今晩、「鉄道員」がBSで放映されます。1956年のイタリア映画です。
最初に見た時に、少年が父親に向かって、「男と男の約束だよ」というシーンに感動しました。イタリアでは、子どもが父親にむかってこんな事を言い、父親もそれを当然と思っている雰囲気に、鳥取県の少年は感動したのであります。
もう一つは、ピエトロ・ジェルミという俳優のかっこよさです。この作品と、「刑事」しか見ていないのですが、少年の私にとって、ピエトロ・ジェルミという人は、「カッコいい男とはどんな人なのか」という具体的な例となりました。
ただ、当人がそのかっこよさに接近しようという努力を全くしなかったために、現在では、ピエトロ・ジェルミとは程遠い男になってしまったことは、かえすがえすも残念な事ではありますが。
今の若い人たちには、ピエトロ・ジェルミはどう見えるのでしょうか。
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