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2014.08.21
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カテゴリ: 旅

ドイツ 10日間ツアー所感(まとめ)

先般(小一年経ってしまったが)のドイツ旅行/過去のドイツ出張ひっくるめてのドイツ思いつくまま

  • 先般のドイツツアーは"全食事付き"。 なんか"お得"なような気がするが、振り返ってみると、宿泊する周辺で外食出来る様なロケーションのホテルは一つも無く、ホテル内のレストランも好き勝手にオーダー出来る様な体制が整っているところが殆ど無かった。 田舎エリアのホテルは当然だが、都会で泊まったホテルも都心から離れたものばかりだった。 ツアー価格を抑える為であろう。 結果としてお仕着せの"全食事付き"になっている・・・と言ったところ。 
  • ドイツで飲み物を注文すると、必ずグラスにメモリが付いている。 飲食店ではそのメモリ以上をサーブしなければならないと言う法律があると聞いている
  • 日本ではウォシュレット無しのトイレには入りたくないほど馴染んでいるが、海外ではお目に掛かったことが無い。 今回は携帯ウォシュレットを購入して持参。 大活躍。 必需品だ。
  • 日本では20年ほど前から当たり前の様に普及しているウォシュレットと電子(Copy)ホワイトボード。 何故海外で全く普及しないのか不思議。 海外での会議では未だにめくり式の模造紙(名古屋で言うB紙)を使っている。
  • 一時は年がら年中ドイツ出張をしていた。 仕事の後、レストランに招待されることが多かったが、仲良くなると時々自宅に招待された。 将来されてもまずは手の込んだ料理をふるまわれるが、何度も行く内、"今日は普通の晩御飯を食べてみろ"と云うことが有った。 テーブルの上に数種類のハム、数種類の薄切りチーズ、レタスの山が並べられ、ドイツ風パンとともに食する。 朝食と同じみたいな品揃え。 ドイツの奥さんって調理をしないのかね?  確かに、彼らは外食の機会が多い様な気がする。
  • ドイツの出張先は以前にも書いた田舎町Stadthagen(スタットハーゲン)の郊外の工業団地。 春には応接室の窓外に、見わたす限りの菜の花畑が広がる。 日本の様にあぜ道に仕切られてチマチマと細切れの畑ではなく、本当に連続した見わたす限り。 農業の方法が違うのか、土地の所有の形態が違うのか、本当に大らかで伸び伸びした風情が心地良い。
  • 出張中のある夜、クラシックのコンサートに招待された。 Hanover(ハノファー)の市内。 地下鉄に乗って、少し歩いて古い教会へ。 入口は、特に飾ったりポスターなどがあるわけではなく、小汚いおじさんが、手書きの様な席番が書かれたチケットの"もぎり"をやっている。 中には堅い木の椅子が並んでいる。 一番前の中央の一番良い席。 ・・・で、弦楽四重奏が始まると、チェロ?を弾いているのはさっきの"もぎり"のおじさん!!!   時差ボケの上に美しいビバルディや何かを延々と聞かせてくれると、もー眠くて眠くて・・・でも最前列だし招待してくれた方にも悪いし・・・必死に起きていたが、辛かった~!!    日本でクラシックのコンサートなんて言うと実に大仰で格式ばり、一部のコアなファンのものである感があるが、ドイツではクラシックが街に、市民に根差していることを痛感した。
  • 今回のツアーで、大きめの都市には路面電車=トラムが普及していて浮き浮きした。 Hanover(ハノファー)には、地下鉄兼トラムが有った。 数両編成で、都心部は地下鉄だが、都心を離れると路面電車になる。 地下鉄区間の駅にはプラットフォームが有るが、路面電車区間では低い(縁石程度の高さの)停留所に降りることになる。 この為、地下鉄区間でフラットになっているドア回り床が、路面電車エリアになると自動的に下がってステップとなる。 合理的/実用的だし、上手いことで来たメカニズム(車両のタイプにより幾通りかあったと思う)がとても楽しい。 やはりドイツはメカに強い。
  • オクトーバーフェスタ・・・一度出張でミュンヘンに行った際、丁度オクトーバーフェスタの最中だった。 市内の大公園? に大きい体育館レベルのテントがいくつも作られ、内は大酒宴。 その周りには仮設遊園地が出来、観覧車からジェットコースターまで、大々的/本格的アミューズメントパークとなっている。 ともかくスケールがでかい。
  • ファーストクラス・・・2000年頃までは、仕事での出張は原則ビジネスクラス・・・と云う会社が普通だった。年中ビジネスクラスで出張していると、チェックインする時に、たまにファーストクラスにアップグレードして貰える。チェックインカウンターで、"アップグレード出来ます"と言われると、同じ便に社長とかが乗っていないことを質問/確認の上、乗っていなければアップグレードして貰う(社長と一緒にファーストクラスなんかに乗ったら、気疲れして堪らないので)。

