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二十代の頃は、渋谷の幡ヶ谷でデザイナーをしてて、
「私、何日でも徹夜して仕事の締め切りに間に合わせる事ができるの」というのが
友人への自慢だった。
48歳になった今、仕事はリタイアし、確実な体力の衰えを感じている。
あの頃は8cmヒールパンプスで、全力疾走ができた。
今は、ヒールスニーカー(正式にはパンプススニーカーというらしい)の履き心地の
良さに、すっかりはまっている。
昨日は、何だか疲れて日記も書けなかった。
母を見て思う。老いたなぁ・・・哀しくもある。石川啄木の『三歩歩めず』を思い出す。
私も、生きていれば更に歳を重ねる。
母の老いは、私の勉強になる。
そして、若い頃は気付かなかった『お年寄りへの思いやり』という漠然とした言葉が
現実を帯びてくる。
そうなのだ。若い頃に気付かなかった事はたくさんある。
現実を生きるとは、そういう事なのだ。