雑誌に提案されるような、
爽やかで、ニコニコと楽しい、キラキラママのお片づけ、では なかった。

ノウハウを、順序立てて素敵にお話しできるような、そういう美しいものでもなかった。

自分と物とを引き剥がすみたいな捨て方、だった。 禊だった。

捨てや片付けに関して語り出すと、ほとんどの人と気が合わないのは、だから無理もないの(笑)



あそこから。


わたしは成長できただろうか。 むしろ劣ってしまったのだろうか。


まだわからない。


一歩、一歩、毎日 生きるだけ。  ベストを尽くすだけ。


ものを手放す時がそうなように。  人生の最後に、きっと 全て、わかるんだろうな。






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最終更新日  2019.08.07 08:51:46


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