ファーストクラスは、シートがフルフラット(当時のビジネスクラスはフルフラットではなかった)になるので10時間以上のフライトでは極めて楽。 

一方で、あまり心地良くない面もある。 飲み物が空になると、呼ばなくてもすぐに次の注文を聞きに来る。 終始見張られている感じで、気持ち悪い。 鼻くそもほじれやしない。 

食事はコース料理なのだが、"食べたい時にいつでも声を掛けて下さい"・・・と言われ、時差が有るのでいつ食べたら良いのかタイミングに迷って声を掛けられないまま目的地に到着してしまったことが有る。 お仕着せで決まったタイミングに提供された方が気が楽。

  • クリスマスマーケット/ホットワイン・・・11月になると大きな町でも小さな町でも中央広場がクリスマスマーケットで埋められる。仮設メリーゴーラウンドも。 クリスマスマーケットではホットワインが定番。 アルコールを一滴も飲めない私も、勧められて断り難く、一口飲んでみた。 口当たりは良い・・・が、案の定、気分が悪くなり、頭痛が始まり、連れ帰られた。
  • 森の仲間たち・・・食後、よくディナーに連れて行ってもらった、多分、高級なレストラン・・・おすすめ料理は"森の仲間たち"。 イノシシ、うさぎ、鹿肉の料理から選択。 有難げだが、牛肉、豚肉の方が柔らかくてジューシーで美味い。
  • ドイツとは限らないが、飛行機に乗るとチョクチョク預けた荷物が行方不明になる。 でも、必ず後で戻って来る。

ある時、イギリスで仕事を終え、土日をアムステルダムで過ごし、日曜の夜にドイツに着いたらスーツケースが来ていない。 月曜日からドイツで仕事なのに、スーツが無い。 やむを得ず、漫画の描かれたトレーナー姿で小さくなって出社。 すると、間が悪く、当日、ドイツ法人の役員会議で、役員昼食会にゲストとして招待されてしまった。 バツの悪いこと甚だしい。

スーツケースはその夜、ホテルに届いた。

ドイツの仕事を終えて、Hanover(ハノーファー)の空港からロンドン(ヒースロー空港)経由で日本に帰国することに。 Hanoverの空港で、ボーディングが2時間ほど遅れ、漸く乗り込んだが1時間ほど出発しない。 その内に、その便は欠航とのことで、フランクフルト便に乗り換え、フランクフルト~ロンドン便に乗れとの指示。 預けた荷物は? と訊くと、大丈夫との返答。 そしてフランクフルトまで飛んで・・・みたら、ロンドン悪天候の為、ロンドン行は欠航だと!!  ロンドンの悪天候なら、何処を経由しようと行けるわけないじゃないか!!!???

ロンドンに行こうとしていた乗客達は、職員に、"ロンドンにはいつ行ける?""ホテルをとってくれ!"と詰め寄っている・・・が、私はロンドンなんかどうでも良くて"日本に帰りたい!"。 そう云うと、"フランクフルト~日本直行便が有るので少し待て"・・・で、待った結果、"席が取れた。 喫煙のエコノミーか、禁煙のビジネスクラスか?"・・・と訊かれて煙草を我慢して禁煙のビジネスクラスを選択。 "ところでHanoverでチェックインした荷物は?"と尋ねると"もう判らない"・・・またもや荷物失踪。 帰国して数日後に届いたが。

  • 人種差別・・・ドイツ、アメリカ、日本の各研究所のメンバーで、ドイツで2週間にわたり新しいシステム開発のブレーンストーミングが行われた。 日本代表は私、アメリカ代表はベトナム出身のアメリカ人。 元ベトナム人ベトナム戦争中に祖国を脱出し、難民として流れてインドネシア経由でアメリカに渡ったという経歴を持つ、とても知的で上品な紳士。 ある夜、私と元ベトナム人で、ファミレスの様な大衆レストランに入った。 ウェイトレスの若い女の娘が、食器をテーブルにガシャンと音を立てて置いた。 すると、元ベトナム人が私に"あの娘は失礼だ"と云うので"高級レストランじゃないから・・・"と答えて話は済んだ。 その後、食事の途中に彼がポツリと"私は彼女を許す"・・・と言うので、何事かと思ったら、"彼女はほかのテーブルの白人の席でも同じ様に食器を置いたから"

彼は、大変な苦労をしてベトナムからアメリカに渡り、アメリカで一流企業のエンジニアとなった、ある意味成功者だが、有色人種としてアメリカ社会生活している中で、日々、目に見えにくい差別を感じ続けているのだろう。 同じ有色人種でありながら、島国で日本人のみに囲まれて生活し、経済発展に伴い、世界で表向きはチヤホヤされる様になって、日本人は被差別人種であるという自覚が極めて希薄、この面でも"平和ボケ"している。 私も彼にそう言われて初めて自分が被差別人種であることに気付き、ドキッとした。






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Last updated  2014.08.22 19:04:13 コメントを書く


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