バークレー生のひとりごと

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東大生とバークレー生が書いた進路のすすめ

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2005.05.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
いや~、かなり久しぶりの日記です。

皆さん、お元気ですか?

ここ2週間ほど、
テスト勉強でかなり追い込まれてまして・・・。
もっと前からコツコツやってりゃなあ~って
いつも思うんですけど、
なぜか「まだ大丈夫!!」っていう何の根拠もない理由で
自分を甘やかせてしまうんですよねえ~。

は~、真面目な留学生にならなきゃね。



なんかテストがすべて終わったみたいな雰囲気出てますが、
実は、まだ金曜日にもうひとつ残ってるんです(笑)

「ゲーム理論」っていうクラスなんですけどね。

このクラスは、テスト勉強をはじめた時は、
どうなるかと思うぐらい”ヤバイ”クラスだったんです。
(ヤバイ≒あまり勉強していない→焦り指数85
 *焦り指数とは、30を超えるとやや不安な気持ちに襲われ、
  一般的に60を超えると、非常に危険な状況を指します。
  これがさらに進行し、75を超えると、
  先行きの見えない不安から、腹痛に襲われ、
  それまでの生活習慣を猛省する事が出来ます。


ですが、友達のナイスフォローと
”気合”と”根性”で死ぬほど勉強しまして、
なんとか明るい希望が見えてきて、
少し余裕が出てきたんです。
(フッ~、よかった~ ありがとうジェームズ!!!)


(油断するな!!って感じです 笑)
今日は久しぶりにブログ書いてます。


何について書こうかなあって考えてたんですけど、
やっぱり、今の僕にとってホットなトピックという事で、
今日は、「テスト勉強」について書こうと思います。


そもそも、テストって何なんでしょうか。

まず、作る側(先生)と受ける側(学生)がいて
試す側(先生)と試される側(学生)がいるんですよね。

大学のテストを例に取ると、
教授は、何を試すかって言ったら、
自分が教えた事をきちんと理解しているのか、
このクラスの単位を与えるに相応しい知識を、
この学期を通して身につける事が出来たのか。
そんな事を試すわけです。

もちろん、言うまでもなく、
中学や高校の定期テストの趣旨も同じわけです。

まあ、簡単な”確認”の作業です。


では、それに対して、学生はどのように対応するか。

たぶん、大学で単位を取ることや、
中学や高校で言えば、赤点を取らないようにするのって、
そんなに難しい事ではないと思うんです。
ある程度、真面目に勉強したら、
典型的な大学生のように、
単位が足らなくて焦ることもないでしょうし、
中学や高校で欠点を取る事もないと思うんです。

だから、今日考えたい内容っていうのは、

テスト勉強面倒くさ~い!!!
テストなんかなくなればいいのに~!!!

っていう議論ではないんですね。


テストって、もし可能ならば、
良い点数で、優秀な成績を修めたいわけですよね。
100点とっても、決して悪い気分にはなりませんし。

そして、実際、テスト勉強では、
少し強引な言い方をすると、
出来る出来ない、やるやらないは別にして、
気合を入れてテスト勉強する学生は、
(単位を取るためや赤点を逃れるためではなく)
自分自身の何らかの目的・目標のために、
良い成績を目指して努力するわけです。

アメリカでは、大学院に入学する時に、
大学の時の成績が重視されるので、
大学院へ行くことを目指している学生は、
必死になって勉強します。

僕なんかも、
将来はビジネススクールに行くかもしれないので、
成績は、それなりに気にしています。

ある中学生は、良い高校へ入るために
内申点を気にして勉強するだろうし、
昔の僕のような高校生ならば、
良い成績を取って
褒められようと努力するかもしれないですね。

自己欲求のためだけに努力する人もいるだろうし、
理由なんて、
数え上げられないぐらいあるはずです。


でも、よくよく思い返せば、
本来のテストの意味って、
「今まで習った事を本当に理解していますか?」
っていう単なる”確認”にすぎないんですよね。

だから、極端な言い方をすると、
何も気合を入れて、テスト勉強する必要なんてないんです。
きちんと勉強していたら、
とりあえずは、パス出来るんですからね。

ところが、
そういう単なる確認の作業の結果に対して、
色々な人間が、色々な付加価値をつけてしまったものだから、
テストの本来の目的が
よく分からないものになってしまったんです。

もちろん、テスト結果が
”点数”という”数値”で表現される以上、
なんらかの付加価値を生むのは仕方がないと思います。
実際に、その数値が、
その学生の”一部”の能力を表しているのは事実ですし。

ただ、だからと言って、
テストでいい点数を取ることが、
「勉強する」事の目的だと勘違いするのは、
かなり馬鹿げた話ですよね。

そんな事分かっているよって言われるかもしれませんが、
実際、僕の周りのバークレー生や
日本の大学に通っている友達を見回しても、
そういう人は、意外に少なくないんです。

だから、日本の多くの中高生も、
「勉強する」って言う本当の意味を、
分かっていないんじゃないかなあって思ったりしちゃいます。
高校生当時の僕は、
少なくとも全然分かってなかったですしね~。

そういう意味では、
「なんで勉強せんとアカンの?」
「勉強したらどうなるの?」
「勉強したら、偉くなれるの?なんで?」
っていう小学生の質問って、
的を得た質問すぎて、本当に驚かされますよねえ。

「うん、それぞ、まさに論点だ!!」



では、本当の意味で「勉強する」って
どういう事なんでしょうか。

「テスト勉強」を通じては、
本当の意味での「勉強」って出来ないんでしょうか。

どうして僕は、
テスト勉強をしょうもないと思うのでしょうか。


今日は、これらについて話したかったんですが、
そろそろ学生の本業に戻らないと、
金曜日に冷や汗をかくことになりそうなので、
これに関しては、次回のブログにまわす事にします。

あ~、前置き長すぎたかな??(!)


ちなみに、なんか偉そうな事を言っている僕ですが、
ぶっちゃけたところ、
明後日にテストを受けるゲーム理論のクラスからは、
抽象的な考え方や、数式に対するセンスなど、
本当に多くの事を学んだのは事実ですが、
残念ながら、
僕の定義する本当の意味での「勉強」という観点からは、
あまり多くの「勉強」は出来ませんでした。

どうしてなんでしょうね・・・・


って、自分ではよく理由わかっているんですけどな~

これが理想通りには、出来ないんだよな~(笑)


では、お勉強に戻ります。





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Last updated  2005.05.19 19:11:19
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