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ムリクリ日曜日の日記を書いてみる。
わたくし、中学・高校時代はブラスバンド娘でして。
思い出してみると、よく練習してたなーと。
が・・・中学時代の癖のある吹き方が原因で高校では伸び悩み、
おまけに最後の演奏会の時期は絶不調、本番で失敗もしてなんとなくトラウマ化。。
結局、後輩達の演奏会にも顔を出さずじまいで20年近くきてしまいました。
で、このほど、高校卒業後ちょうど同じだけ生きた記念として(?)
母校の演奏会を聴きに行ってきたのです。
仲間が見つからず、たったひとりで
母校のある町に行くのも久しぶり。
道がすっかりかわってしまって、あんなにアタリマエだった市民会館までの道を
迷った自分がなさけなし。
でも市民会館自体は、20年前とちーとも変わらず、ふるーいぼろーい姿を
晒していてなんだか和める。
んがっ!
入ってびっくり、中高生の山!!!
ってあたり前なのだけど、一瞬場違いさにドン引き。
でも、「あんた、彼らの父兄として全く違和感ありませんから!」と慰め(?)を入れ、
がんばって前の方の席へずいずいと。
ものすごい盛況。
市民会館の大ホールを埋め尽くす観衆に、我々の頃とは違う、コンクールでも受賞常連の
後輩達のすごさを思い知る。
<1部>
吹奏楽の定番曲のほか、委託顧問であるプロ奏者をソリストにしたトランペット協奏曲、モアイ・ナスカ・マチュピチュに続く「古代遺跡特集」の4作目の吹奏楽曲
「地底都市カッパドキア」などの大曲も。
うまい!音が厚い!
規模も大きくなり、安定感のある演奏。
私たちの頃は学生指揮者だけだったけれど、顧問の先生が指揮を振っているのも驚き。
そして今年4年目という、プロのトランペット奏者の委託顧問。
やっぱり、こういうオトナたちの指導あってこそ技術も伸びるのかもね・・・と、
自分たちを振り返って少し残念にもなる。
<2部>
懐かしき「ディスコメドレー(愛が全てさ、ホットスタッフetc)」、私も大好きなサウンドオブミュージックの「私のお気に入り」(ジャズバージョン)、
で気分はすっかりうきうき♪
続いて、中学生のときに演奏した「ディズニーメドレー」。ソロまわしや細かいフレーズも結構覚えていて、なんか涙が出そうになる。
そして、器楽劇「星の王子さま」。
王子様(ファゴット)は、バラ(オーボエ)を探して旅をしている。
むかし、一度だけバラと一緒に演奏した音楽が忘れられずに。
王子様は、その旅の中で、ただ楽譜を追って演奏するのでなく
「心を合わせて演奏する」ことの幸福を知る・・・・
という、学生たちの独自のストーリーでの演劇付。
ちょっと肝心の演奏が少なかったかなとも思うけれど、劇中曲がとても綺麗。
そして、ああそうだ、演劇も盛んな学校だったな・・・なんて高校時代を懐かしむ気持ちもあってしみじみとする。
王子様役の女の子がかわゆい♪
どの曲も、のだめ風の、そしてもっと複雑で高度な「楽器首振り演奏」付き。
のだめは吹奏楽フィーバーに一役買ったよね。
ところどころでダンスや芝居も器用に入れている。
最後の曲は、エビスビールのCM曲で有名な「第3の男」(サンババージョン)。
もー!
パーカッション担当が大爆発。ものすごく楽しそう。
ラテンバカになってしまった現在の私が見ると、ラテンぽくないぴょこぴょこした
ノリの子も多くちょっと笑ってしまうのだけど、
とにかく「楽しい!」パワー全開なのがめちゃくちゃ心地良い。
そして、まだ1年生だという男の子のソプラノ&アルトサックスソロにぞくぞくする。
うまいよ~マジで!!!どの曲でも大活躍だし、優等生演奏になりがちな吹奏楽奏者らしからぬ
ジャズっぽさだし、自力で習ってたりするのだろうか?
<アンコール>
まさかのT-SQUARE、「オーメンズ・オブ・ラブ」!
私たちの頃でも既に若干懐かしい気分が入りつつ、アンコールの定番曲だった1985年作のこの曲を、2009年の演奏会で聴けるとは・・・・
本気で懐かしく、おばさんは涙ぐみながら手をたたく。
懐かしき曲のようつべ ☆
そして最後の最後のアンコールは、ラテンの定番、「キエン・セラ」。とにかく激しく、盛り上がる演奏で、最後まで突っ走る。
私の隣に座っていた、いかにもお父さんに連れてこられました風の
恐らく出演者の兄弟であろうジャージ&ボーズ頭の高校生。
終始つまんなそう、演劇なんて恥ずかしくて身もだえする!様子アリアリで、
あーこういう子が隣だと萎えるなーなんて思ってたんだけど
みんなが手拍子を始めると、律儀に小さく手拍子していてかわいかった
全ての演奏が終わったところで、顧問の先生が来年度から異動で高校を去ることが
伝えられ、演奏者・観客からすすり泣きがもれる。
私も思わずもらい泣きしそうに・・・
って、私はもちろん、その先生初めて見たんすけどね!!ギャパ(*ノ∀`*)
3年間やってきたこと、出会った人たちを思い出しての涙だっただろう。
私も、自分の「そのとき」を思い出すだけで、やっぱり涙が出そうになる。
これだけの演奏を作り上げるには、本当にたくさんの努力をしてきたはず。
おばさんは、彼らに手が腫れるほどの拍手を送った。
キャッホー!と叫びそうだったが、周囲の中高生を慮ってやめといた。
思えば、高校時代なんてほんとにたった3年だ。
小学校から数えても、音楽ばかりやっていたつもりでいた私の人生は
音楽から遠ざかってからの期間の方がもはや長い。
でも、彼らの中には、きっとこの経験をきっかけにミュージシャンを志す人もいるだろう。これだけの情熱をかけたものは、きっと後に残る。なんて大事な3年なんだろう、と思う。
彼らの「素直なパワフルさ」に心底圧倒された私は、
「母」目線で彼らをよくやったと褒め称えたいのか
自分の時代を重ね合わせておセンチになりたいのか、
なんだかよくわからないくっちゃくちゃの気分で胸いっぱいになりながら
帰路に着きました。
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bamboleoふたたび 2009年12月12日 コメント(4)