Serene state of mind

Serene state of mind

2015.03.12
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カテゴリ: 音楽10行エッセイ
―完全に出遅れ ですが
SING LIKE TALKING の皆様が登場されたFM802公開生放送と SALT&SUGAR のライブ観覧の後、2/22の簿記検定に向けて追い込み勉強に。
SALT&SUGARのライブレポが 翌々週 になったのもそのためですが。
Anthology 」は当日に手に入れましたが、その割にあまり聞けていませんでした。

モデル:公開生放送中の一コマ2015

蓋を開けてみて、なぜ外されたのかと意外に思った曲がいくつかあったのは事実、一方…
正式に 1996 年に入ってすぐ、初めてSLTのライブに行ったのは翌年。
なぜか「 Forever 」を聞いて、そのライブの記憶が急に蘇ってきました。
なぜ他の曲ではなく「Forever」なのかは分かりませんが…
1996年以降、過去作品もランダムにですが少しずつ集めていきました。
1枚として同じカラーのアルバムがないことが彼らの音楽性の幅広さを物語っていること・しかしそれは決して"とっちらかっている"ということではないと気付くには、もう少し時間が要りました。
私がうつ病になった時と、SLTが活動休止状態になった時期がほぼ同じのため、その背景・および、どういう気持ちで復活を迎えたのか、ということは2010年代になってようやく分かり始めた次第です。
そして 迎えた25周年―
認知されるのに時間がかかったSLTですが、 ジェフ・ポーカロ の励ましやスタッフの支えを信じて頑張ってきたいきさつも、その前後に知りました。
デビュー当時のSLTを知るはずもない私としては、 初期の頃からのファンの方々・スタッフの皆様方に改めて敬意

また、初めてSLTのライブに行った 1997年 AGHARTA のメンバーや SALT さんがステージにいらっしゃいました。
25周年ライブでも、SLTの3人+サポート、ではなく、バンドとして一体となったステージを観ることができました。
大村憲司 さんや ブッチャー浅野 さんなど、もう会えない人もいますが…
そういうミュージシャンの方々・スタッフの方々だけでなく…  (以下順不同)
小田和正 さんや 山下達郎 さんのような先輩アーティスト、
今作のマスタリングを手掛けた Stephen Marcussen のようなエンジニア、
SONYが音源の権利を持っている曲の方が多いにもかかわらず現在の所属のUniversal主導で「Anthology」の制作を進めることを了承したというレコード会社、
佐藤竹善 さんが番組を持ってきたところも含めたラジオ局、
銀座の 山野楽器 音楽処 (竹善さんのツイッターをご覧あそばせ) などレコードショップ、
1991年から彼らを見つめてきた音楽インタビュー誌「 Cast 」の 笹川清彦 氏や、 「栗本斉の『温故知新 聴き倒しの旅』」 (今回、ネット上で見た数ある関連記事の中では一番共感) のようなライターも含めると
―SLTの皆様はズバリ"「人」に恵まれている"とこの度感じております。

色々な音楽フェスに参加・また「 Cross Your Fingers 」や「 Saltish Night 」のような場を自ら設けることで、人と人がつながることで音楽の化学反応が生まれる場ができます。
これが今後、SLTの音楽にどう影響するかは彼らのみぞ知る…ですが、
いつか SALTさんや 小曽根真 さんに教えられた「 いい音楽は信頼とハートと楽しむことから生まれる 」ということを私が目の当たりにできるのは、こうして見るとやはりSLTのおかげで、
私にとっては 、SLTのファンでよかった、というより「 音楽への扉を開いてくれたのがSLTでよかった 」と心から思います。

その竹善さん、 3/7 に東日本大震災復興支援単独行脚「 北郷想 」東京公演。
その前の日のラジオで、 3.11の前に東京公演をやることで帯を締め直して、この先もコツコツ …という旨のことをおっしゃっていました。
近畿地方では滋賀県で開催されていますが、近いうちに関西にも来ていただきたいものです。





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最終更新日  2015.03.14 11:56:25コメント(0) | コメントを書く
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