５１歳。もう「高見え」なんて。の、お話。

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2022.03.31

テーマ：オシャレ大好き(190720)

カテゴリ：ミニマル　ワードローブ

わたくしの、春に着る服　２０２２。

コートやニットが姿を潜めた、ミニマルな春の服２０２２、です。

右の端に１本余っているのは、

今着ているギンガムチェックのワンピースのハンガー。

お洗濯して戻ってきたら、

２枚の黒のワンピースの間にこれを掛けましょうね　( ´▽｀)

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

服は、景色だな。　　

美しく整ったワードローブとかけまして、

そのこころは。

どちらも「絶景」です。

７分咲き？８分咲き？　の桜の枝に、かわいい鳥がとまっています。　わかるかな？

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ミニマル・シンプルライフ界隈において。
少ない服で暮らしておられる方はもはやめずらしくなく、
たくさんたくさんいらっしゃるのだけれど。

わたしのワードローブに何か特徴が、

ちょっと独特なところがあるとすれば、

「カットソー」を所有していないところ、かな？　( ´▽｀)

カットソーは、わたしの暮らしの頻度で着用・洗濯すると、

取り扱いに十分に配慮したとしても
やはり長持ちはしない。

大切にしていても、すぐに「部屋着の様相」となってしまう。

もしも５０００円のカットソー３枚買うなら、
１５０００円のシャツかブラウスかワンピースを買う方が、

はるかに長くきれいな状態で、気持ちよく着ることができます。

それがわかったから、

自分で暮らしてみて、よくわかったから、

今のわたしのワードローブには、

「カットソー」が、１枚もないのです　( ´▽｀)

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

服の「高見え」というのを、あなたは目指したことはありますか？

そしてそれを「成功」させたことはありますか　( ´▽｀)？

プチプラでお安く買った服を、
本当の価格よりももっといいものに見せたい。
「高い服」のように（他者に）見えて欲しい！という、あの気持ち。

わたしは、若い頃、とてもありました。

成功したことは、多分ありません。

成功しないのは、服の ~~ちゃちい~~ せいだ！と思っていたけれど、

本当は「人間側の問題」なのだろうと。

わたし側の問題なのだろうと、わかります。

今なら　わかります 　(；▽；)

「高見え」も「安見え」も、
なぜそう見えるのか、というのは、
服や靴、バッグなど、物体側がどうであるか、ではなく、

身につけたその人がどうであるか。

わたしなら「わたしがどうであるか」ということ、なのですもの、ね。

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

少ない服や靴で暮らしていると。

「高く見られたい！」であるとか、

「自分以外の誰かからこういう風に見られたい！」

そういう願望って、なぜだろう、どんどん薄くなってゆくのです。

そういう気持ちを自然と手放してゆける。

それをどこで買ったのか、とか、
高かったか、安かったか、とか、

それはね、もう、誰より自分の心が。

心と頭とお財布がいちばんよく分かってることだから、ね（笑）

たとえどなたかからどう見えようと、

他者からどう見えるかは、

全てを分かってる自分にとって、

もはや何の意味もなさない。

それよりも大切なのは。　

どこに満足をおくか、で。

本当に大好きか。

すぐに飽きたりしないか。

心を込めてお手入れできているか。

最初のその気持ちを継続してゆけるか、で。

これらは本当に自分にしかわからないこと。

わたしにしかできないこと。

満足できる気持ちや、喜びや、評価？を、

自分の外側に求めようとすることはとても虚しく、しんどいこと。

答えや真実はいつも「自分の内側」にあるのですもの、ね　( ´▽｀)

高見えを目指すとすれば、それはもしかすると、

ひとつ前の時代の、

何かと頑張って勝たなくちゃならなかった時代の、

いわゆる「地の時代」と呼ばれた時代の。

古い時代の「古い価値観」？　なのかもしれません。

今着られる服が、全部、ここにあることの安心。

全てを見渡せることの安心。

１着１着に、ちゃんと心が行き届く、この感じ。

服の収納どうしよう、とか、どうやって片付けよう、とか、

もうここ何年も考えたこともないです。

少ない服やものでの暮らしは、さみしい暮らしではありません。

「安心」に満ちた、楽しい暮らしです。

風通しの良いこの心地よい暮らしを、わたくしは。

これからも、ずっと、続けたい。

いいえ、もう、

続けようと頑張らなくても、自然と続くのでありましょう。